YouTubeの始め方 6STEPを徹底解説 | 必要なアイテムや始めるコツを紹介【初心者必見】

YouTubeは、誰でも気軽に動画を投稿し、世界中の人々と共有できるプラットフォームです。しかし、実際に始めるにはアカウント作成や動画制作、チャンネル運営など、さまざまなステップがあります。
本記事では、YouTubeを始めるための具体的な手順や、準備すべきアイテムなどを分かりやすく解説しています。
さらに必要な機材や、チャンネルを成長させるためのコツもご紹介しているので、初心者でも安心して始めることが可能です。
YouTubeを始めようと検討している方は、ぜひ最後までご覧ください。
YouTubeの始め方6STEP 【初心者向け】

YouTubeを始めるには、以下の6つで進めていきます。
- STEP1:目的やコンセプトを設定
- STEP2:アカウント作成
- STEP3:チャンネル開設
- STEP4:YouTube Studioを活用
- STEP5:動画作成
- STEP6:動画をアップロード
上記のステップを順番に踏むことで、スムーズにYouTubeチャンネルを開設し、動画投稿を始められます。これからyoutubeを始める方は、ぜひ参考にしてください。
STEP1:目的やコンサプトを設定
YouTubeを始める上で最も重要なのは、明確な目的とコンセプト設定です。YouTubeは競争が激しいため、明確な目的がないまま始めても、視聴者に動画を見つけてもらいにくいプラットフォームです。
収益化を目指すのか・企業のPRなのか・趣味として発信するのかなど、目的を明確にしましょう。
またターゲット層(年齢層、性別、興味関心など)を決め、どのようなジャンルの動画を作るのかを決定することも重要です。
STEP2:アカウント作成
YouTubeに動画を投稿するにはGoogleアカウントが必要です。すでにGoogleアカウントを所有している場合は、そのまま使用できます。
Googleアカウントの作成が完了したら、YouTubeにログインしてください。
STEP3:チャンネル開設

YouTubeチャンネルには、「デフォルトアカウント」と「ブランドアカウント」の2種類があります。デフォルトアカウントは個人で利用する場合、ブランドアカウントは複数人で管理する場合に適しています。
デフォルトアカウントを作成する方法は下のとおりです。
- YouTubeにアクセス
- 右上のアイコンをクリックして「チャンネルを作成」を選択
- 名前を入力して「チャンネルを作成」をクリック
ブランドアカウントを作成する方法は、下の通りです。
- YouTubeの左上メニューから「設定」を選択
- 「新しいチャンネルを作成」をクリック
- チャンネル名を設定して作成
上記のように、手順は簡単ですが、操作方法が異なるため注意しましょう。
STEP4:YouTube Studioを活用
YouTube Studioは、チャンネル管理や動画のパフォーマンス分析に欠かせないツールです。下表のように複数の項目を設定できます。
設定項目 | 設定方法 |
プロフィール画像 | YouTube Studioの「カスタマイズ」→「ブランディング」から変更可能 |
チャンネルの説明 | 「基本情報」タブから概要を記入 |
チャンネルアート(バナー画像) | PC・スマホ・タブレットで表示されるサイズを設定 |
チャンネル登録ボタン | 「ブランディング」タブの「動画の透かし」から設定 |
再生リスト | YouTube Studioの「作成」→「新しい再生リスト」を選択 |
また再生リストを作成して、関連動画をまとめて視聴者へ提供も可能です。設定を行うことで、チャンネルの魅力を高め、視聴者にとって見やすいチャンネルが作れます。
STEP5:動画作成
動画作成は、主に「企画」「撮影」「編集」の3つの段階に分かれています。
動画の企画では、目的やターゲットの明確化が重要です。YouTubeは競争が激しいため、しっかりとした企画が成功の鍵となります。
撮影では必要な機材を準備します。高品質な音声を録音するためには、外部マイクの使用がおすすめです。
STEP6:動画をアップロード

動画が完成したら、YouTube Studioを開き、右上の「作成」→「動画をアップロード」を選択してください。
動画作成の手順を詳しく解説した動画を「ママキャン YouTube YouTubeを学ぶ」で紹介しているので、こちらも参考にしてみてください。
【初心者向け】スマホだけでYouTube撮影+編集+サムネイル+アップロードまでの方法を解説【VLLO】
YouTubeを始める際に準備すべきアイテム7選

YouTubeを始める際に準備しておくと便利なアイテムは、下の7つです。
- カメラもしくはスマートフォン
- 編集用パソコン
- 三脚
- LEDライト
- 外付けハードディスク
- マイク
- 動画編集ソフト
各アイテムの特徴と選び方を紹介するので、準備する際の参考にしてください。
カメラもしくはスマートフォン
YouTubeを始める際にまず必要なのは、動画撮影のための機材です。
初心者の場合は、スマートフォンでも撮影できますが、手ブレ防止機能が搭載された機種を選ぶと、よりスムーズな撮影が可能です。
編集用パソコン
快適に動画編集を行いたい場合は、以下のスペックを持つパソコンが必要です。
- WindowsまたはMacのOS
- Core i5以上のCPU
- 16GB以上のメモリ(RAM)
- SSDストレージ
- 外部ディスプレイ
快適に編集するならCore i7やCore i9のCPU、32GB以上のメモリを搭載したパソコンを選ぶと、スムーズに作業できます。
三脚

三脚は、手ブレを防ぎ、安定した映像を撮影するために必須のアイテムです。
特に、製品紹介動画やインタビュー撮影時に三脚があると、しっかりと映せるためクオリティが上がります。
4段階伸縮可能なコンパクトな三脚は、持ち運びにも便利なのでおすすめです。
LEDライト
撮影環境に応じて照明を調整すると、映像のクオリティを向上させられます。
また、目にキャッチライト(瞳の中の反射光)を入れることで、より魅力的な映像の演出が可能です。自然光がある場合でも、補助的にライトを使用すると、映りがよくなり動画が見やすくなります。
外付けハードディスク
高画質な動画はデータ容量が大きいため、パソコンのストレージ容量を圧迫する場合があります。外付けハードディスクを用意しておくと、容量を増やすことが可能です。
ハードディスクのタイプには、SSDとHDDがあります。
SSDタイプは転送速度が速く、動画編集時の作業がスムーズです。HDDタイプは大容量でコストパフォーマンスが良く、長期保存に向いています。
マイク
音質は視聴者の満足度に直結するため、外部マイクの使用がおすすめです。
ショットガンマイクはカメラの上に装着し、正面の音をクリアに収録できます。
ピンマイク(ラベリアマイク)は服に装着するタイプで、インタビューや動きのある撮影に最適です。
動画編集ソフト

YouTube動画を魅力的に仕上げるには、動画編集ソフトが必須です。テロップや字幕を入れると視聴者の理解度を向上し、BGMや効果音を使うと、動画の雰囲気を伝えやすくなります。
なお、無料の動画編集ソフトが使いたい場合は、「DaVinci Resolve」「iMovie」「Canva」などがおすすめです。
Youtubeの収益化は可能か

YouTubeで収益を得るには、一定の条件を満たす必要があります。2023年より収益化の条件が緩和され、以前よりも収益化のハードルが下がりました。
YouTubeで収益を得る方法は主に2つあります。1つは広告収入による収益化で、もう1つはショート動画による収益化です。
広告収入による収益化は、YouTubeパートナープログラムへの参加が必要です。
次の条件をクリアすると参加資格がもらえます。
- チャンネル登録者数1,000人以上
- 直近12ヶ月間の動画の総再生時間4,000時間以上
ショート動画で収益化する条件は、次の通りです。
- チャンネル登録者数500人以上
- 過去90日間に3回以上の動画アップロード
- 直近12ヶ月の動画の再生時間が3,000時間以上または直近90日間のショート動画の視聴回数が300万回以上
収益化の詳しい条件は、YouTubeのヘルプセンターで確認できます。
参考:YouTubeで収益を得るには – YouTube ヘルプ
YouTubeチャンネルを始める際に失敗しないための8つのポイント 【初心者必見】

YouTubeチャンネルを始める際に注意するべきポイントは、次の8つです。
- チャンネルのテーマを明確にする
- 他の人気チャンネルを研究する
- サムネイルにこだわる
- 再生リストを活用する
- アップロード後の分析を行う
- ショート動画や広告も活用する
- 著作権や規約を守る
- YouTubeのプロから指導を受ける
ポイントを踏まえることで、チャンネル運営がスムーズに進み、視聴者獲得につなげられます。
チャンネルのテーマを明確にする
チャンネルのテーマが明確でないと、視聴者が定着しにくく、YouTube側も適切なユーザーに動画を届けにくくなります。
企業の公式チャンネルの場合は、ブランドやサービスに関連した一貫性のあるテーマ設定が必要です。また、競合の人気チャンネルのテーマを分析すると、自身のチャンネルと差別化するポイントを考えられます。
他の人気チャンネルを研究する
再生回数の多い動画には、ユーザーを引きつける要因があります。
以下のように、成功しているチャンネルを分析すると、自身のチャンネル運営に役立つヒントが得られるでしょう。
- タイトルの付け方
- サムネイルのデザイン
- 動画の長さ
- 構成
- テロップやBGMの使い方
サムネイルにこだわる
視聴者が動画をクリックするかどうかは、サムネイルとタイトルで決まるといっても過言ではありません。
サムネイルは、ひと目で動画の内容が分かる・インパクトがある・シンプルで見やすいものが理想です。
スマートフォンで表示された際にも見やすいように、フォントサイズやレイアウトの調整も重要です。
再生リストを活用する

再生リストを作成すると、視聴者が複数の動画を連続して視聴する可能性が高まります。関連する動画をグループ化し、視聴者が興味のある動画を見つけやすくしましょう。
また、視聴者が次に見る動画を誘導できるため、再生回数の向上にもつながります。
アップロード後の分析を行う
動画のアップロード後は、YouTubeのアナリティクス機能を活用して動画のパフォーマンス分析が必要です。
パフォーマンス分析する際は、主に以下3つの指標が大切です。
- 視聴者維持率
- クリック率(CTR)
- 視聴者の流入経路
視聴維持率は、どのタイミングで離脱が発生しているかを確認し、改善策を考えるために重要な指標です。
クリック率(CTR)は、サムネイルとタイトルの効果を検証し、低い場合はデザインを変更する必要があるか検討しましょう。
視聴者の流入経路を確認すると、検索や関連動画、外部リンクなど、どこから視聴者が流入しているかを把握できます。
ショート動画や広告も活用する
YouTubeショート(縦型の短尺動画)を活用すると、新規の視聴者にリーチしやすくなります。
ショート動画は視聴されやすく、通常の動画への入り口として活用することも可能です。また、YouTube広告(TrueView広告やインフィード広告)を利用すると、チャンネルの認知度拡大にも貢献します。
なお、ショート動画の作成手順を詳しく解説した動画を「ママキャン YouTube YouTubeを学ぶ」で紹介しているので、こちらも参考にしてみてください。
【顔出しなし】たった60分で30本のYouTubeショート動画を作る方法
著作権や規約を守る
BGMや映像素材は、著作権フリーのものを使用しなければいけません。
著作権侵害は、YouTubeのガイドライン違反となり、動画削除やアカウント停止のリスクがあります。広告やアフィリエイトを掲載する際は、商品やサービスを紹介する際は、広告と明記することが求められます。
参考:コミュニティ ガイドラインとポリシー – YouTube のしくみ
YouTubeのプロから指導を受ける

実際にYouTubeを運営した経験のあるプロから指導を受けることで、実践的な知識やノウハウを学べます。
「ママキャン」では、初心者の主婦でも安心して学べるYouTube講座を提供しています。YouTube動画では、分かりやすい解説動画もあるので、まずは無料で見られる動画からの確認がおすすめです。
公式サイト「ママキャンYouTube YouTubeを学ぶ」をぜひチェックしてみてください。
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YouTube運用を始めるためには、チャンネルの目的やコンセプトが重要です。また、カメラや編集用のパソコン、動画編集ソフトなどが必要です。
しかし、YouTubeチャンネルが成長すると収益化でき、家計の支えになります。
ただし、YouTubeチャンネルを運用するには、著作権や規約の遵守やアップロード後の指標の分析が欠かせません。
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