インテリアコーディネーター資格試験に、公式の勉強時間の目安はありません。
協会は受験概要で試験範囲と形式を示していますが、必要な学習時間の数字は公表していないからです。
ただし期間の目安は示されています。
協会自身が開設している通信講座の標準的な受講期間が、学科コース5か月・実技コース3か月・総合コース7か月です。
さらに教材の分量も確定しています。
公式ハンドブックは上巻252ページ・下巻274ページの計526ページです。
この記事では、公式講座の期間と教材の分量から、必要な勉強時間を逆算します。
学科5か月・実技3か月という配分を自分で設計するのが難しい場合は、日程が組まれた講座を使う方法もあります。
編集部のアドバイス

学科と実技を同じ時期に詰め込まないでください。協会の総合コースが7か月なのは、学科5か月と実技3か月を少し重ねた設計です。この順番がそのまま目安になります。
インテリアコーディネーターの勉強時間に公式の数字はない
まず前提を確認します。
協会は学習時間を公表していない
協会の受験概要には、試験科目・出題数・試験方式・試験審査の範囲・持ち物などが記載されています。
一方で、受験者が必要とする学習時間の記載はありません。
代わりに使えるのが通信講座の標準期間
協会はインテリアコーディネーター通信講座を3コース開設しており、それぞれ標準的な受講期間を示しています。
| コース | 受講料(一般・税込) | 標準期間 | 在籍期間 |
|---|---|---|---|
| 学科コース | 31,900円 | 5か月 | 11か月 |
| 実技コース | 20,900円 | 3か月 | 7か月 |
| 総合コース | 47,300円 | 7か月 | 15か月 |
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標準期間は「受講期間開始から修了までの標準的な期間」、在籍期間は「受講可能な期間」と定義されています。
学科5か月+実技3か月が総合7か月になる理由
学科5か月と実技3か月を単純に足すと8か月ですが、総合コースは7か月です。
1か月分は重なる設計になっていると読めます。
学科を進めながら、後半で実技に入るイメージです。
インテリアコーディネーターの勉強時間を教材の分量から逆算する
ページ数で割ると具体的になります。
公式ハンドブックは526ページ
| 巻 | ページ数 | 収録章 |
|---|---|---|
| 上巻 | 252ページ | 第1章〜第5章 |
| 下巻 | 274ページ | 第6章〜第9章 |
| 合計 | 526ページ | 試験範囲の9項目 |
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一次試験の試験審査の範囲は9項目で、ハンドブックの章立てと対応しています。
学科コースの5か月で割ると1日あたり3.5ページ
526ページを5か月(約150日)で読むと、1日あたり約3.5ページです。
3か月(約90日)なら1日約5.8ページ、7か月(約210日)なら1日約2.5ページになります。
| 期間 | 1日あたりのページ数 |
|---|---|
| 3か月 | 約5.8ページ |
| 5か月 | 約3.5ページ |
| 7か月 | 約2.5ページ |
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※公式ハンドブック526ページから当サイトで算出
これは通読の目安で、復習や問題演習の時間は別に必要です。
一次は36問120分
一次試験はCBT方式の解答選択式で、全36問・120分です。
526ページから36問が出題される形なので、1問あたり約15ページの範囲になります。
細かい暗記より、9項目を広く押さえる学習が求められる構成です。
斉藤さやか526ページに対して36問。全部を完璧にする試験ではありません。どの章も空白にしないことのほうが効きます。
インテリアコーディネーターの勉強時間は実技に別枠が要る
二次対策は性質が違います。
実技コースの標準期間は3か月
協会の実技コースは標準3か月、在籍7か月です。
修了証の判定基準は「実技リポートが2課題ともに総合評価C以上」とされています。
二次試験は180分で2課題
二次試験は実技で、出題数は2課題(年度により異なる)、試験方式は筆記式です。
実施時間は180分で、一次の120分より60分長くなります。
図面を描き、論文を書く作業を180分で仕上げる必要があります。
読む勉強と描く勉強は積み上がり方が違う
学科はページを読めば進みますが、実技は手を動かした回数がそのまま結果になります。
2025年度は二次受験者2,870名のうち1,247名が不合格でした。
一次を通過した層でも半数近くが止まるため、実技の3か月を学科の後ろに確保できるかが鍵になります。
実技の詳細はインテリアコーディネーターの二次試験で扱っています。
インテリアコーディネーターの勉強時間を年間日程から設計する
試験日から逆算すると期間が決まります。
2026年度の日程
| 項目 | 日程 |
|---|---|
| 受験申込期間 | 2026年7月15日(水)〜8月31日(月) |
| 一次試験 | 2026年9月15日(火)〜10月15日(木)から希望日時を選択 |
| 一次合否判定通知 | 11月中旬発行開始予定 |
| 二次試験 | 2026年12月6日(日) |
| 二次合否判定通知 | 2月中旬発行開始予定 |
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一次と二次の間は約2か月です。
一次の結果を待ってから実技を始めると間に合わない
一次の合否判定通知は11月中旬、二次試験は12月6日です。
結果を見てから実技に着手すると、3週間しかありません。
協会の実技コースが標準3か月であることを踏まえると、一次の受験後すぐに実技へ入る前提で設計する必要があります。
基本タイプと先取りタイプで組み方が変わる
| 区分 | 内容 | 受験料(税込) |
|---|---|---|
| 基本タイプ | 一次試験→二次試験 | 14,850円 |
| 一次試験<先取り>タイプ | 一次試験のみ | 11,550円 |
| 二次試験<一次免除>タイプ | 二次試験のみ | 11,550円 |
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一次先取りタイプを選ぶと、同一年度の二次は受けられません。
その代わり一次合格は次年度から3年間有効なので、学科に集中した翌年に実技へ時間を割く進め方ができます。
1年で両方を終えるか、2年に分けるかで、必要な勉強時間の配分がまったく変わります。
インテリアコーディネーターの勉強時間に関するよくある質問
インテリアコーディネーターの勉強時間はどのくらい必要ですか?
公式の時間目安は公表されていません。
協会の通信講座の標準期間は学科5か月・実技3か月・総合7か月です。
教材はどのくらいの分量ですか?
公式ハンドブックは上巻252ページ・下巻274ページの計526ページです。
5か月で読む場合、1日あたり約3.5ページの計算になります。
一次と二次の対策は同時に進めるべきですか?
一次の合否判定通知は11月中旬、二次試験は12月6日で3週間しかありません。
協会の実技コースが標準3か月であることを考えると、一次受験後すぐに実技へ入る設計が現実的です。
1年で両方合格できますか?
基本タイプなら同一年度に一次と二次の両方を受験できます。
ただし一次が不合格の場合、同じ年度の二次は受験できません。
2年に分けることはできますか?
一次先取りタイプで一次のみ受験し、合格すると次年度から3年間は一次が免除されます。
その間は二次のみの受験が可能です。
独学でも同じ期間で足りますか?
協会の標準期間は通信講座を前提とした数字です。
独学の場合は、学習の順番を自分で設計する時間が追加で必要になります。
まとめ:インテリアコーディネーターの勉強時間は学科と実技を分けて積む
インテリアコーディネーターの勉強時間について、公式情報から整理すると次のとおりです。
- 協会は必要な学習時間を公表していない
- 通信講座の標準期間は学科5か月・実技3か月・総合7か月(在籍期間は11か月・7か月・15か月)
- 公式ハンドブックは計526ページ、5か月で読むなら1日あたり約3.5ページ
- 一次はCBT方式の選択式36問・120分で、526ページから36問が出る
- 二次は実技2課題・180分で、読む勉強とは別に手を動かす時間が要る
- 一次の合否判定通知は11月中旬、二次試験は12月6日で間は3週間
- 一次先取りタイプを使えば、学科と実技を2年に分けられる
- 受験料は基本タイプ14,850円、一次先取り・二次のみは各11,550円
学科は526ページを月数で割れば見通しが立ちます。
問題は実技の3か月をどこに置くかで、ここを一次の結果待ちにすると間に合いません。
一次の受験後すぐ実技に入る前提なら、両方を通してカバーする講座が設計しやすくなります。
独学で進めるかの判断はインテリアコーディネーターは独学で受かるか、合格率の実態はインテリアコーディネーターの合格率で扱っています。
出典一覧
- インテリア産業協会「インテリアコーディネーター 通信講座一覧」(2026年10月7日確認)
- インテリア産業協会「インテリアコーディネーターハンドブック」(2026年10月7日確認)
- インテリア産業協会「第44回(2026年度)受験概要」(2026年10月7日確認)
- インテリア産業協会「2025年度(第43回)インテリアコーディネーター資格試験の結果について」(2026年10月7日確認)


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