主婦起業におすすめの職種ランキング!成功例・失敗例も解説
家事や育児を行う主婦の存在は、家族にとって非常に大切で、欠かせない役割を担っています。しかし、自分自身のキャリアを築いたり、自分らしさを活かした仕事に挑戦したりすることに興味がある方もいらっしゃるかもしれません。
そこでおすすめなのが、「主婦起業」です。主婦起業は、在宅で行える職種や、0円で始められる職種も存在するため、リスクを抑えて起業できるのが特徴です。
当記事では、専業主婦起業におすすめの業種ランキングや、主婦起業の成功事例・失敗事例を解説するため、興味のある方はぜひご覧ください。
専業主婦起業におすすめの業種ランキングを紹介!
専業主婦起業におすすめの業種ランキングを、以下のジャンルに分けて紹介します。
- 資金0円起業できる職種
- 自宅で起業できる職種
- 専業主婦の経験を活かした職種
それでは専業主婦起業におすすめの業種ランキングを詳しく見ていきましょう。
1.資金0円起業できる職種
「起業」といっても大きな資金を必要とせず、0円で起業できる職種があります。
専業主婦が資金0円で起業できる職種ランキングは以下のとおりです。
- WEBライター
- WEBデザイナー
- カウンセラー
- アフィリエイター・ブロガー
- フリマ出品
- YouTuber
- SNS運用代行
0円起業でできる職種は自宅でできる職種が多いため、オフィス契約の費用も掛かりません。お金をかけずに着実に起業したい方は、ぜひ0円起業をしてみてはいかがでしょうか。
2.自宅で起業できる職種
主婦が起業するなら、家事や育児と両立するために自宅で行える職種がおすすめです。さらに、趣味の延長でできるような職種もあるため、楽しみながら仕事ができるでしょう。
専業主婦が自宅で起業できる職種ランキングは以下のとおりです。
- ハンドメイド作品の販売
- フラワーアレンジメント教室
- 占い師
- 動画編集者
- ピアノ教室
- 自宅サロン経営
- ネイルサロン
また、上述の職種は特別な資格がなくても比較的容易に事業を始められるものが多数です。ただし、資格を取得すると「その道のプロである」ことがアピールでき、集客がしやすくなるかもしれません。
3.専業主婦の経験を活かした職種
これまでの経験を活かした仕事は既にスキルが身についているため、大きな負担なく起業できるでしょう。
専業主婦が経験や趣味を活かした職種ランキングは以下のとおりです。
- 家事代行
- 子育て教室
- ヨガ教室
- ベビーシッター
- 料理の作り置きサービス
- 掃除・片づけ代行
- クラフト作家
世の中には、主婦としての経験を必要としている人が多く存在します。例えば、一人暮らしの方の作り置き料理や、共働き夫婦の掃除代行など、需要は多いでしょう。
空き時間を活かして手軽に始めることができ、同時に家族への負担も最小限に抑えられるでしょう。
主婦起業3つの成功例を紹介!
本章では、主婦起業で成功した事例を見ていきましょう。主婦の方でも取り組みやすい事例を紹介するので、ぜひ参考にしてください。
1.得意を活かしてハンドメイドで起業した例
専業主婦のAさんはアクセサリー作りが趣味で、友人や家族に手作りのジュエリーをプレゼントしていました。
友達からは評判が良かったものの、販売する時間や場所がなく、仕事にするのは諦めていました。しかし、オンラインショップなら効率よくハンドメイド作品を販売できるのではないかと考えました。
Aさんは、InstagramやPinterestなどのSNSを活用し、自身の作品を販売することに成功します。友人やフォロワーたちからのカスタムオーダーや、イベントへの卸し販売のオファーも増え、ビジネスは順調に成長しました。
2.カフェ巡りをSNSに投稿しインフルエンサーになった例
主婦のBさんは、空いた時間にカフェ巡りをするのが趣味で、地元や旅行先で訪れたカフェの写真や感想をSNS上で定期的に投稿していました。
はじめは息抜きとして行っており、仕事に繋がるとは思っていませんでしたが、投稿を続けるうちにユーザーの動向が分かるようになってきました。
そして徐々にフォロワー数が増え、地元のカフェやコーヒーショップから無料の試飲や提携のオファーが舞い込むようになり、Bさんはインフルエンサーマーケティングとしてのポジションを確立しました。
3.未経験からWebライターで起業した例
主婦のCさんは、子育て中のスキマ時間を有効活用したいと思い、何か始められることは無いかと思い、Webライターに挑戦しました。
元々文章を書くのが得意なわけではありませんでしたが、クライアント様のマニュアルに従うことで、高い評価をもらえるようになりました。
また、SNSを活用して自身の活動を発信し、フォロワーを増やしていきました。その後、SNSからメディアや子育て雑誌からの執筆依頼が舞い込むようになり、Webライターとしてのビジネスを構築しました。
主婦起業3つの失敗例
ここまで主婦起業の成功事例を紹介しましたが、本章では失敗例を紹介します。主婦起業は誰でも簡単に成功するとは限らないため、失敗した際のリスクを考える必要があります。
主婦起業に失敗しないためにも、ぜひ参考にしてください。
1.占いで起業したが集客ができなかった
主婦のDさんは元々趣味だった占いを独学で学び、占い師として独立しました。しかし、マーケティング戦略ができなかったことが原因で、集客できない時期が続きました。
そもそも占い業界は競合が激しいため、他の占い師との差別化が求められます。Dさんは他の占い師との違いや、独自性をアピールできていなかったと考えられます。
以上の理由から、Dさんの占いビジネスは集客が難しくなり、結果的に失敗となりました。
2.Webデザイナーで起業したが単価が低く疲弊
主婦のEさんは、Webデザイナーとしてのスキルを生かしてフリーランスで独立しました。しかし、Webデザインの分野は競争が激しく、Bさんは安価な料金で案件を引き受けてしまいます。
その結果、作業の効率化やクオリティの維持が難しくなり、Webデザイナーを続けるのが困難になりました。
3.自宅で子育て教室を開いたが家事との両立ができなかった
Fさんは子育て経験を生かして自宅で子育て教室を開きましたが、次第にバランスが崩れ、起業失敗となりました。
バランスが崩れた要因としては、子育て教室に時間とエネルギーを注ぐ一方、家事や子育てもしなければならず、睡眠時間の確保が難しくなったことにあります。
Fさんは家事・子育て・教室運営の負担が大きくストレスを感じるようになり、子育て教室の継続が難しい状況になりました。
起業に成功した専業主婦の共通点3つ
主婦起業に成功した専業主婦には、以下の共通点があります。
- 家族から協力してもらえている
- 自分にできそうなことから始めている
- まずは個人事業主から事業を行っている
起業に成功した専業主婦の共通点3つを詳しく見ていきます。
1.家族から協力してもらえている
起業に成功をした主婦は、家族の理解と協力のおかげで達成できたと言うことが多いです。
主婦が起業すると、これまで行っていた家事や育児をする時間の他に仕事をする時間が増えます。そのため、家族に協力してもらわなければ、物理的に毎日のタスクをこなすのが難しくなるでしょう。
家族の理解を得るには、やってみたい事業の内容や明るい将来を共有することが大切です。
まずは、パートナーである旦那さんにやりたいことを伝えてみることから始めましょう。
2.自分にできそうなことから始めている
起業に成功した主婦は、自分のスキルや経験を活かして事業を始めています。自分のスキルや経験を活かした事業は、ライバルよりも質の高いサービスを提供できるため、ユーザーやクライアントとの信頼性を築きやすくなります。
さらに、次のステップに進む自信が生まれ、長期的に事業に取り組めるマインドになるのです。
3.まずは個人事業主から事業を行っている
起業に成功した専業主婦は、まずは個人事業主から事業を行っています。
個人事業主はコストを抑えて起業できるため、リスクを最小限に抑えられるメリットがあります。
初めから法人化するのではなく、まずは個人事業主として小さくスタートするのがおすすめです。
主婦起業するメリット・デメリットを徹底解説!
ここからは、主婦起業するメリット・デメリットを解説します。主婦起業にはメリットがある反面、デメリットもあるため、しっかり確認してから起業するようにしましょう。
主婦起業のメリット
主婦起業のメリットには、主に以下の点があります。
- 仕事を時間や場所に拘束されずに行えるため、家事や育児などの隙間時間を有効活用できる
- 仕事のキャリアを築くことで、自己実現欲求が満たされる
- 新たな就職先が見つからない場合でも、勤務条件やスキルの制約に縛られずに収入を確保できる
- 家族の理解や協力を得ることで、絆が深まる可能性がある
家族も大切にしつつ、自分のキャリアも両立できる点で、主婦起業のメリットがあるでしょう。
主婦起業のデメリット
主婦起業のデメリットには、主に以下のような点があります。
- 家事と育児の他にビジネスをする必要があり、疲労がたまる
- 収入が安定するまでに時間がかかる場合がある
- ビジネススキルが不足している場合、起業失敗のリスクがある
- 家族過ごす時間が減る可能性がある
主婦が起業する場合は、上記のようなデメリットがあります。主婦としての役割は非常に大きいため、さらに仕事の負担が増えると心身共に疲弊してしまう可能性があります。
起業に失敗しないためにも、まずは自分自身が起業できる状態なのかを見定めてから挑戦しましょう。
主婦起業は何歳から?50代でもできる?
個人事業主として起業する場合、「開業届」は年齢制限は存在しないため、何歳からでも起業は可能と言えます。
ただし、法人設立は15歳以上でないとできない事を覚えておきましょう。
それぞれの年代で起業した際の特徴を、以下にまとめました。
- エネルギッシュで新しいアイデアが湧いてくる
- 学業が終了したばかりで、社会的な信用がまだ構築されていない
- 資金調達が難しい
- 一定の社会経験や主婦のスキルがあり、バランスがとれている
- 子どもが大きくなると、経済的なリスクを躊躇しなければならない可能性がある
- これまで思い描いていた夢を実現できるため、モチベーションが保ちやすい
- 年齢と経験のバランスがあり、体力的にも十分動ける
- 家計を支える必要がある場合が多く、大きなリスクを取りにくい
- 主婦の経験をしっかり活かせる
- 子どもが独立する場合、多少のリスクを取ることができる
- 老後の資金計画が必要
年代によって上記のような特徴がありますが、起業は何歳からでもできます。挑戦したいと思った方は、リスクもしっかり考えながら起業を行いましょう。
主婦起業のコツを知り、自分らしく働こう!
主婦起業は、家事や育児の隙間時間を活かしつつ、キャリア構築や趣味を活かした仕事ができるのが最大の魅力です。初期費用を抑えれば、失敗してもそこまで大きなリスクはないため、ぜひ一度主婦起業を考えてみてはいかがでしょうか。
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