動画編集の副業は稼げないと言われる5つの理由!稼げる人の特徴や始め方も解説
動画コンテンツの需要の高まりと共に人気を増している動画編集の副業。しかし、動画編集の副業は稼げないという意見も見受けられます。
結論からお伝えすると、動画編集はまだまだ需要があり、稼ぎやすい副業であると言えます。
本記事では、動画編集が稼げないと言われる理由や、動画編集で稼げる人の特徴を解説します。
これから動画編集に挑戦したい方はぜひご覧ください。
動画編集の副業が稼げないと言われる5つの理由
動画編集の副業は人気がある一方で、稼げないという意見も見受けられます。それでは、動画編集の副業が稼げないと言われるのには、どのような理由があるのでしょうか。
動画編集で稼ぐ対策を立てるために、動画編集が稼げないと言われる理由を事前に知っておきましょう。
1.需要に対して動画編集者が多いから
動画編集の副業が稼げない理由の1つ目は、需要に対して動画編集者が多いことです。
また、最近では動画編集を学ぶための無料教材や動画が多く公開されているため、よりスキルを磨きやすい環境となっています。
そのため、動画編集を始める人が増え、需要に対して動画編集者が多くなりました。その結果、競争率が上がり、仕事が取りにくくなっています。
2.作業時間に対して報酬が低いから
動画編集の副業が稼げない理由の2つ目は、作業時間に対して報酬が低いことです。
動画編集には約4〜8時間ほどかかりますが、難しくない作業内容だと作業時間に対して報酬が低い場合があります。
動画1本につき何時間もかかっていては、高収入を得ることは難しいでしょう。
また、初心者向けの案件は単価が低い場合が多く、時給換算すると最低賃金を切ることもあります。しかし、実績のない状態では低単価の案件にも挑戦しなければならないため、軌道に乗る前に心が折れてしまうケースもあるようです。
初心者は特に動画編集に時間がかかるため、割に合わずに辞めてしまう方も多いのが事実です。
3.簡単に動画編集できるようになり需要が減ったから
現在は初心者でも簡単に動画編集できるようになり、クライアント自身で動画編集を行うようになるケースもあります。
誰でもできる動画編集スキルは以下の通りです。
- テロップ作成
- 効果音挿入
- カット編集
上記の編集スキルは手軽に行えるようになり、結果として動画編集者の需要が減ってしまったのです。
これからは、誰でもできるレベルの動画編集ではなく、品質の高い動画を納品できる動画編集者の需要が高まっていくでしょう。
4.クライアントが求める品質の動画を納品できないから
動画編集の副業で稼げない理由として、クライアントが求める品質の動画を納品できていないことも考えられます。
スキルが不足しているとクライアントのニーズに応えられず、継続的な依頼に繋がりません。
そのため、動画編集の品質は担保することが大前提です。
お金をもらって仕事をする以上、クライアントが求める品質の動画を納品するよう心がけましょう。
5.副業では作業時間が確保できず技術向上しにくいから
動画編集を副業で行っている場合、作業時間が限られるため技術向上に繋がりにくいです。
しかし、クライアントは品質の高い動画編集を求めているため、技術がある動画編集者でないとそもそも依頼してもらえない可能性もあります。
そのため、動画編集をする際は、まとまった時間を取って学ぶことが重要です。
動画編集の副業が稼げる3つの理由
ここまで、動画編集の副業が稼げない理由を見てきました。しかし、実際には動画編集の副業で高収入を得る人もおり、これから始める方でも稼げる分野です。
それでは、動画編集の副業で稼げる理由についても見ていきましょう。
1.企業の動画市場は拡大しているから
動画編集が稼げる理由は、企業の動画市場は拡大しているからです。
最近はショート動画を利用して商品や会社を宣伝する企業が増えており、動画編集の需要は高まっています。
以下は、サイバーエージェントが発表した、2021年から2026年にかけての「動画広告市場規模推計」です。
参考:https://www.cyberagent.co.jp/news/detail/id=28533
上記グラフを見ると、動画広告市場は2026年にかけて右肩上がりに成長すると推測されています。現在もすでに動画市場は広がっている実感がありますが、さらに市場は拡大するとの見通しです。
動画広告市場が拡大すると、これまで以上にYouTube動画やショート動画を使ったPRが増えるため、動画編集者の需要も高まるでしょう。
2.スキルを磨きやすく高単価の案件を受注しやすいから
動画編集はWeb上で学べるコンテンツが充実しているため、スキルが磨きやすいのが魅力です。そのため、集中的に動画編集スキルを磨けば、短期間で稼げるようになる方も多くいます。
また、技術向上するほど高単価の案件を受注しやすいため、未経験からでも効率よく単価アップできるでしょう。
3.継続的な仕事が多いから
動画編集の仕事は、継続的な仕事が多いと言われています。なぜなら、YouTubeなどへの動画投稿は継続的に行われており、投稿のたびに動画編集も必要になるからです。
また、数カ月同じ案件に携わった場合、単価アップの交渉をすることで収入アップに繋がるでしょう。
動画編集の副業で稼げない人の特徴5つ
動画編集の副業で稼げる理由を解説しましたが、全員が稼げる仕事というわけでもありません。実際には、動画編集の副業で稼げない人がいるのも事実です。
それでは、動画編集の副業で稼げない人にはどのような特徴があるでしょうか。稼げない人の特徴を事前に知っておき、対策を講じましょう。
1.動画編集スキルに伸びしろがある
動画編集スキルが足りていないと、クライアントの要望を満たせないため依頼される機会が減ってしまいます。
誰でも手軽に動画編集できるようになった現在、クライアントが動画編集を依頼する理由は、品質の高い編集をしてほしいからです。
2.動画編集に時間がかかりすぎている
動画編集に時間がかかるのは当たり前ですが、効率化しなければ取り組める案件が少なく、収入アップに繋がりません。
また、動画編集に時間がかかりすぎていると、納期ギリギリになったり、納期を過ぎてしまったりする可能性もあるため、クライアントに迷惑をかけてしまうかもしれません。
3.ポートフォリオがない
ポートフォリオがない人も、動画編集の副業で稼ぐことはできません。
クライアントはポートフォリオを見て動画編集の依頼を決めます。ポートフォリオがないと、実績がない人だと思われてしまうため、仕事をもらえない可能性が高いです。
4.高単価の案件に挑戦していない
動画編集の副業で稼ぐためには高単価の案件に挑戦することが重要ですが、そのためには営業が欠かせません。
しかし、動画編集で稼げない人は高単価の案件になかなか応募できず、低単価の案件で消耗してしまう人も多いです。また、提案文に「初心者ですが大丈夫でしょうか?」と、弱気な文章を送ってしまう人もいます。
「ニーズを満たしてくれそう」とクライアントに思わせる提案ができない人は、高単価の案件を受注するのは難しいでしょう。
5.ビジネスマナーができていない
最低限のビジネスマナーができていない人も、動画編集で稼ぐことはできません。
動画編集は仕事を受注してから納品するまで、Web上のやりとりで完結することが多いです。そのため、当たり前のことができない人は、仕事を依頼してもらえる機会が減るでしょう。
動画編集で心がけたいビジネスマナーは以下の通りです。
- 納期は必ず守る
- クライアントからの連絡には1日以内に返信する
- クライアントの要望に応える
- 仕事を途中で投げ出さない
- 納期に遅れる場合は必ず連絡をする
クライアントから仕事を受注した場合は、以上のことに注意して動画編集を行いましょう。
稼げる人の特徴5つ
ここまで、動画編集の副業で稼げない人の特徴を5つ紹介しました。稼げない人の特徴に当てはまらないように仕事を行えば、稼げる可能性は高まります。
しかし、稼げる人の特徴を理解し、同じような行動をすれば、効率よく稼げるようになるかもしれません。それでは、動画編集の副業で稼げる人の特徴を5つ紹介します。
1.動画編集が好きという気持ちがある
動画編集が好きな方は地道な努力ができるため、稼げるようになる可能性が高いです。
動画編集の副業で軌道に乗るまでには時間がかかるため、継続することが大切です。しかし、動画編集が好きでないと、継続できずに辞めてしまう可能性が高いです。
2.仕事の幅が広い
動画編集の副業で稼いでる人は、仕事の幅が広いです。
動画編集といっても仕事内容は様々なので、より多くの仕事を巻き取れる人が稼げるようになります。
動画編集の仕事内容は以下の通りです。
- YouTubeの動画編集
- 結婚式などのイベントで使用する動画の編集
- 企業や商品のPR動画編集
- Web広告の動画編集
上記は一例ですが、動画編集には様々な種類があります。できる仕事を増やすと、受注できる案件の数も増えるため、未経験の仕事でも積極的にチャレンジしましょう。
3.積極的に営業している
動画編集の副業で稼げる人は、積極的に営業しています。
動画編集で稼ぐためにはクライアントから案件を受注する必要があるため、クラウドソーシングやYouTubeチャンネルのコメント欄などで、積極的に営業しましょう。
また、自身のSNSで動画を投稿しているとオファーが来る可能性もあるため、普段から積極的に発信活動することもポイントです。
4.クライアントが満足いく動画編集をしている
動画編集の副業で稼げる人は、クライアントが満足いく動画編集をしています。
クライアントが満足のいく動画を納品することは当たり前のように思えるかもしれませんが、できていない人も多いのが事実です。
そのため、クライアントのニーズを把握し、どうしたら要望を満たせるのかを考えながら動画編集を行いましょう。
5.質の高いポートフォリオがある
動画編集の副業で稼げる人は、質の高いポートフォリオを作成している人がほとんどです。
ポートフォリオを見て動画編集を依頼するクライアントは非常に多いため、質の高いポートフォリオがある方は案件獲得しやすいと言えます。
また、動画編集のジャンルによってポートフォリオを複数個用意しておくと、クライアントにとってわかりやすく、おすすめです。
動画編集の副業はどのくらい稼げる?
動画編集の副業でどのくらい稼げるかどうかは、受注した案件数や単価によって異なるため、一概には言えません。ただし、単価×案件数で1ヶ月の収入を計算することはできます。
一例として、クラウドワークスで実際に募集されている案件を見ていきましょう。
下記の表は、2023年5月時点での表です。
報酬 | 件数 |
5,000円以下 | 227件 |
5,000~10,000円 | 138件 |
10,000~50,000円 | 222件 |
50,000~100,000円 | 275件 |
100,000~300,000円 | 77件 |
300,000円~ | 27件 |
合計 | 1,253 件 |
表をご覧の通り、クラウドワークスで募集されている動画編集の案件数は1,253 件でした。そのうち5,000円以下の案件もありましたが、300,000円以上の案件も27件ありました。
それでは、動画編集の応募内容を報酬別に見ていきましょう。
報酬 | 仕事内容 |
5,000円以下 | ショート動画テロップ挿入のみ効果音挿入のみ |
5,000~10,000円 | ショート動画5分以内のYouTube動画 |
10,000~50,000円 | YouTubeの動画編集/30分切り抜き動画作成 |
50,000~100,000円 | YouTubeの動画編集シナリオ作成ショート動画 |
100,000~300,000円 | ゆっくり解説の動画編集チャンネル運営 |
300,000円以上 | シナリオ作成~編集までアニメーション作成動画教材の作成・編集 |
5,000円以下の案件は、ショート動画や効果音挿入のみなど、比較的軽い作業が多くなっています。
報酬が10,000円以上になると、30分のYouTube動画の編集など、比較的長時間の動画編集の案件が多く、動画1本納品するごとに発生する案件が多く見受けられました。
100,000円以上の案件になると、チャンネル運営をまるごと任せてもらえる案件や、シナリオ作成から動画編集まで担当する案件もありました。
報酬は1ヶ月ごとなど、長期的な稼働になる場合が多く見受けられます。
上記表を見ながら、1ヶ月にどのくらい稼げるかを考えます。
- 5,000円の案件を月に3本行った場合:15,000円
- 50,000円の案件を月に2本行った場合:150,000円
- 100,000円の案件を月に2本行った場合:200,000円
このように、単価×案件数で報酬が決まるため、動画編集の副業を始める場合は1ヶ月にどのくらい稼げそうか計算してみましょう。
動画編集の副業で稼ぐまでの道のり
動画編集でどのくらいの収入が得られるか、どのような仕事内容かをご理解いただけたかと思います。しかし、初心者から動画編集の副業で稼ぐにはどうしたら良いかわからない方も多いかもしれません。
ここからは、動画編集の副業で稼ぐまでの道のりを解説します。
ソフトを決め、案件をこなす
まずは動画編集ソフトを決めます。動画編集ソフトは複数存在するため、自身に合ったソフトを選択しましょう。
動画編集の副業を始める際は、多機能かつ高品質な動画編集ソフトの利用がおすすめです。無料のソフトもありますが、操作が複雑な場合があり時間のロスになりかねません。
そのため、継続的に使っていくことを考慮して動画編集ソフトを選ぶことが重要です。
ソフトを決めて勉強したら、動画編集の案件をこなしましょう。初めて案件を受注する場合はクラウドソーシングがおすすめです。
おすすめのクラウドソーシングは以下の通りです。
- クラウドワークス
- ランサーズ
- クラウドテック
- ココナラ
初めて案件に応募するのは勇気がいりますが、初心者向けの取り組みやすい仕事から挑戦してみましょう。成功体験を増やしていくことで、自信を持つことに繋がります。
スキルを磨き、仕事の幅を広げる
動画編集に慣れてきたら、長時間の動画編集やシナリオ作成など、スキルアップのための勉強も行いましょう。簡単な動画編集だけでなく、様々なスキルを持つ人は案件を取りやすく、稼ぎやすいです。
継続的に案件をくれるクライアントがいる場合は、「これまでの業務以外のことも任せてほしい」と提案をしてみるのもおすすめです。
少しずつできることを増やし、仕事の幅を広げることで稼げる金額は高額になるでしょう。
まずは行動して動画編集の副業で稼げるようになろう!
動画編集は未経験からでも挑戦しやすく、需要が拡大している副業です。
ただし、動画編集を始める人も多いため、仕事の幅を広げたり、品質の高い動画を納品したり、他者との差別化が求められます。
動画編集の副業で稼ぐためには、継続的にスキルを磨き、高単価な案件に挑戦することが最も重要です。
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