副業・在宅ワーク

育休中におすすめの副業ランキング10選!確定申告や育児休業給付金の注意点も解説

naruto

育休中は赤ちゃんの面倒を見るのが大前提ですが、育休中の時間を活用して副業をはじめたいと考える方もいらっしゃるでしょう。

しかし、育休中は家事や育児に追われ、副業をする時間が取れないと心配になる方も多いかもしれません。そこで当記事では、育休中でも気軽に始められる副業から、スキルが身につく副業を紹介します

育休中に副業をする際の注意点や会社にバレない方法なども解説しているため、ぜひ最後までご覧ください。

育休中におすすめの副業ランキング10選!

さっそく育休中におすすめの副業ランキング10選を紹介します。取り組みやすい副業から、ある程度のスキルは必要なものの長期的に稼ぎやすい副業まで網羅的に紹介しているため、ぜひご覧ください。

1.ハンドメイド販売

ハンドメイド販売とは、ご自身で作ったハンドメイドの雑貨を販売する仕事です

ハンドメイド販売は趣味の延長として楽しみながら副業できるため、育休中の息抜きにもなるでしょう。

ただし、ハンドメイド販売はライバルも多いため、高い利益を上げるのは簡単ではありません。

しかし、ハンドメイド作品を購入してくれる方がいるとやりがいを感じられるだけでなく、自らのスキル向上にも繋がる素敵な副業です。

メリット・趣味の延長として楽しめる
・やりがいを感じやすい
デメリット・ライバルが多い
・収益を上げるのに時間がかかる
はじめやすさ
稼ぎやすさ
おすすめ度

2.データ入力

データ入力は、商品データ・顧客の情報・アンケート結果など、エクセルや特定フォーマットに入力する仕事です。

データ入力には特別なスキルは不要で、タイピングができる方なら挑戦しやすい副業です。

ただし、データ入力は需要も高い分ライバルが多く、単価が低い傾向にあります。

高い収入を得るには、複数の案件をこなす必要や、作業効率を上げる必要があります。

メリット・タイピングができれば誰でも挑戦できる
・特別なスキルが必要ない
デメリット・ライバルが多い
・単価が低い案件も多い
はじめやすさ
稼ぎやすさ
おすすめ度

3.メルカリなどで不用品を販売

育休中で時間ができた際は、不用品をメルカリで販売することで収入を得ることができます

しばらく使わない服や靴、購入したまま利用していない化粧品など、不要なアイテムがある方は、をただ捨てるのではなく、販売できると非常に効率的に稼げるでしょう。

不用品を販売するサイトは、メルカリの他にもヤフオク・ラクマ・ジモティーなどがあり、多くの利用者がいるため、商品によっては比較的早めに販売できます。

育休中に手が空いたときに不要なアイテムを見つけた方は、フリマやオークションに出品してみましょう。

メリット・育休中の隙間時間に取り組める
・不用品を販売するだけで収入になる
デメリット・梱包などの手間がかかる
・出品しても売れない場合がある
はじめやすさ
稼ぎやすさ
おすすめ度

4.シール貼り

シール貼りは、バーコードや商品名などの情報が記載されたシールを貼る仕事です。

特別なスキルが必要ないため、育休中の方の副業として始めやすいとされています。

ただし、一般的にシール貼りの単価は低い傾向にあり、1枚あたり0.5~1円程度が相場と言われています

また、シール貼りの仕事は正確性と丁寧さが求められるため、集中力が求められます。

シールを貼り間違えたり、乱雑になったりすると、その分だけ報酬が発生しない可能性もあるため気を付けましょう。

メリット・スキルが必要ないため育休中でも始めやすい
・単純作業のため頭を使わない場合が多い
デメリット・丁寧さと集中力が必要
・正確にシールを貼る必要がある
はじめやすさ
稼ぎやすさ×
おすすめ度×

5.写真販売

写真撮影が趣味の方は、育休中に写真販売の副業をするのがおすすめです。

外出先で撮影した風景や、食事の写真など、日常のシーンを切り取った写真を販売できるため、育休中にピッタリの副業です。

写真販売をする際は、以下の流れで報酬が発生します。

  1. 写真販売サイトに登録する
  2. 写真をアップロードする
  3. 写真が購入されたらお金が入る

撮影した写真をアップロードするだけなので、手順は簡単です。

写真販売サイトには様々な種類が存在するため、手数料などを考慮して登録するサイトを検討しましょう

メリット・趣味の延長として副業を行える
・一度アップすればその後何もする必要はない
デメリット・写真がダウンロードされなければ報酬にはならない
はじめやすさ
稼ぎやすさ
おすすめ度

6.アンケートモニター

アンケートモニターは、リサーチ会社などのアンケート回答や、商品モニターを行うことで、ポイントを得られる副業です。

スマートフォンがあれば、いつでもどこでもアンケートに回答できるため、育休中でも気軽に始められるのがメリットです。

ただし、数分で回答できるアンケートは単価が低い傾向にあり、数円から100円が相場です。

副業としてより高い報酬を得るには、訪問インタビューや座談会形式の案件を受注する必要があります。

メリット・スマホ一台ではじめられる
・時間や場所を問わずに挑戦できる
デメリット・簡単なアンケートは単価が低い傾向にある
・相当な数をこなさなければ高収入を得ることはできない
はじめやすさ
稼ぎやすさ
おすすめ度

7.文字起こし

文字起こしは、動画や音声データの言葉をテキストにする仕事です。例えば、会議の録音データやセミナーの音声、YouTube動画などが対象となります。

文字起こしはタイピングスキルさえあれば挑戦できますが、音声を正確かつ迅速にテキストにする必要があります。

文字起こしの単価は案件によって異なりますが、ライバルも多いため案件の獲得が難しいのがデメリットです。

メリット・タイピングスキルがあれば挑戦できる
・スピードを上げれば単価が上がりやすい
デメリット・ライバルが多く案件を取りにくい
・今後必要なくなる職種の1つでもある
はじめやすさ
稼ぎやすさ
おすすめ度

8.Webデザイナー

Webデザイナーは、Webサイトやアプリなどの様々なデザインを行います

Webデザイナーには、レイアウトや色彩、フォントなどの視覚的なスキルが求められますが、さらにHTMLやCSSなどのコーディングスキルも必要になります。

様々なスキルが必要だと感じる方も多いかもしれませんが、育休中にスキルを取得すれば、復帰後も副業を続けられる可能性があります。

さらに、Webデザイナーとして独立できる場合もあるため、体力的に余裕がある方はぜひ挑戦してみてはいかがでしょうか。

メリット・コーディングスキルが身につく
・スキルを身に付ければ独立できる可能性がある
デメリット・デザインのスキルが求められる
・デザインについて勉強が必要になる場合がある
はじめやすさ
稼ぎやすさ
おすすめ度

9.スクール・講座販売

スクール・講座販売とは、これまでの経験や得意分野でのスキルを活かし、自分のスクールやオンライン講座を作り、受講生に教える仕事です。

分野としては、子育て・手芸・料理・ビジネススキルなど様々な領域を活かすことができます。

集客にLINEステップ(友だち追加した方に対して、事前に用意しておいた内容・タイミング・期間でメッセージを自動配信できる機能)を利用すれば、時間の確保にも繋がります。

スクール・講座販売は、単価が高く稼ぎやすい一方、初心者の場合は講座運営の専門的なスキルを学ぶ必要があります

ただし、一度身に付ければ長期的に稼ぐことができるため、育休中の方におすすめです。

メリット・LINEステップで自動化できるため時間が確保できる
・単価が高いの稼ぎやすい
・月50万以上目指せる
デメリット・初心者には指導者が必須
・受講生に教えるスキルが必要
はじめやすさ
稼ぎやすさ
おすすめ度

10.動画編集

動画編集は未経験者でも目指しやすく、育休中の方からも人気の副業です。

最近では動画市場も拡大しており、動画編集者の需要がますます高まるでしょう。

ただし、動画編集をはじめる人は多いため、案件の奪い合いになる可能性もあります。

そのため、より多くのスキルを身に付け、他の動画編集者との差別化をすることが重要だと言われています。

メリット・未経験者でも挑戦しやすい
・動画市場が拡大している
デメリット・ライバルが多いため案件獲得が難しい
・独学で動画編集を学ぶと挫折する可能性もある
はじめやすさ
稼ぎやすさ
おすすめ度

育休中の定番、在宅シール貼りバイトはおすすめ?

在宅シール貼りバイトは、特に育休中の主婦や在宅ワーカーにとって人気のある副業ですが、結論からお伝えすると、シール貼りバイトはおすすめできません

在宅シール貼りバイトがおすすめできない理由は下記のとおりです。

  1. 単価が低いことが多い
  2. 高収入を得るには非常に多くのシール貼りをする必要がある
  3. 単調な作業が続くためモチベーションが低下する
  4. 特別なスキルが身につかないため、今後に活かせない可能性がある

シール貼りは単純な作業なため、特別なスキルが必要なく、育休中でも手軽に始められる点が魅力ですが、上記のデメリットがあるためおすすめできません。

育休中に副業をはじめるなら、今後も活用できるスキルが身につく仕事がおすすめです。

育休中の副業の選び方

育休中の方は、以下の3点に気を付けて副業を選びましょう。

  1. 在宅でできる副業を選ぶ
  2. リスクが低い副業から始める
  3. 体に負担がかからない副業を選ぶ

育休中の副業の選び方を詳しく見ていきます。

1.在宅でできる副業を選ぶ

育休中に副業をはじめる際は、在宅で行える仕事をしましょう

育休中は育児や家事の優先度のほうが高くなる場合が多いため、隙間時間に在宅で行える副業がおすすめです。

また、在宅で行える副業は自分のペースで行えるため、心身への負担を最小限に抑えることができるでしょう。

2.リスクが低い副業から始める

育休中は会社から手当をもらっているとはいえ、収入は減少している状況です。そのため、金銭的にも精神的にもリスクが低い副業から始めることが大切です

リスクが低い副業は失敗しても影響が小さい傾向があり、新しいことに挑戦する際のストレスが軽減され、積極的な試みがしやすくなるでしょう。

大きな金額を投資するような副業ではなく、着実に収入になる副業がおすすめです。

3.体に負担がかからない副業を選ぶ

育休中は育児や家事に時間を費やすことが多く、副業は育児や家事の合間に行う必要があります。そのため、在宅で行えて、極力体に負担がかからない副業を選びましょう。

また、育休中は出産や子育てにより体調が不安定になることがあります。体に負担がかからない副業を選ぶことで、余計なストレスを軽減することにも繋がります。

副業を続けるためには、家族からの理解を得たうえで、自分1人だけに負担がかからない状況を作ることも大切です。

育休中に副業していくらまでなら大丈夫?

育休中に育児休業給付金を受け取るためには、以下の条件を満たす必要があります。

  • 育休中の就業日数が1ヵ月のうち10日以下であること、10日を超える場合は就業時間が月80時間以下であること
  • 育休開始前の給与の8割を超える収入がないこと

参考:育児休業給付の内容と支給申請手続|厚生労働省

育児休業給付金を受け取るには、1ヶ月のうちの就業日数は10日以下、10日を超える場合は就業時間が月80時間以下という条件があります。また、育休中の副業で稼げる金額は、育休開始前の給与の8割以内になります。

そのため、具体的に「何万円以上稼いではいけない」という基準があるわけではなく、人によって稼げる金額は異なるということです。

育休中にバイトしたらどうなる?

育休中にバイトをしても、原則として問題はありません

ただし、そもそも副業が認められているかどうかは、勤務先によって異なるためご注意ください。

ただし前述の通り、育児休業給付金を受け取るための条件を超えてしまうと、育児休業給付金が受け取れなくなる可能性があるためご注意ください

育休中はどれだけ働ける?

育休中に副業をしても問題ありませんが、まずは育児休業給付金を受け取る条件の範囲内で稼ぐことを理解しておきましょう

そのうえで、副業でどれだけ稼げるのかを解説します。

ただし、育休中に副業をした方のみのデータがないため、通常の副業をしている方のデータを紹介します

PRTIMESでは、株式会社フォーイットが運営するWeb3メディア「Mediverse(メディバース)」が独自に行った副業による調査結果を取り上げていました。

引用:【副業平均月収ランキング】3位「4~10万円」、2位「1~3万円」、1位はいくら?|Mediverse

副業をしている人のうち、「1万円未満」が8.20%と最も多く、続いて「1~3万円」が5.00%となっています。

この結果を見ると、お小遣い程度の金額を副業で稼いでいる人が多いと推測されます。

育休中の方の場合は、育児や家事の合間に副業を行う必要があるため、時間の確保が会社で働いている方と同じくらいか、もしくはそれ以下になるでしょう。

その場合、育休中の方は月に1万円くらいの収入になると予想されます

育休中に副業すると会社にバレる?

副業が会社にバレる原因は「住民税」の増加です。

通常、会社員の住民税は会社が支払う「特別徴収方式」のため、経理担当者が社員の住民税額を把握できます

副業を行い確定申告をすると、本業の給料に副業の所得が合算された住民税となり、副業が会社にバレる可能性が高まります。

会社に副業をバレないようにするためには、確定申告時に「普通徴収」を選択してください。「普通徴収」は副業で稼いだ分の住民税をご自身で納付するため、会社に通知されません。

育休中に副業する場合の注意点を解説!

育休中に副業をする場合は、下記の注意点に気を付けましょう。

  1. 確定申告にも注意が必要
  2. そもそも就業規則で副業が認められているのか確認する

育休中に副業する場合の注意点を詳しく見ていきます。

1.確定申告にも注意が必要

育休中に副業で収入を得る場合、1月1日から12月31日までの所得が48万円を超える場合は確定申告が必要になります。

ただし、育休手当や給付金は所得には含まれないため、副業だけで所得が48万円以上になった場合にのみ確定申告の義務が発生します。

確定申告をしないとペナルティを課せられる可能性があるため、所得が48万円以上になった場合は必ず確定申告を行いましょう。

2.そもそも就業規則で副業が認められているのか確認する

育休中に副業をする際は、そもそも就業規則で副業が認められているか確認しましょう。

最近は副業を認める企業が増えていますが、業界や職種によっては副業が制限されている場合もあります

副業が許可されていない会社で副業していることが発覚すれば、懲戒処分の対象となる可能性があります。

さらに、信頼や信用を失う可能性があるため、充分注意して副業を行いましょう。

育休中の副業についてしっかり理解し、無理なく副業をしよう!

育休中に副業を始めると本業以外のスキルが身につき、本業以外でも長期的に稼げるようになる可能性があります。特に、スクール・講座販売は単価が高く、月50万以上目指せるため非常におすすめの副業です。育休中に副業をはじめてみたい方は、ぜひ挑戦してみてはいかがでしょうか。

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