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ビジネス実務法務検定の難易度|3級の合格率が2級を下回った回がある

ビジネス実務法務検定の難易度。第58回は3級38.3%が2級43.3%を下回り級の順番と逆転した
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ビジネス実務法務検定の合格率は、級の順番どおりに並びません。

2025年度の第58回は、3級38.3%に対して2級が43.3%でした。

下位級のほうが合格率が低い回があるということです。

合格基準は70点で固定されているため、その回の問題の難しさがそのまま数字に出ます。

この記事では東京商工会議所が公表したデータで、難易度の実態を確認します。

編集部のアドバイス

斉藤さやか
斉藤さやか

この検定は相対評価ではありません。2・3級は100点満点の70点以上で、基準を満たした人は全員合格します。だから合格率は回ごとに20ポイント近く動きます。前回の数字を目安にするより、70点という固定ラインから逆算してください。

目次

本コンテンツは、当サイト(ママキャン資格部)の制作ガイドラインに基づく編集プロセスを経て作成しています。 >>コンテンツ制作ガイドライン

ビジネス実務法務検定の合格基準は点数で固定されている

まず判定の仕組みです。

級配点合格基準
3級100点満点70点以上
2級100点満点70点以上
1級共通問題2問・選択問題2問の200点満点各問題ごとに得点が50%以上で、かつ合計点が140点以上

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2級と3級は70点以上という1つの条件だけです。

上位何%といった調整はありません。

1級だけ条件が2つあります。

合計140点を超えていても、4問のうち1問でも得点が50%未満なら合格になりません。

2・3級の試験形式は多肢選択式・90分です。

1級は前半90分・後半90分でいずれも論述形式になります。

斉藤さやか斉藤さやか

絶対評価というのは、裏を返せば「易しい回に当たれば通りやすい」ということです。ただし回を選ぶことはできません。70点を安定して超える状態まで仕上げるしかない、というのがこの仕組みの結論になります。

3級の合格率は1回ごとに19ポイント前後動く

直近3回の3級と2級の合格率

公式が公表している直近の結果です。

回級受験者実受験者合格者合格率
第59回(2026年度 第1シーズン)2級7,325人6,183人2,201人35.6%
第59回(2026年度 第1シーズン)3級10,956人9,840人5,602人56.9%
第58回(2025年度 第2シーズン)1級662人521人48人9.2%
第58回(2025年度 第2シーズン)2級8,337人7,050人3,053人43.3%
第58回(2025年度 第2シーズン)3級11,310人10,185人3,898人38.3%
第57回(2025年度 第1シーズン)2級6,687人5,729人2,027人35.4%
第57回(2025年度 第1シーズン)3級10,518人9,467人5,454人57.6%

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3級だけ取り出すと、57.6%、38.3%、56.9%と並びます。

第57回から第58回で19.3ポイント下がり、第58回から第59回で18.6ポイント戻りました。

1回ごとに19ポイント前後動いています。

2級は35.4%、43.3%、35.6%です。

こちらも8ポイント前後動きます。

前回の合格率を目安にしても当たらない、ということがこの並びからわかります。

第58回は3級が2級を下回った

級の順番と合格率が逆転した回があります。

回3級2級差
第57回57.6%35.4%3級が22.2ポイント高い
第58回38.3%43.3%2級が5.0ポイント高い
第59回56.9%35.6%3級が21.3ポイント高い

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※差は当サイトで算出

第57回と第59回では3級が20ポイント以上高いのに、第58回だけ逆転しています。

合格基準はどちらも70点で同じです。

つまり第58回は3級の問題が相対的に難しかった、ということになります。

「3級だから受かりやすい」と決めつけられない根拠がここにあります。

なお2級の出題範囲は「3級の範囲および2級公式テキスト」と定められており、3級の内容を含みます。

範囲が広いぶん2級のほうが準備量は多くなりますが、合格率の高低はそれと別に動きます。

1級の合格率は9.2%で水準が違う

第58回の級別の結果

1級だけ別の試験と言える数字です。

回級実受験者合格者合格率
第58回1級521人48人9.2%
第58回2級7,050人3,053人43.3%
第58回3級10,185人3,898人38.3%

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同じ回でも1級は9.2%です。

2級の43.3%とは4倍以上の開きがあります。

合格者は48人しかいません。

理由は形式と基準にあります。

1級の条件内容
形式共通問題2問・選択問題2問がいずれも論述形式
配点200点満点
条件1各問題ごとに得点が50%以上
条件2合計点が140点以上
出題範囲1級・2級・3級の範囲に該当する法律および関連法令

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論述で4問すべてに50%以上が必要です。

1問でも大きく崩すと、合計が足りていても合格になりません。

準1級という受け皿がある

1級には他の級にない制度があります。

得点合否区分
200点〜140点合格
140点以上でも、4問のうち得点が50%未満の問題がある場合準1級
139点〜110点準1級
109点〜0点不合格

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公式は「1級受験者のより幅広い活躍を支援するため、不合格者の得点上位者を1級合格に準じ、『準1級』として認定しています」と説明しています。

110点以上なら準1級が付きます。

合格率9.2%という数字には、この準1級に届いた人は含まれていません。

なお「過去の受験者には遡及しません」と注記されています。

1級の欠席率は3級の2倍以上

申込者と実受験者の差

公表データには受験者数と実受験者数の両方があります。

差が申し込んで受けなかった人です。

回級受験者実受験者欠席欠席率
第58回1級662人521人141人21.3%
第58回2級8,337人7,050人1,287人15.4%
第58回3級11,310人10,185人1,125人9.9%
第59回2級7,325人6,183人1,142人15.6%
第59回3級10,956人9,840人1,116人10.2%

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※欠席率は当サイトで算出

1級の21.3%が最も高く、3級の9.9%の2倍以上です。

2級も15%台で、3級より5ポイント高くなっています。

級が上がるほど、準備が間に合わずに見送る人が増える構造です。

公表される合格率は実受験者を分母にした数字です。

申込者を分母にすると、第58回の1級は662人に対し合格48人で7.3%になります。

受験規模は3級が中心

どの級が受けられているかも押さえておきます。

2025年度の合計です。

級受験者実受験者合格者合格率
3級21,828人19,652人9,352人47.6%
2級15,024人12,779人5,080人39.8%
1級662人521人48人9.2%

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3級の実受験者は1級の37.7倍です。

2級と3級を合わせると32,431人になります。

1級は521人で、全体の1.6%にとどまります。

斉藤さやか斉藤さやか

1級の受験者が500人台というのは、資格としてはかなり小さな母集団です。そのぶん合格すれば希少性はありますが、受ける前に「自分の仕事で1級まで要るのか」を確かめたほうがいいと思います。2級までで十分足りる職種のほうが多いはずです。

2025年度の合計で見ると、3級47.6%・2級39.8%と、8ポイントほどの差になります。

回ごとの振れを均すと、2級のほうがやや通りにくいという結果です。

合格率が回ごとに大きく動くぶん、出題範囲を外さない教材選びが効いてきます。

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出題の前提は法令の基準日とテキストの年度で決まる

難易度を考えるうえでの前提です。

公式は法令の基準日を明示しています。

「第59・60回ビジネス実務法務検定試験®は2025年12月1日現在成立している法律に準拠し、出題いたします」

2026年に受ける試験でも、基準は2025年12月1日時点です。

出題範囲も公式テキストに紐づきます。

級出題範囲
3級3級公式テキスト(2026年度版)の基礎知識と、それを理解した上での応用力
2級3級の範囲および2級公式テキスト(2026年度版)の基礎知識と、それを理解した上での応用力
1級1級・2級・3級の範囲に該当する法律および関連法令

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テキストは年度版です。

前年度版を使うと、改正部分がそのまま失点につながります。

なお公式教材の誤記は、2026年だけで4件告知されています。

告知日内容
2026年8月28日ビジネス実務法務検定試験2級公式問題集の誤記について
2026年8月19日ビジネス実務法務検定試験1級公式問題集の誤記について
2026年7月28日ビジネス実務法務検定試験2級公式テキストの誤記について
2026年6月24日ビジネス実務法務検定試験2級公式テキストの誤記について

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出題の根拠になる公式教材でも訂正が出ます。

学習を始める前と試験の直前に、新着情報を確認しておくと安全です。

ビジネス実務法務検定の難易度に関するよくある質問

合格率は何%ですか?

直近の第59回は3級56.9%、2級35.6%でした。

2025年度の合計は3級47.6%、2級39.8%、1級9.2%です。

何点取れば合格できますか?

2級と3級は100点満点の70点以上です。

1級は200点満点で、各問題50%以上かつ合計140点以上が必要になります。

3級のほうが簡単ですか?

回によります。

第58回は3級38.3%が2級43.3%を下回りました。

合格率はなぜ大きく動くのですか?

相対評価ではなく70点固定の絶対評価だからです。

その回の問題の難しさがそのまま合格率に出ます。

1級はどのくらい難しいですか?

第58回の合格率は9.2%で、実受験521人に対し合格48人でした。

論述形式で4問すべてに50%以上が必要です。

準1級とは何ですか?

1級の不合格者のうち110点から139点の人などに与えられる認定です。

合格率9.2%にはこの準1級は含まれていません。

どの級を受ける人が多いですか?

3級です。

2025年度の実受験者は3級19,652人、2級12,779人、1級521人でした。

古いテキストで勉強しても大丈夫ですか?

おすすめできません。

出題範囲は年度版の公式テキストに紐づき、法令は2025年12月1日現在で成立しているものが基準です。

まとめ|合格基準は70点固定、合格率は回ごとに大きく動く

  • 2級と3級は100点満点の70点以上、1級は200点満点で各問題50%以上かつ合計140点以上
  • 相対評価ではないため、問題の難易度がそのまま合格率に出る
  • 3級は57.6%→38.3%→56.9%と1回ごとに19ポイント前後動く
  • 第58回は3級38.3%が2級43.3%を下回り、級の順番と逆転した
  • 1級は第58回で9.2%、実受験521人に対し合格48人
  • 1級は論述形式で、1問でも50%未満があれば合計140点以上でも合格にならない
  • 110〜139点は準1級として認定される(合格率には含まれない)
  • 欠席率は1級21.3%、2級15.4%、3級9.9%で級が上がるほど高い
  • 2025年度の実受験者は3級19,652人・2級12,779人・1級521人
  • 第59・60回は2025年12月1日現在成立している法律に準拠して出題

級の選び方はビジネス実務法務検定の級の選び方で解説しています。

試験日と申込はビジネス実務法務検定の試験日にまとめています。

講座で対策する場合はビジネス実務法務検定の通信講座おすすめ8選で比較してください。

出典一覧

この記事を書いた人

斉藤さやかのアバター 斉藤さやか Mamcamp代表・講師

強みも特技もない一人の主婦から、公式LINE/Instagram/YouTubeなどの運用・監修を1,200件以上経験し、時間と場所に縛られない働き方を実現。

現在はマーケティングコンサルタントとしても活動しながら、これまでに累計900名以上(のべ1,000名近く)の主婦の働き方をサポート。ママキャンでは「強みのない主婦でも、自分に合う仕事は必ず見つかる」という前提で、一人ひとりに合わせた個別サポートに邁進しています。

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