行政書士試験は年に1回、11月の第2日曜日に行われます。
令和8年度は11月8日(日)の午後1時から午後4時までです。
受験資格はなく、年齢も学歴も国籍も問われません。
この記事では、行政書士試験研究センターが公表している令和8年度の日程と手続きを確認します。
編集部のアドバイス

申込期間はインターネットのほうが郵送より1週間長く設定されています。郵送は8月17日の消印有効で締まるのに対し、インターネットは8月24日午後5時までです。センター自身もインターネット申込みを推奨しているので、特別な理由がなければインターネットで申し込んでください。締切を1週間分ゆるめられます。
令和8年度の行政書士試験は11月8日に実施される

公表されている令和8年度の日程です。
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 試験日 | 令和8年11月8日(日)午後1時から午後4時まで |
| 受験資格 | 年齢、学歴、国籍等に関係なく、どなたでも受験できる |
| 申込期間(インターネット) | 令和8年7月21日(火)午前9時 〜 令和8年8月24日(月)午後5時 |
| 申込期間(郵送) | 令和8年7月21日(火) 〜 令和8年8月17日(月)消印有効 |
| 受験手数料 | 10,400円 |
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試験は毎年1回、11月の第2日曜日に行われると定められています。
令和7年度は11月9日(日)に実施され、47都道府県62試験場が使われました。
試験時間は3時間で、60問を解きます。
当日は12時20分までに着席する必要がある
試験時間は午後1時からですが、それより前に会場に入る必要があります。
| 時刻 | 内容 |
|---|---|
| 午前11時50分 | 試験室への入室開始 |
| 午後0時20分 | この時刻までに着席 |
| 午後0時30分 | 受験上の注意事項の説明 |
| 午後1時〜午後4時 | 試験 |
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センターは注意事項の説明を午後0時30分から行うため、午後0時20分までに受験票に記載された座席に着席するよう案内しています。
試験開始時刻の40分前が実質的な集合時刻だということです。
行政書士試験の受験資格は年齢も学歴も国籍も問わない

センターは受験資格について「年齢、学歴、国籍等に関係なく、どなたでも受験できます」と明記しています。
実際に令和7年度の結果には次の記録が公表されています。
| 区分 | 最年長 | 最年少 |
|---|---|---|
| 合格者 | 77歳(1名) | 13歳(1名) |
| 申込者 | 94歳(1名) | 9歳(1名) |
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13歳で合格し、9歳で申し込んだ人がいるということです。
法律系の国家資格のなかでは入口が最も広い部類に入ります。
斉藤さやか受験資格がないのは大きな利点ですが、裏を返すと受験者層が非常に広いということでもあります。合格率の数字を見るときは、記念受験に近い層も母数に入っている前提で読んでください。
試験に合格する以外に資格を得るルートもある
行政書士となる資格は行政書士法第2条で定められています。
| 号 | 資格を有する者 |
|---|---|
| 一 | 行政書士試験に合格した者 |
| 二 | 弁護士となる資格を有する者 |
| 三 | 弁理士となる資格を有する者 |
| 四 | 公認会計士となる資格を有する者 |
| 五 | 税理士となる資格を有する者 |
| 六 | 国または地方公共団体の公務員等として行政事務を担当した期間が通算20年以上(高等学校卒業者等は17年以上)になる者 |
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試験に合格するルートのほかに5つの道があります。
ただし二号から五号はいずれも行政書士試験より難しい資格で、六号は20年の公務員経験が必要です。
一般的には第1号の試験合格が現実的な入口になります。
なお第2条の2には欠格事由が定められており、未成年者などは資格を有しません。
行政書士試験の受験手数料10,400円は原則として返還されない

費用に関する注意点です。
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 受験手数料 | 10,400円 |
| 返還 | 地震や台風等により試験自体を実施しなかった場合等を除き、返還しない |
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体調不良や仕事の都合で受験できなくなっても、手数料は戻ってきません。
これは申込後のキャンセルという制度がないことを意味します。
申込者の21%は受験に来ていない
返還されない仕組みは、受験率の数字にも表れています。
| 年度 | 申込者数 | 受験者数 | 受験率 |
|---|---|---|---|
| 令和7年度 | 63,845人 | 50,163人 | 78.57% |
| 令和6年度 | 59,832人 | 47,785人 | 79.87% |
| 令和5年度 | 59,460人 | 46,991人 | 79.03% |
| 令和4年度 | 60,479人 | 47,850人 | 79.12% |
| 令和3年度 | 61,869人 | 47,870人 | 77.37% |
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※受験率は申込者数と受験者数から当サイトで算出
令和7年度は申込者63,845人に対して受験者50,163人で、13,682人が受験していません。
受験率は毎年76%から80%の範囲に収まっています。
5人に1人以上が、手数料を払ったうえで試験会場に来ていないということです。
11月8日という試験日から逆算して学習期間を決めることになります。
開講時期と標準期間は行政書士講座の学習スケジュールにまとめています。
行政書士試験の試験場は住所に関係なく選べる
試験地についての規定です。
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 公示時期 | 毎年7月の第2週 |
| 選べる範囲 | 現在の住まい、住民票記載住所に関係なく全国の試験場で受験できる |
| 申込後の変更 | 転勤・転居等、受験申込者側の事由による変更はできない |
| センターによる変更 | 定員超過や自然災害等の場合、原則として同一都道府県内の他の試験場に変更されることがある |
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住所と無関係に受験地を選べるのは利便性の高い制度です。
一方で申し込んだ後に自分の都合で変えることはできません。
11月の試験に対して8月に申し込むため、その間の転勤の可能性まで考えて選ぶ必要があります。
なお受験する試験場は受験票に記載され、記載された試験場以外では受験できません。
センターは試験場内の下見や試験場への直接の問い合わせを行わないよう案内しています。
試験地によって合格率が変わるわけではない
「合格率の高い県で受けたほうが有利ではないか」と考える人がいますが、そうはなりません。
令和7年度の都道府県別の結果を、受験者数の多い順に並べたものです。
| 都道府県 | 受験者数 | 合格者数 | 合格率 |
|---|---|---|---|
| 東京都 | 13,133人 | 2,048人 | 15.59% |
| 大阪府 | 4,312人 | 645人 | 14.96% |
| 愛知県 | 3,251人 | 498人 | 15.32% |
| 神奈川県 | 2,286人 | 326人 | 14.26% |
| 千葉県 | 2,196人 | 350人 | 15.94% |
| 埼玉県 | 2,054人 | 278人 | 13.53% |
| 全国 | 50,163人 | 7,292人 | 14.54% |
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東京都だけで受験者の26.2%を占め、上位3都府県で41.3%になります。
全国で最も合格率が高かったのは香川県の18.01%、低かったのは山形県の8.77%でした。
ただし香川県の受験者は361人、山形県は228人です。
受験者が1,000人以上いる11の都道府県に絞ると、合格率は12.54%から15.94%の範囲に収まります。
つまり県ごとの合格率の開きは、母数が小さい県ほど数字が振れやすいという統計上の性質によるものです。
同じ問題を同じ基準で採点する試験なので、試験地を選んで有利になることはありません。
斉藤さやか受験地は合格率で選ぶのではなく、当日に確実に時間どおり着ける場所で選んでください。申込後は自分の都合で変更できないので、そこがいちばん実務的な判断になります。
行政書士試験の試験日に関するよくある質問
令和8年度の行政書士試験はいつですか?
令和8年11月8日(日)午後1時から午後4時までです。
試験は年に何回ありますか?
年1回です。
毎年11月の第2日曜日に実施されます。
申し込みはいつからいつまでですか?
令和8年度はインターネットが7月21日午前9時から8月24日午後5時まで、郵送が7月21日から8月17日消印有効です。
受験資格はありますか?
ありません。
センターは年齢、学歴、国籍等に関係なく受験できると明記しています。
受験手数料はいくらですか?
10,400円です。
地震や台風等で試験自体を実施しなかった場合等を除き返還されません。
合格発表はいつですか?
令和7年度の実施結果の概要は令和8年1月28日に公表されました。
試験の翌年1月下旬が目安になります。
住んでいる県以外で受験できますか?
できます。
現在の住まいや住民票の住所に関係なく、全国の試験場で受験できます。
あわせて読みたい:行政書士試験の解答速報はいつ出る?各社の公開時間と自動採点の使い方
まとめ|行政書士試験は11月第2日曜で受験資格はない
- 令和8年度の試験日は令和8年11月8日(日)午後1時から午後4時
- 試験は年1回、11月の第2日曜日に実施される
- 受験資格はなく、年齢・学歴・国籍を問わない
- 申込はインターネットが8月24日午後5時、郵送が8月17日消印有効で1週間の差がある
- 受験手数料は10,400円で、原則として返還されない
- 申込者の約21%は受験しておらず、受験率は76〜80%で推移
- 試験場は住所に関係なく選べるが、申込後に自分の都合では変更できない
- 当日は午後0時20分までに着席する必要がある
合格率と基準点は行政書士の難易度にまとめています。
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