副業・在宅ワーク

育休・産休中におすすめの副業5選!会社にバレない方法も解説

naruto

産休・育休中は給付金が支給されますが、会社員の給与より金額が少ないため、もう少し収入がほしいというのが本音。副業で少しでも稼ぎたいという方も多いのではないでしょうか。

しかし、「そもそも副業を行っていいの?」「どんな副業があるんだろう?」といった多くの疑問があるかもしれません。

そこで今回は、ネットの口コミやMamCamp編集部のリサーチを元に、産休・育休中に知っておくべきポイントや、おすすめの副業についてまとめてみました。

<この記事のポイント>

  • 給付金をもらい続けるなら働く日数が10日(もしくは80時間以下)におさえる
  • 個人で受けた副業なら制限はない

育休・産休中の副業を行ってもいいかは会社による

育休・産休中でも、副業をしても問題ありません。

注意点として、会社が副業を禁止している場合は、育休・産休中でもNGです。就業規則を破った場合、最悪のケースでは懲戒処分になる可能性があります。

副業が許可されていれば、育休・産休中でも問題なく働けるので、必ず就業規則を確認してから判断しましょう。

産休・育休中の副業は育児休業給付金をもらえなくなる可能性がある

育休中は、育児休業給付金が支給されるため、収入がゼロになることはありません。しかし、副業のやり方や産休に入る前の働き方によって、もらえなくなることがあるので要注意。

まずは、給付金の支給条件と、具体的にもらえる金額をお伝えします。

育児休業給付金の支給条件

育児休業給付金をもらうための条件を簡単にまとめると、以下のとおりです。

  • 雇用保険に入っていること
  • 休みに入る前の2年間で、11日以上働いた月が12ヶ月以上あること
  • 休んでいる間の休業日数が10日(もしくは80時間)以内であること
  • 育休後に会社をやめる予定がないこと
  • 育休中に会社からもらう給与が元の金額の8割未満であること
  • 定期的に予定された仕事を行っていないこと

なお、雇用保険に入っていれば、直前の2年間で転職していても給付金がもらえます。そのため、転職前後で合算して考えて大丈夫です。

ただし、転職前に失業手当をもらっている場合は、期間がリセットされます。

育児休業給付金の金額

育児休業給付金の金額は、その前にもらっていた給料時期によって変わります。具体的にどの程度もらえるか、確認しましょう。

最初の半年間

育休が始まってから最初の半年間でもらえる金額は、以下のとおりです。

育児休業開始時賃金日額 × 支給日数(通常は30日) × 67%

育児休業開始時賃金日額」というのは、育休に入る直前の6ヶ月間でもらっていた賃金を180で割った金額のこと。ただし、ボーナスは含みません。

もし、育休前にもらっていた賃金が月額30万円で固定だった場合は、

30万円×6ヶ月÷180×30日×67%=20万円

が支給されます。

※ただし、支給金額の上限は305,319円です。

育休から半年以降

育休から半年以降経った場合は金額が下がり、平均月収の50%になります。

もし、育休前にもらっていた賃金が月額30万円で固定だった場合は、

30万円×6ヶ月÷180×30日×50%=15万円

が支給されます。

育休・産休中に副業をしながら育児休業給付金をもらうための3つのポイント

育児休業給付金の金額は少なくありません。そのため、副業をする場合は、給付金をもらえる範囲に留めるのがおトク。

ここでは、給付金をもらいながら働くためのポイントを解説します。

副業なら労働日数を10日以下もしくは80時間以下にする

育児休業給付金は、子育てに専念するために支給されるもの。たくさん働いてしまっては、子育てのために休んでいるとはみなされず、給付が止められてしまいます。給付金をもらい続けるための労働条件は、以下の通りです。

  • 労働日数が月に10日以下
  • 10日を超える場合は、労働時間が80時間以下

本業の会社以外でアルバイトをする場合も、労働日数が多すぎると支給を止められる可能性があります。まずはこの条件を満たすようにしましょう。

個人で稼げる仕事を選ぶ

副業を選ぶならば、個人で稼げる仕事がおすすめ。シフトが決まっておらず、お願いされた仕事を終えたら報酬がもらえる仕組みになっているため、労働日数の制限を受けません。

家でできる仕事なら、子どもをみながら働けるのもメリット。子育てをしながら好きな時間に働けるので、育休中にぴったりです。

副業で稼ぐ金額には制限はない

育休中に本業の会社で働く場合、給付金と給与の合計が月収の80%以下になるようにする必要があります。超えてしまうと、給付金が減額されるためです。

一方で、本業以外の仕事をする場合、稼ぐ金額に制限はありません。働いた分だけ稼げるため、産休・育休に入る前より収入が増える可能性もあります。

日数の条件を満たせばほしい金額だけ稼げるので、ぜひ副業に挑戦してみましょう。

育休・産休中に副業をする場合に知っておきたい2つのポイント

副業をする場合、給付金の条件以外にもおさえておくべきポイントがあります。「知らなかった…」と後でトラブルにならないために、ぜひ確認しておきましょう。

社会保険料を免除したいなら育児休業給付金の支給条件の範囲で働く

育児休業給付金がもらえなくても、たくさん働いて稼ぎたいと考える方もいるかも知れません。しかし、育児休業給付金をもらえなくなると、社会保険料も加算されるので要注意。

育休中は、健康保険厚生年金保険が免除されています。副業をしていても、育休中は免除されていて問題ありません。

しかし、育児休業給付金がもらえなくなると、免除もされなくなってしまいます。その分手取りの金額が減ってしまうため、気をつけるべきです。

社会保険料を免除されたいならば、労働日数を制限し、条件内で働くのがおすすめです。

20万円以上の副業所得があれば確定申告する

副業で得た所得が20万円を超える場合は、確定申告が必要です。申告をしないと、罰則として以下の税金を追加で支払う可能性があります。

  • 無申告加算税:納税額の15~20%
  • 延滞税:最大年14.6%

本来支払う必要がなかったお金が追加で必要になるため、期限内で必ず確定申告を行いましょう。

在宅OK!育休・産休中におすすめの副業5選

育休・産休中の副業は、在宅でできるものをおすすめします。自分のペースで働けるため、子育てとの両立がしやすいからです。個人で稼ぐ仕事であれば、労働日数の制限も受けず、自由に働けます。

ここでは、MamaCampが個別相談などで関わってきた主婦のお話で得た情報から、育休・産休中におすすめの副業を5つピックアップしました。

  1. ハンドメイド
  2. データ入力
  3. 文字起こし
  4. オンライン講座販売
  5. YouTubeアフィリエイト

どんな仕事を選んでいいかわからないという方は、ぜひ参考にしてください。

1. ハンドメイド

手先が器用な方におすすめなのが、ハンドメイドの副業です。以下のような商品を自分で作って販売します。

  • アクセサリー
  • バッグ
  • 洋服
  • 小物類
  • ベビー用品

作品ができたら販売すればいいため納期がなく、仕事を始めたりやめたりしやすいので、産休・育休中にもピッタリ。ハンドメイドの市場は急成長しており、人気の副業のひとつです。

minneやCreemaといったハンドメイド販売の専門サイトがあるため、活用すれば自分でお店をもつ必要がありません。特にminneはユーザーの質も高く、出品してすぐ売れたという声も多くあるため、おすすめです。

2. データ入力

データ入力は、画像などの資料に書かれている情報を、指定されたフォーマットに打ち込んでいく仕事です。日本語やアルファベットをパソコンで入力することができれば、誰でも始められます。

データ入力の仕事の種類には以下のようなものがあります。

  • アカウント情報入力
  • YouTubeテロップの文字入れ
  • 請求書処理
  • アンケート入力

事務作業の経験がある方であればスムーズに始められるでしょう。

在宅のデータ入力の仕事は、求人サイトやクラウドソーシングサイトで見つけられます。

3. 文字起こし

講演会やセミナーなどの音声を、テキストに変える仕事が文字起こしです。実は、パソコンがなくてもスマホだけでできる作業もあるため、スキマ時間を有効活用したい方におすすめ。

文字起こしは、以下の作業を順番に行います。

  • 素起こし
  • ケバ取り
  • 整文

素起こしは、音声データをそのまま入力する作業。聞いた言葉をそのままテキストに変えていきます。

その後に、内容に関係ない言葉を削除する作業がケバ取りです。最後に、文章がわかりにくいところを整える整文を行って作業が完了します。

文字起こしの仕事は、クラウドソーシングサイトで探せます。「スマホのみOK」という条件の書いてある案件は、パソコンが必要ないためとっつきやすく、初心者にもおすすめです。

4. オンライン講座販売

オンライン講座販売は、ネットを使って勉強できる動画や、資料を販売する仕事です。

このように聞くと、自分で講座を作るのは難しそう…と感じる方もいるかもしれません。しかし、自分で講座を作らなくても稼げる方法があります。これが「アフィリエイト」という手法です。

講座アフィリエイトは、他の人が作った講座を紹介し、販売した数に応じて報酬が得られる仕組みになっています。講座を買ってもらえたら、労働時間に関わらず収入が入ってくるのが魅力です。

女性向けの講座であれば、Instagramと掛け合わせることで集客がしやすくなります。少し難易度は高めですが、多く報酬を得られる可能性があるので、挑戦してみるのも良いでしょう。

5. YouTubeアフィリエイト

産休・育休後も稼ぎ続けたいという方は、YouTubeアフィリエイトに挑戦するのがおすすめ。先ほど紹介したアフィリエイトのYouTube版。YouTubeを使って商品を紹介して、買ってもらうごとに紹介料が貰える仕組みです。

YouTubeは伸ばすのに3ヶ月以上の時間がかかる反面、一度伸びると安定して見られるようになります。最初に頑張っておけば、将来的に投稿頻度を下げても登録者が伸び続けるため、職場復帰後も稼ぎ続ける資産になるのがメリットです。

また、YouTube紹介すると商品が売れやすいというところも見逃せません。YouTubeで紹介した商品を見に行った人が、実際に買ってくれる割合は3%ほど。SNSやブログでは1%が目安なので、報酬をもらいやすいことがわかります。

YouTubeのジャンルは、専門的なものを選びましょう。例えば、「ツールの使い方を紹介したチャンネルで、そのツールを紹介する」など。ある程度専門的なジャンルでないと、そもそもアフィリエイトで紹介できる商品がなかったり、買ってもらえなかったりするからです。

スクールなどに入って副業に関するスキルを身に着け、そこで学んだことを発信してアフィリエイトに挑戦すると、稼ぐ手段が増えるのでおすすめです。

育休・産休中の副業がバレない方法

育休・産休中に副業をしていることが会社の同僚にバレたくない、と悩む方もいるでしょう。ここからは、副業をバレなくする方法や、注意点を解説します。

住民税を普通徴収にする

副業の話を一切していないのに会社にバレてしまうのは、住民税が原因であることが多いです。副業で収入が多いと、翌年の住民税の金額が周りの人より大きくなり、違和感を持たれてしまいます。

逆に言えば、住民税の金額が上がっていなければ、バレにくくできるということ。そのためには、確定申告をするときに「住民税に関する事項」という欄があるので、「自分で納付」に丸をつけるといいです。

(引用:国税局

こうすると、副業の収入によって増えた住民税の通知は自宅に届き、会社に知られることはありません。

手渡しの副業を選んでもバレるので注意

手渡しの副業を行えば、収入があることはバレないと思っている方もいるかもしれません。しかし、手渡しの仕事でも、バレる可能性は十分にあるので要注意です。

報酬を支払った会社は誰にいくら渡したのかまとめ、税務署に提出しています。この金額には手渡しの分も含まれます。

記録を元に税務署は報酬の支払状況を確認するため、振り込み・手渡しによらず、申告しないとバレてしまいます。

手渡しだから大丈夫と判断せず、必ず確定申告を行いましょう。

育休・産休中でも副業できる!スキマ時間を活用して仕事を始めよう!

会社から禁止されていなければ、育休・産休中でも副業できます。ただし、育児休業給付金をもらい続けるには条件があるため、あらかじめ確認しておきましょう。

給付金をもらいつつ、副業をする方法のおすすめは、個人で稼ぐこと。勤務日数の縛りを受けず、作業時間の制約がないものが多いため、子育てしながら稼いでいきたい方にぴったりです。

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この記事の筆者
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