令和8年度(第76回)の税理士試験は、2026年8月4日(火)から6日(木)までの3日間で実施されます。
受験申込みの受付は令和8年4月20日から5月8日までで、約3週間です。
受験手数料は申し込む科目数で変わり、1科目4,000円から5科目10,000円までの5段階です。
この記事では、国税庁の公告をもとに令和8年度の日程と手続きを整理します。
編集部のアドバイス

この試験でいちばん危ないのが申込期間の短さです。受験申込みの受付は4月20日から5月8日までのわずか3週間で、しかもゴールデンウィークを挟みます。税法科目を受ける方は受験資格の証明書類も必要になるので、4月に入ったらすぐ卒業証明書などの手配を始めてください。
令和8年度(第76回)税理士試験の日程

試験は3日間にわたり、1日3科目ずつ実施されます。
| 日程 | 時間 | 科目 |
|---|---|---|
| 令和8年8月4日(火) | 9:00〜11:00 | 簿記論 |
| 令和8年8月4日(火) | 12:30〜14:30 | 財務諸表論 |
| 令和8年8月4日(火) | 15:30〜17:30 | 消費税法又は酒税法 |
| 令和8年8月5日(水) | 9:00〜11:00 | 法人税法 |
| 令和8年8月5日(水) | 12:00〜14:00 | 相続税法 |
| 令和8年8月5日(水) | 15:00〜17:00 | 所得税法 |
| 令和8年8月6日(木) | 9:00〜11:00 | 国税徴収法 |
| 令和8年8月6日(木) | 12:00〜14:00 | 固定資産税 |
| 令和8年8月6日(木) | 15:00〜17:00 | 住民税又は事業税 |
← 横にスクロールできます →
各科目の試験時間は2時間です。
解答に当たり適用すべき法令等は、令和8年4月3日(金)現在施行のものとされています。
同じ日の同じ時間帯に実施される科目は同時に受験できません。
消費税法と酒税法、住民税と事業税は同じ枠に置かれているため、どちらか一方を選ぶことになります。
斉藤さやか初年度に簿記論と財務諸表論を両方受ける方が多いのは、この2つが8月4日の午前と午後に分かれていて同日に受けられるからです。3日間すべて通うわけではない、という点は日程を組むうえで知っておくと楽です。
申込みのスケジュール

受験案内の交付と申込みの受付は期間が違います。
| 手続き | 期間 |
|---|---|
| 受験案内及び申込用紙の交付 | 令和8年4月6日(月)〜5月8日(金)※土日祝を除く9:00〜17:00 |
| 郵送で申込用紙等を請求する場合 | 令和8年4月24日(金)まで(当日までの通信日付印有効) |
| 受験申込みの受付 | 令和8年4月20日(月)〜5月8日(金) |
| 合格発表予定日 | 令和8年11月27日(金) |
← 横にスクロールできます →
申込用紙の交付は4月6日から始まりますが、受験申込みの受付が始まるのは4月20日です。
先に用紙を入手して準備する期間が2週間ある、という設計です。
郵送で申込用紙を請求する場合は、封筒の表面に「税理士請求」と赤書のうえ、返信用封筒(A4判大)を同封して1人1部ずつ請求します。
返信用封筒には郵便番号、住所、氏名を明記し、180円分の切手を貼る必要があります。
提出方法は書留か特定記録郵便
郵送で申し込む場合の条件です。
申込書類が完備しており、かつ令和8年5月8日(金)までの通信日付印のあるものに限り受け付けられます。
封筒の表面に「税理士受験」と赤書のうえ、必ず一般書留、簡易書留または特定記録郵便で送付します。
普通郵便では受け付けられません。
なお税理士試験WEB申請オフィシャルサイト(専用サイト)でも受験申込みができます。
この場合は受験申込受付期間内に受験申込登録を完了したものに限り受け付けられます。
受験手数料は科目数で決まる

手数料は申し込む科目数に応じて変わります。
| 受験申込科目数 | 受験手数料 |
|---|---|
| 1科目 | 4,000円 |
| 2科目 | 5,500円 |
| 3科目 | 7,000円 |
| 4科目 | 8,500円 |
| 5科目 | 10,000円 |
← 横にスクロールできます →
1科目増えるごとに1,500円ずつ上がる仕組みです。
支払いは収入印紙で行い、税理士試験受験願書の所定の箇所に消印しないで貼ります。
WEB申請オフィシャルサイトで申し込む場合は、手数料貼付台紙を印刷し、所定の箇所に収入印紙を消印しないで貼って、受験地を管轄する国税局等に郵送します。
WEB申請でも収入印紙の郵送は必要だということです。
提出する書類
申込みに必要な書類は3点です。
- 税理士試験受験願書・税理士試験受験申込書
- 受験票及び写真票
- 受験資格を有することを証する書面(税法に属する科目受験者のみ)
簿記論と財務諸表論だけを受ける場合、受験資格を証する書面は不要です。
試験地と申込先
受験申込みは、試験を受けようとする受験地を管轄する国税局等へ郵送します。
| 受験地 | 管轄 |
|---|---|
| 北海道 | 札幌国税局 |
| 宮城県 | 仙台国税局 |
| 埼玉県 | 関東信越国税局 |
| 東京都 | 東京国税局 |
| 石川県 | 金沢国税局 |
| 愛知県 | 名古屋国税局 |
| 大阪府 | 大阪国税局 |
| 広島県 | 広島国税局 |
| 香川県 | 高松国税局 |
| 福岡県 | 福岡国税局 |
| 熊本県 | 熊本国税局 |
| 沖縄県 | 沖縄国税事務所 |
← 横にスクロールできます →
参考として、令和7年度の受験申込者数は東京都が19,770人で最多、次いで大阪府8,086人、愛知県4,335人でした。
| 受験地 | 令和7年度 受験申込者数 | 受験者数 | 合格率 |
|---|---|---|---|
| 東京都 | 19,770人 | 15,531人 | 21.9% |
| 大阪府 | 8,086人 | 6,523人 | 22.3% |
| 愛知県 | 4,335人 | 3,541人 | 23.3% |
| 福岡県 | 2,600人 | 2,093人 | 18.9% |
| 埼玉県 | 3,235人 | 2,571人 | 20.5% |
← 横にスクロールできます →
合格発表と結果通知
合格発表予定日は令和8年11月27日(金)です。
発表の方法は合格の種類によって異なります。
| 区分 | 発表方法 |
|---|---|
| 税理士試験に合格した者(5科目) | 発表予定日に受験地及び受験番号を官報及び国税庁ホームページに掲載 |
| 一部科目合格した者 | 発表予定日に受験地及び受験番号を国税庁ホームページに掲載 |
← 横にスクロールできます →
5科目そろった人は官報に載りますが、一部科目合格者は国税庁ホームページのみです。
令和8年度から全受験者に得点が通知される
結果通知の方法が令和8年度から変わります。
これまでは5科目合格者に合格証書、一部科目合格者には合格した旨のみを記載した結果通知書が送られ、得点は通知されていませんでした。
得点が分かるのは合格点に達しなかった科目がある人だけでした。
令和8年度(第76回)からは、5科目合格者と一部科目合格者にも新たに得点が通知されます。
これにより全ての受験者が各受験科目の得点を確認できるようになります。
斉藤さやか合格した科目が何点だったのかが分かるのは、次の科目の計画を立てるうえで大きいです。ぎりぎりで通ったのか余裕があったのかで、次の科目にかける時間の見積もりが変わります。
8月という試験時期は固定なので、逆算の起点にできます。
開講時期は税理士講座の開講スケジュールで確認してください。
8月の試験から逆算する年間スケジュール
令和8年度を例にした流れです。
- 4月6日:受験案内・申込用紙の交付開始
- 4月20日:受験申込みの受付開始
- 5月8日:受験申込みの締切
- 8月4日〜6日:試験
- 11月27日:合格発表
申込みから試験まで約3か月、試験から発表まで約4か月です。
発表が11月末のため、次年度の学習を始める時点では前年の結果が出ています。
なお令和7年度の受験率は79.8%で、申込者45,517人に対し受験者は36,320人でした。
約2割が申し込んでも受験していないことになります。
令和8年度税理士試験の日程に関するよくある質問
令和8年度の試験日はいつですか?
令和8年8月4日(火)、5日(水)、6日(木)の3日間です。
1日3科目ずつ実施され、各科目の試験時間は2時間です。
申込みはいつまでですか?
令和8年4月20日(月)から5月8日(金)までです。
申込用紙の交付は4月6日から始まりますが、受付開始は4月20日からになります。
受験手数料はいくらですか?
1科目4,000円、2科目5,500円、3科目7,000円、4科目8,500円、5科目10,000円です。
収入印紙を消印しないで受験願書に貼って納付します。
1日で複数科目を受けられますか?
受けられます。
たとえば簿記論(9:00〜11:00)と財務諸表論(12:30〜14:30)は同じ8月4日なので、同日に2科目受験できます。
合格発表はいつですか?
令和8年11月27日(金)の予定です。
5科目合格者は官報と国税庁ホームページ、一部科目合格者は国税庁ホームページに受験地と受験番号が掲載されます。
得点は教えてもらえますか?
令和8年度(第76回)からは全ての受験者に各受験科目の得点が通知されます。
従来は合格点に達しなかった科目がある人にのみ得点が通知されていました。
まとめ|申込みは4月20日から3週間
- 令和8年度の試験は8月4日〜6日の3日間、1日3科目・各2時間
- 受験申込みの受付は4月20日〜5月8日の約3週間
- 申込用紙の交付は4月6日から、郵送請求は4月24日まで
- 受験手数料は1科目4,000円から5科目10,000円まで(収入印紙・消印しない)
- 郵送は一般書留・簡易書留・特定記録郵便のいずれかが必須
- 合格発表は令和8年11月27日、一部科目合格者は官報には載らない
- 令和8年度から全受験者に各科目の得点が通知される
日程を押さえたら、受験できる科目の確認です。
税理士試験の受験資格で会計科目と税法科目の条件を確認できます。
科目ごとの合格率は税理士試験の難易度にまとめています。
講座で対策する場合は税理士通信講座おすすめ8選で比較してください。


コメント