MENU

薬膳・漢方検定とは?受験料6,500円・正解率70%と公式が公表していない合格率

薬膳・漢方検定の受験料は通常6,500円、合格基準は100問の正解率70%。合格率は公式が公表していない
  • URLをコピーしました!

薬膳・漢方検定は、受験資格に制限がなく誰でも受けられる検定です。

出題は100問の四者択一で、合格基準は正解率70%です。

受験料は通常6,500円ですが、条件に当てはまれば5,000円まで下がります。

一方で、合格率は公式が公表していません。

この記事では、主催団体と公式サイトが出している情報だけを使って、検定の実像を確認します。

編集部のアドバイス

斉藤さやか
斉藤さやか

「合格率85%」という数字をよく見かけますが、公式のどこにも出ていません。主催団体は上位資格の合格率を公表しているのに、薬膳・漢方検定の合格率は項目そのものを置いていません。数字で難易度を測るより、公式テキストの範囲から100問という出題形式を見たほうが実態に近づけます。

目次

本コンテンツは、当サイト(ママキャン資格部)の制作ガイドラインに基づく編集プロセスを経て作成しています。 >>コンテンツ制作ガイドライン

薬膳・漢方検定とは?誰でも受けられる100問の検定

まず検定の基本仕様です。

項目内容
受験資格年齢・性別・国籍・学歴に制限なし
出題数100問・四者択一
試験時間受験開始後 最大60分
合格基準正解率70%
資格登録認定料なし
累計受験者約13,000人

← 横にスクロールできます →

受験資格がないことが、この検定の最大の特徴です。

薬膳・漢方の資格は認定講座の受講が受験条件になっているものが多く、講座を申し込まないと受験そのものができません。

薬膳・漢方検定は市販の公式テキストを買って申し込めば受けられます。

資格登録認定料もかからないので、受験料だけで完結します。

運営は3団体の分担です。

主催が一般社団法人日本漢方養生学協会、協力・監修が薬日本堂、企画・運営が日販セグモです。

主催の日本漢方養生学協会は、2008年から漢方養生指導士の認定と育成を行っている団体で、監修の薬日本堂は漢方専門店と漢方スクールを運営しています。

つまり検定の中身は漢方スクールの系譜にあり、合格すると同じスクールの上位資格へつながる設計になっています。

出題の水準は、公式が公開している例題から掴めます。

斉藤さやか斉藤さやか

公式の例題は「冷えが気になるときに過食しないほうがよい食材はどれか」で、答えはバナナです。しょうがやシナモンが温熱、バナナやきゅうりが涼寒という食材の性質を問う形式です。暗記というより、食材を性質で仕分けられるかを見られます。

この検定が扱うのは、体質・体調・季節による食材の選び方と、漢方の基本理論です。

冷えや肌の悩み、長く続くストレスといった不調に対する養生の考え方も範囲に入ります。

薬膳・漢方検定の合格率は公式が公表していない

薬膳・漢方検定と上位資格で公表されている数値の違い

検索すると合格率の数字が出てきますが、公式の出どころを確認できません。

主催団体の「資格・検定一覧」には資格ごとの合格率欄がありますが、載っているのは上位資格だけです。

資格合格基準公表されている合格率
薬膳・漢方検定正解率70%項目そのものが無い
漢方養生指導士 ベーシック正解率80%95%
漢方養生指導士 アドバンス正解率80%88%
漢方養生指導士 臨床マスター正解率80%90%

← 横にスクロールできます →

上位資格には95%や88%という数字が置かれているのに、同じ表で薬膳・漢方検定の行には合格率の項目が用意されていません。

書き忘れではなく、公表していないと読むのが自然です。

ですから難易度は、合格率ではなく合格基準・出題範囲・解答時間の3つで見てください。

合格基準は正解率70%で100問中70問、上位資格の80%より緩く、出題範囲も公式テキスト1冊に限定されています。

一方で100問を最大60分なので1問あたり36秒しかなく、調べながら解く余裕はありません。

実際、公式は試験中にテキストを見ることを禁じています。

斉藤さやか斉藤さやか

「テキストの範囲から出る」と「テキストを見ながら解ける」は別です。公式は「テキストを見ながらの解答はできません」と明記しています。オンラインでも中身は普通の試験だと考えて準備してください。

薬膳・漢方検定の受験料は6,500円|4つの割引で5,000円になる

薬膳・漢方検定の受験料と4つの割引区分

受験料は通常6,500円(税込)で、割引が4種類あります。

区分受験料(税込)条件
通常6,500円—
再挑戦割6,000円第1〜23回の受験者。受験番号とログインID(受験ID)が必要
食検割6,040円指定9検定の合格者
団体割引5,000円5名以上のグループ申込

← 横にスクロールできます →

食検割は対象が具体的に決まっています。

ごはん検定・紅茶検定・きのこ検定・調味料検定・野菜検定・フルーツ検定・だし検定・パンシェルジュ検定・発酵検定の合格者で、食の検定をすでに持っている人は申込前に確認する価値があります。

合格対策講座とのセット申込もあり、通常8,500円、再挑戦割8,000円、食検割8,040円です。

割引の併用はできません。

申込後の変更とキャンセルもできないので、区分は申込時に決めきる必要があります。

なお受験料の記載は、公式のなかで食い違っています。

掲載場所記載されている受験料
公式サイト 第23回・第24回の実施概要6,500円(税込)
主催団体の資格・検定一覧6,200円

← 横にスクロールできます →

直近2回の実施概要はどちらも6,500円なので、主催団体の一覧に残る6,200円はそれより前の価格と考えられます。

申込時の金額は、実施概要ページの表示で確認してください。

薬膳・漢方検定の日程は年2回|3月と9月の実績

薬膳・漢方検定 直近2回の日程と申込スケジュール

第25回の日程は、2026年9月29日の時点でまだ告知されていません。

直近2回の実績が判断の材料になります。

回試験日形式申込開始申込締切結果発表
第23回2026年3月22日(日)オンライン2025年10月29日2026年2月24日(火)→ 3月5日に受付終了2026年4月17日
第24回2026年9月13日(日)オンライン2026年5月18日2026年8月17日(月)→ 8月24日(月)へ延長2026年10月下旬

← 横にスクロールできます →

3月と9月の年2回です。

申込開始は試験日の約4か月前で、第23回は前年10月29日、第24回は5月18日でした。

この実績から、第25回の申込開始は2026年10月下旬から11月ごろが目安になります。

注意したいのは締切で、直近2回はどちらも後ろへ動きました。

第24回の実施概要ページでは当初の8月17日に打ち消し線が入り8月24日が併記され、第23回も当初の締切2月24日に対して受付終了の告知は3月5日でした。

延長を前提に構えるのは危険ですが、締切当日に間に合わなかった場合は公式の告知を確認する余地があります。

合格発表と認定証の郵送も押さえておきます。

第23回は2026年4月17日に結果が出て認定証は4月下旬に郵送、第24回は結果通知と認定証の郵送がどちらも2026年10月下旬と案内されています。

試験日から結果通知まで1か月から1か月半で、結果はマイページで知らされ、合格者にだけ紙の認定証が登録住所へ郵送されます。

薬膳・漢方検定はオンラインのみ|14時30分までに開始しないと受験できない

直近2回はどちらも開催エリアがオンラインだけでした。

当日の運用には時間の制約があります。

項目内容
受験開始可能時間14:00〜14:30
試験時間受験開始後 最大60分
受験回数1人1回限り
必要機材カメラ付きのパソコン・スマートフォン・タブレット
テキスト参照不可

← 横にスクロールできます →

いちばん事故が起きやすいのが受験開始可能時間で、14時30分を過ぎると受験できません。

14時20分に開始した場合は15時20分まで解答できるので、開始が遅れるほど終了も遅くなります。

事前の準備も2段階あります。

申込前に対応OS・ブラウザの利用環境チェック(所要10秒)、申込後に本番と同じ形式の接続テスト(所要2分)です。

第24回は試験の12日前にあたる9月1日に受験票メールが届き、接続テストの期限は9月11日17時=試験2日前でした。

Internet Explorerなど公式が挙げていないOS・ブラウザは使えません。

決済手段は回によって変わっています。

第23回はクレジットカード決済とコンビニ決済から選べましたが、第24回はクレジットカード決済のみの案内でした。

第23回まで使えたコンビニ決済が案内から消えているので、カードを使わない前提で計画している場合は申込前に確認してください。

5名以上で申し込む団体受験は締切が個人申込より早く、第24回は代表者の一括申込が8月6日、個別申込が8月17日でした。

薬膳・漢方検定の公式テキストは「増補改訂版」|旧版との見分け方

出題は公式テキストを中心に行われます。

項目内容
書名増補改訂版 薬膳・漢方検定公式テキスト
監修薬日本堂
出版社実業之日本社
発行日2023年11月16日
ISBN978-4-408-65064-7
価格1,760円(本体1,600円+税)

← 横にスクロールできます →

ここで気をつけたいのが版です。

通販サイトで「薬膳・漢方検定公式テキスト」を検索すると、「全改訂版」という別の版が上位に出てきます。

公式が出題範囲として案内しているのは「増補改訂版」です。

版扱い
増補改訂版(2023年11月16日刊・ISBN 978-4-408-65064-7)公式が出題範囲として案内している現行版
全改訂版旧版。書誌データベースopenBDに登録が見つからない

← 横にスクロールできます →

※当サイトで照合

書名が似ているうえ、どちらも実業之日本社刊で監修も薬日本堂なので、表紙だけでは判断しにくいです。

ISBNの末尾「65064-7」で確かめるのが確実です。

斉藤さやか斉藤さやか

検定対策で「テキストを買ったのに出てこない問題があった」という感想を見かけますが、版の取り違えが原因のこともあります。範囲が1冊に限定されている検定だからこそ、その1冊が現行版かどうかが効いてきます。

範囲が公式テキスト1冊なので、学習量そのものは多くありません。

上位の資格に進むには、講座の受講が前提になります。

どの講座がどの資格に対応しているかは薬膳・漢方の通信講座10社比較で確認できます。

薬膳・漢方検定に合格した後|漢方養生指導士は講座修了が受験資格

合格者には4つの特典があります。

特典内容
合格認定証無料で発行。紙の認定証を登録住所へ郵送
入学金免除薬日本堂漢方スクール「漢方養生指導士 ベーシックコース」の入学金11,000円が免除
飲食割引薬膳レストラン「10ZEN」で使える割引クーポン
認定グッズ合格者だけが購入できるグッズ(有料)

← 横にスクロールできます →

実利がいちばん大きいのは入学金の免除ですが、条件があります。

申込・支払時にクーポンコードを入力した場合のみ適用され、すでに受講料の支払いを完了している場合は対象外です。

他のクーポンとの併用もできません。

次のステップにあたる漢方養生指導士ベーシックコースの費用は、入学金11,000円(薬膳・漢方検定の合格者は免除)に加えて、通学42,000円・オンライン37,800円・通信37,800円です(いずれも税込・教材費込)。

カリキュラムは18単位で1時間が1単位、通信の場合は課題の提出で進みます。

通学できるのは薬日本堂漢方スクールの品川校・大阪校・仙台校です。

そして重要なのが受験資格です。

コース受験費用試験時間合格基準合格率
ベーシック6,600円75分正解率80%95%
アドバンス8,800円90分正解率80%88%
薬膳マスター13,200円75分正解率80%非公表
薬物学マスター16,500円90分正解率80%非公表
漢茶マスター13,200円75分正解率80%非公表
臨床マスター17,600円90分正解率80%90%

← 横にスクロールできます →

いずれも受験資格が「各コース修了の方」です。

つまり薬膳・漢方検定に合格しても、講座を受けずに漢方養生指導士の試験を受けることはできません。

検定は独学で受けられますが、上位資格から先は講座が前提になります。

検定合格の実利は、称号が一段上がることではなく入学金11,000円が要らなくなることに集約されます。

受験方式は筆記とCBTの2通りで、CBTなら47都道府県のテストセンターで通年受けられ、結果はマイページで即時発表されます。

ただし漢茶マスターと臨床マスターにはCBTの設定がなく、薬日本堂漢方スクール各校での筆記のみです。

薬膳・漢方検定に関するよくある質問

薬膳・漢方検定は独学で合格できますか

受験資格に制限がなく、出題は公式テキスト『増補改訂版 薬膳・漢方検定公式テキスト』を中心に行われるため、市販テキストでの学習で受験できます。

合格対策講座とのセット申込も用意されていますが、必須ではありません。

薬膳・漢方検定の合格率はどのくらいですか

公式は合格率を公表していません。

主催団体の資格・検定一覧では上位資格の漢方養生指導士に合格率欄がありますが、薬膳・漢方検定の行には項目がありません。

公表されているのは合格基準が正解率70%であることだけです。

薬膳・漢方検定は会場で受けられますか

直近の第23回・第24回はいずれも開催エリアがオンラインのみでした。

主催団体の一覧には仙台・東京・名古屋・大阪と記載が残っていますが、実施概要ページで最新の開催形式を確認してください。

試験中にテキストを見てもいいですか

できません。

公式は「テキストを見ながらの解答はできません」と明記しています。

カメラ付きの端末が必要で、試験2日前までに本番と同じ形式の接続テストを済ませる必要があります。

薬膳・漢方検定に受験料の割引はありますか

4種類あります。

過去に受験した人の再挑戦割6,000円、指定9検定の合格者向け食検割6,040円、5名以上の団体割引5,000円です。

併用はできません。

まとめ|薬膳・漢方検定は誰でも受けられるが上位資格は講座が前提

  • 受験資格に制限がなく、誰でも受けられる。資格登録認定料もかからない
  • 出題は100問の四者択一で、合格基準は正解率70%。試験時間は受験開始後最大60分
  • 合格率は公式が公表していない。上位資格には95%や88%の公表があるのに、検定の行には項目がない
  • 受験料は通常6,500円。再挑戦割6,000円・食検割6,040円・団体割引5,000円の4区分がある。主催団体の一覧には6,200円という旧価格が残っている
  • 日程は3月と9月の年2回。申込開始は試験日の約4か月前。第25回は2026年9月29日時点で未告知
  • 直近2回は開催エリアがオンラインのみ。14時30分までに開始しないと受験できず、第24回からコンビニ決済も案内から消えた
  • 公式テキストは2023年11月16日刊の「増補改訂版」。通販で上位に出る「全改訂版」は旧版
  • 上位資格の漢方養生指導士は全コースが「コース修了者」限定。検定合格の実利は入学金11,000円の免除

講座で対策する場合や、検定の先にある資格まで見据えたい場合は薬膳・漢方の通信講座おすすめ比較で料金と取得できる資格を確認してください。

出典一覧

この記事を書いた人

斉藤さやかのアバター 斉藤さやか Mamcamp代表・講師

強みも特技もない一人の主婦から、公式LINE/Instagram/YouTubeなどの運用・監修を1,200件以上経験し、時間と場所に縛られない働き方を実現。

現在はマーケティングコンサルタントとしても活動しながら、これまでに累計900名以上(のべ1,000名近く)の主婦の働き方をサポート。ママキャンでは「強みのない主婦でも、自分に合う仕事は必ず見つかる」という前提で、一人ひとりに合わせた個別サポートに邁進しています。

コメント

コメントする

目次