ランサーズとココナラで稼げない?手数料16.5%と22%の違いから整理

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ランサーズもココナラも、登録はしたけれど動かない方が多いサービスです。

「手数料が高いから稼げない」と言われますが、2社の仕組みはかなり違います。

ランサーズは一律16.5%、ココナラは22%で、率そのものに差があります。

さらに仕事の取り方も、提案して選ばれる形と、出品して見つけてもらう形で別です。

この記事では、公式に書かれている手数料から手取りを計算し、どちらをどう使うかを整理します。

そのうえで、2社に共通する「稼げない」の原因にも触れます。

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Contents
  1. まず手数料を正確に押さえる
  2. 仕組みの違い:提案型と出品型
  3. 2社に共通する「稼げない」の3つの原因
  4. 単価を上げる3つの手順
  5. 出品ページとプロフィールに書く5項目
  6. 買い叩きと支払い遅延は法律で禁止されている
  7. 売上は「集客 × セールス × サービス」の掛け算で決まる
  8. 集客を「毎回がんばる」から「仕組み」に寄せる
  9. 受託だけで続けるのがしんどいなら、自分の商品を持つ
  10. ランサーズとココナラに関するよくある質問
  11. まとめ:率の差より、集客と価格の説明が効く

まず手数料を正確に押さえる

2社の手数料は、公式サイトに明記されています。

比較のためクラウドワークスも並べます。

サイト手数料対象そのほか
クラウドワークス10万円以下 20%/10万円超20万円以下 10%/20万円超 5%(タスク形式は20%)手数料に消費税が加算される振込手数料は楽天銀行100円・他行500円
ランサーズ一律 16.5%契約金額(税込)に対して金額が小さくても率は変わらない
ココナラ22%(税込)販売総額に対して。20%×1.1で税込22%ビデオチャットは27.5%の場合がある

ランサーズは一律16.5%

ランサーズのシステム手数料は「契約金額(税込)の16.5%です」と明記されています(ランサーズ公式)。

金額による段階はなく、小さい案件でも大きい案件でも同じ率です。

少額の案件では、3社の中でもっとも低い率になります。

ココナラは22%

ココナラは販売時の手数料が22%です(ココナラ公式)。

公式の説明では、20%に消費税10%を加えて税込22%という計算です。

こちらも段階はなく一律で、ビデオチャットのサービスでは27.5%になる場合があります。

契約金額ごとの手取りを計算した

3社で、同じ契約金額のときに引かれる額を並べました。

契約金額クラウドワークス(税込)ランサーズココナラ
30,000円6,600円(22.00%)4,950円(16.50%)6,600円(22.00%)
50,000円11,000円(22.00%)8,250円(16.50%)11,000円(22.00%)
100,000円22,000円(22.00%)16,500円(16.50%)22,000円(22.00%)
200,000円33,000円(16.50%)33,000円(16.50%)44,000円(22.00%)
300,000円38,500円(12.83%)49,500円(16.50%)66,000円(22.00%)
500,000円49,500円(9.90%)82,500円(16.50%)110,000円(22.00%)

3万円の案件なら、ランサーズとココナラで引かれる額に1,650円の差が出ます。

10万円では5,500円の差になります。

率が5.5ポイント違うので、金額が上がるほど差も広がります。

ちょうど20万円で、クラウドワークスの実質率もランサーズと同じ16.50%になります。

仕組みの違い:提案型と出品型

手数料より大きい違いは、仕事の取り方です。

ここを理解していないと、向いていないほうで消耗します。

ランサーズは提案して選ばれる形

募集に対して自分から提案を出し、発注側に選んでもらいます。

1件の募集に多くの提案が集まるため、実績がないうちは通りにくくなります。

一方で、まとまった金額の案件が出てくるのはこちら側です。

編集部の集計では、Webデザイン制作の提示予算で最も多いのは5〜10万円の帯(37.1%)でした。

ココナラは出品して見つけてもらう形

自分のサービスを商品として並べ、買ってもらう形です。

提案を書く必要がないので、手は動かしやすくなります。

ただし並べただけでは埋もれるため、見つけてもらう工夫が必要です。

提案の手間がない代わりに、集客の手間が自分に来るという交換です。

どちらを選ぶかの判断

まとまった金額を狙うならランサーズ、商品の形にできるならココナラです。

自分の実績を見せられる見本があるかどうかも分かれ目になります。

最初は片方に絞って、プロフィールと実績を揃えるほうが早く動きます。

2社に共通する「稼げない」の3つの原因

手数料と仕組みを踏まえたうえで、実際に止まる場所は3つです。

どれも作業スキルとは別の部分です。

1. プロフィールで判断材料が足りない

発注側が最初に見るのはプロフィールです。

できることが抽象的だと、頼む内容を想像できません。

「対応できる作業」「納品までの日数」「修正の回数」を具体的に書きます。

見本が1つでもあると、判断材料が一気に増えます。

2. 価格の理由を説明していない

同じサービスが並ぶ中で、安さ以外の理由が書かれていないと価格で比べられます。

何が含まれていて、何が含まれていないかを先に書きます。

含まれる範囲が明確な人は、値段が高くても選ばれます。

3. 単価が小さい案件に時間が埋まっている

1件5,000円の仕事を10件受けても、手数料と時間で残りません。

ランサーズなら16.5%、ココナラなら22%が毎回引かれます。

まとまりで受けて1本の金額を上げるほうが、同じ売上でも残る額が増えます。

単価を上げる3つの手順

どちらのサイトでも、やることは同じです。

作業単位から離れることに集中します。

1. 単品ではなくセットで出す

「バナー1枚」ではなく「バナー3枚+差し替え用データ」で出します。

ココナラなら、プランを3段階に分けると選びやすくなります。

ランサーズなら、前段の作業を含めた見積もりにします。

2. オプションで幅を作る

お急ぎ対応、修正回数の追加、素材の用意。

本体価格を上げずに、必要な人だけ金額が上がる形になります。

ただしオプションの金額にも同じ率の手数料がかかります。

3. 継続の形を先に提示する

単発で終わると、毎回集客と提案をやり直すことになります。

最初の納品時に、継続した場合の条件を添えて出します。

継続案件は半年ごとに条件を見直す前提にしておくと、単価が固定されません。

出品ページとプロフィールに書く5項目

どちらのサイトでも、見られたあとに判断されるのはここです。

5つのうち1つでも欠けていると、そこで比較から外れます。

1. 対応できる作業の範囲

「デザイン全般」ではなく、具体的な作業名で並べます。

バナー、LP、ロゴ、アイコン、資料のデザイン。

発注側は、自分の依頼が当てはまるかどうかで判断しています。

2. 含まれないもの

素材の用意、文章の作成、公開作業。

含まれない範囲を書くほうが、後のトラブルが減ります。

書いていない作業は、含まれていると解釈されます。

3. 納品までの日数と修正回数

「○営業日」と「修正○回まで」を数字で書きます。

回数を超えた場合の追加費用も添えます。

これがないと、無償の修正が続いて実質単価が下がります。

4. 見本

実績がなければ、自分で作った見本を出します。

架空の案件でも構いません。完成物が見えることが重要です。

1つあるかないかで、問い合わせの数が変わります。

5. 誰に向けたサービスか

「個人サロン向け」「飲食店向け」のように対象を絞ります。

絞ると依頼が減ると思われがちですが、逆に選ばれやすくなります。

対象が書かれていないサービスは、価格でしか比べられません。

買い叩きと支払い遅延は法律で禁止されている

サイトを通さない直接依頼が増えてくると、条件の交渉が自分の仕事になります。

ここで効くのが特定受託事業者に係る取引の適正化等に関する法律(e-Gov法令検索)(フリーランス・事業者間取引適正化等法)です。

同法施行令(令和6年政令第200号)の附則により2024年11月1日から施行されています。

条件の明示と60日以内の支払

第3条は、発注側に給付の内容・報酬の額・支払期日などを書面か電磁的方法で明示する義務を課しています。

第4条第1項は、報酬の支払期日を給付を受領した日から起算して60日の期間内に定めなければならないとしています。

支払期日を定めなかった場合は、受領した日が支払期日とみなされます(同条第2項)。

禁止されている行為と解除の予告

第5条第1項第4号は、同種の給付に通常支払われる対価に比べて著しく低い報酬の額を不当に定めることを禁止しています。

第16条は、継続的な業務委託の契約を解除する場合、少なくとも30日前までに予告しなければならないとしています。

条文の一覧はWebデザイナーの記事で表にまとめています。

確定申告については、国税庁の案内で給与を1か所から受けていて、給与所得と退職所得を除く各種の所得金額の合計額が20万円を超える人は、確定申告が必要です。

売上は「集客 × セールス × サービス」の掛け算で決まる

在宅で稼ぐ力を、3つに分けて考えてみてください。

集客(見つけてもらう力)・セールス(申し込んでもらう力)・サービス(提供する力)の3つです。

この3つは足し算ではなく掛け算の関係にあります。

たとえばデザインの腕が10点でも、集客が1点、セールスが1点なら、10×1×1で結果は10点にとどまります。

逆に3つとも「脱初心者」の3点ずつなら、3×3×3で27点です。

合計点は同じ12点と9点でも、出口の数字がまるで変わります。

これはあくまで考え方を分かりやすくするための計算例で、収入が何倍になるといったことをお約束するものではありません。

ただ、伸び悩んでいる原因が「腕が足りないこと」ではなく「3つのうち2つが空いていること」である場合は、決して珍しくありません。

制作スキルをさらに磨くより、空いている2つを埋めたほうが近道になることがあります。

ココナラで売れないのは、集客が空いているケースが多い

出品型は、並べただけでは見つけてもらえません。

サービスの質を上げ続けても、見られている数が増えなければ結果は変わりません。

サイトの中で待つのをやめて、外から連れてくる経路を1つ作るほうが早く動きます。

集客を「毎回がんばる」から「仕組み」に寄せる

受託を続けていると、案件が切れるたびに営業し直すことになります。

この繰り返しをやめるには、人を増やすか、仕組みを作るかのどちらかです。

家庭と両立しながら人を雇うのは現実的でない方が多いので、残るのは仕組みのほうです。

SNSで見つけてもらい、公式LINEに登録してもらって、そこから自動で案内が届くようにしておく。

この導線を一度作っておくと、営業していない時間にも問い合わせが届くようになります。

LINEは日常的に開かれるアプリなので、メールよりもメッセージが読まれやすい傾向があります。

ステップ配信を設定しておけば、登録後の案内を手作業で送る必要もなくなります。

直接依頼になれば手数料そのものがかからない

サイト経由では、毎回16.5%か22%が引かれます。

自分の発信から直接問い合わせが来る形なら、この分が残ります。

ただしサイト内で知り合った相手との直接取引は、規約で禁じられている場合があります。

必ず各サイトの利用規約を確認してください。

受託だけで続けるのがしんどいなら、自分の商品を持つ

受託は、納品した分だけ報酬が発生する働き方です。

手が止まれば収入も止まるので、体調や家庭の事情に左右されやすくなります。

ここを緩めるには、自分の時間ではなく、自分の商品に働いてもらう形を少しずつ混ぜていくことになります。

具体的には、これまでの受託で身についたことを教材にまとめ、少人数のオンライン講座として提供する形です。

在庫を持たないので、1人に販売しても10人に販売しても原価はほとんど変わりません。

受託で5万円を稼ぐには案件を1件納品する必要がありますが、講座にサポート期間をつけると、1件の申し込みが数か月分の売上になります。

いきなり大きな講座を作る必要はありません。

いまできることを1か月ぶんのミニ講座にまとめるところから始められます。

出品の経験は、そのまま教材になる

プロフィールの書き方、価格の決め方、オプションの作り方。

一度売れるまでに考えたことは、これから始める人が知りたい部分です。

進め方はコンテンツ販売の始め方にまとめています。

手数料の差より、集客と価格の説明が空いていることのほうが効いていました。

ママキャンでは、受注の作り方と自分の商品づくりまでを一つの場所で実践します。

代表の斉藤さやかは、強みも特技もない主婦から公式LINE・Instagram・YouTubeの運用や監修を1,200件以上経験してきました。

その経験をもとに、200名以上の主婦のキャリア相談に向き合っています。

記事を読んでも迷いが残るときは、ママキャンの無料LINEからご相談ください。

ランサーズとココナラに関するよくある質問

ランサーズとココナラ、どちらが手数料が安いですか?

ランサーズが一律16.5%、ココナラが22%なので、率ではランサーズが低くなります。3万円の案件なら4,950円と6,600円で、1,650円の差です。ただし仕事の取り方が提案型と出品型で違うため、率だけで選ぶ判断にはなりません。

クラウドワークスと比べるとどうですか?

クラウドワークスは段階制で、10万円以下の部分は20%に消費税が加わり実質22.00%です。ちょうど20万円でランサーズと同じ16.50%になり、30万円では12.83%まで下がります。少額ならランサーズ、大きい案件ならクラウドワークスという関係です。

ココナラで出品しても見てもらえません

出品型は並べただけでは埋もれます。まずプロフィールとサービス内容に、対応できる作業・納品日数・修正回数を具体的に書いてください。そのうえで、SNSなどサイトの外から来る経路を1つ作ると見られる数が変わります。

実績がないうちはどう提案すればいいですか?

自分で作った見本を用意して、それを提示する形が現実的です。架空の案件でも構わないので、完成物を見せられる状態にします。提案文では、含まれる範囲と含まれない範囲、納品までの日数を明記してください。

サイトを使わず直接取引してもいいですか?

サイト内で知り合った相手との直接取引は、規約で禁じられている場合があります。必ず利用規約を確認してください。規約に触れない方法としては、SNSや自分の発信から直接問い合わせが来る経路を別に作る形があります。

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まとめ:率の差より、集客と価格の説明が効く

ランサーズは一律16.5%、ココナラは22%で、率そのものに5.5ポイントの差があります。

3万円の案件なら1,650円、10万円なら5,500円の差です。

クラウドワークスは段階制で、ちょうど20万円でランサーズと同じ16.50%になります。

ただし2社の本当の違いは、提案して選ばれる形か、出品して見つけてもらう形かです。

そして稼げない原因として多いのは、プロフィールの判断材料不足と、価格の理由が書かれていないことでした。

単品ではなくセットで出し、オプションで幅を作り、継続の条件を先に提示する。

この3つで1本の金額を上げると、同じ手数料率でも残る額が変わります。

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この記事の監修者
斉藤 さやか
斉藤 さやか
Mamcamp代表・講師
強みや特技もない主婦から、公式LINE/Instagram/YouTubeなどの運用や監修を1,200件以上経験し、時間と場所に縛られない働き方を手に入れる。 現在は働く場所や時間に縛られず、マーケティングコンサルタントとしても活動。200名越えのキャリアコーチング経験を活かし、ママキャンでは強みのない主婦の働き方の選択肢を増やすためのサポートに邁進中。
この記事の監修者
斉藤 さやか
斉藤 さやか
Mamcamp代表・講師
強みや特技もない主婦から、公式LINE/Instagram/YouTubeなどの運用や監修を1,200件以上経験し、時間と場所に縛られない働き方を手に入れる。 現在は働く場所や時間に縛られず、マーケティングコンサルタントとしても活動。200名越えのキャリアコーチング経験を活かし、ママキャンでは強みのない主婦の働き方の選択肢を増やすためのサポートに邁進中。
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