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インテリアコーディネーターの通信講座おすすめ4社を比較|公式料金で確認できた講座だけで選ぶ

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インテリアコーディネーターの通信講座を、公式サイトで料金と内容を確認できた4社に絞って比較します。

最も安いのは試験実施団体であるインテリア産業協会の実技コース20,900円、最も高いのはスペースデザインカレッジの280,800円前後で、同じ資格の対策なのに約13倍の差があります。

差が開く理由は単純で、4社が売っているものが同じではないからです。

通信講座として自宅で完結するのは3社だけで、スペースデザインカレッジはZoomのライブ授業です。

一次と二次の両方を1コースで通せるのはユーキャンだけ、合格率を公表しているのはスペースデザインカレッジだけです。

この記事では、料金・一次と二次のどちらに対応するか・教育訓練給付の対象か・合格率を公表しているかの4点で4社を並べます。

要点まとめ
  • 価格は20,900円〜280,800円前後で約13倍の幅がある
  • 一次・二次を1コースで通せて教育訓練給付の対象なのはユーキャン59,000円だけ
  • 最安は試験実施団体であるインテリア産業協会(実技20,900円・学科31,900円・総合47,300円)
  • 合格率を公表しているのはスペースデザインカレッジ(2025年度実績80%)の1社のみ
  • アガルートのインテリアコーディネーター講座は販売終了している(公式に「再販時期は未定」と記載)。他サイトの古いランキングに注意

編集部のアドバイス

斉藤さやか
斉藤さやか

本記事は2026年10月24日に各社の公式ページで料金と内容を確認して作成しました。

この資格は一次が学科のCBT、二次が製図と論文の実技で、落ちる場所がまったく違います。だから「一次と二次のどちらに対応している講座なのか」を最初に見てください。ここを見ずに金額だけで選ぶと、二次対策が手元に残りません。

価格の幅が13倍あるのは、通信講座とライブ授業が同じ検索結果に並んでいるからです。自宅で自分のペースで進めたいのか、決まった時間に講師に教わりたいのかを先に決めると、候補は半分に絞れます。

目次

本コンテンツは、当サイト(ママキャン資格部)の制作ガイドラインに基づく編集プロセスを経て作成しています。 >>コンテンツ制作ガイドライン

インテリアコーディネーターの通信講座おすすめ比較一覧

公式サイトで料金と内容を確認できた4社です。金額はすべて税込で、2026年10月24日時点に各社の公式ページで確認しました。

スクロールできます
講座料金(税込)形式一次/二次学習期間教育訓練給付合格率
ユーキャン59,000円
分割3,980円×15回=59,700円
通信一次・二次の両方標準8ヵ月一般教育訓練
最大20%
非公表
インテリア産業協会
(試験実施団体)
総合47,300円
学科31,900円
実技20,900円
通信コースで選ぶ学科5か月/実技3か月/総合7か月記載なし非公表
日建学院(HIPS)1次本科Web275,000円
2次対策Web88,000円
(学生は各66,000円)
Web通信コースで選ぶ1次 約8ヵ月(35回)
2次 約5ヵ月(10回)
1次本科Webは
給付適用
非公表
スペースデザインカレッジ合計280,800円前後
(入学金33,000+授業料217,800+教材費30,000前後)
ライブ授業
(Zoom)
一次・二次の両方12ヶ月・110時間記載なし80%
(2025年度実績)

出典:インテリア産業協会「通信講座一覧」/ユーキャン「費用」/日建学院「コース一覧」/スペースデザインカレッジ「オンラインコース」

この表で見るべきは金額よりも「形式」と「一次/二次」の2列です。

スペースデザインカレッジは通信講座ではなくライブ授業で、日建学院は一次と二次が別コースです。

インテリアコーディネーターの通信講座おすすめランキング

サイトのランキング選定基準に沿って、料金・教材・サポート・合格実績・口コミで評価しました。

ただし4社のうち3社が合格率を公表していないため、合格実績の配点は実質的に1社にしか付けられません。この前提を踏まえた順位です。

1位 ユーキャン|59,000円で一次・二次を1コース、給付の対象

項目内容
受講料一括59,000円(税込・送料は同社負担)/分割3,980円×15回=総計59,700円
標準学習期間8ヵ月(受講開始から直近の2次試験までが標準学習期間に満たない場合は、次回の試験月まで指導)
添削全8回
質問サポート1日3問までOK
教育訓練給付一般教育訓練対象講座(最大20%が支給)
公式サイトユーキャン インテリアコーディネーター講座 費用
おすすめポイント
  • 一次(学科)と二次(実技)を1コースで通せる。4社でこの形はユーキャンだけ
  • 標準8ヵ月が直近の二次試験に届かない場合は次回の試験月まで指導を延長すると公式に明記
  • 一般教育訓練給付の対象で、条件を満たせば実質負担は4万円台まで下がる

ユーキャンを1位にした理由は金額ではありません。一次と二次を1コースで通せて、かつ教育訓練給付の対象という組み合わせが4社で唯一です。

この試験は一次がCBTの学科(合格率34.0%)、二次がプレゼンテーション・論文の実技(合格率56.6%)で、落ちる場所が分かれています。一次だけ、二次だけの講座を組み合わせると、総額も管理も煩雑になります。

標準学習期間は8ヵ月です。受講開始から直近の二次試験までが8ヵ月に満たない場合は次回の試験月まで指導すると公式に書かれているので、年度の途中から始めても指導が切れません。

添削は全8回、質問は1日3問までという上限があります。製図を何枚も見てほしい人には物足りない可能性があります。

2位 インテリア産業協会|試験実施団体が出す最安の選択肢

コース受講料(一般・税込)標準期間在籍期間修了証の判定基準
学科コース31,900円5か月11か月学科リポート(IBT)が5分野すべてで7割以上の正答
実技コース20,900円3か月7か月実技リポートが2課題ともに総合評価C以上
総合コース47,300円7か月15か月上記の両方を満たすこと

会員企業・会員団体に所属している場合は、学科28,600円・実技17,600円・総合44,000円に下がります。

おすすめポイント
  • 試験を実施している団体そのものが開設している通信講座
  • 二次対策だけなら20,900円で、4社で最も安い
  • 学科・実技・総合から必要な範囲だけ選べる

4社でいちばん安いのは試験実施団体の講座です。インテリアコーディネーター資格試験を実施している公益社団法人インテリア産業協会が、自ら通信講座を開設しています。

一次を独学で通して二次だけ補強したい場合、実技コース20,900円という選択肢は他社にありません。日建学院の2次試験対策Webコース88,000円と比べると67,100円の差です。

運営の支援は株式会社テストイベント企画に委託されていると公式に記載されています。

安いだけの講座ではない点にも触れておきます。協会のコースには修了証の判定基準があり、学科コースは学科リポート(IBT)が5分野すべてで7割以上の正答、実技コースは実技リポートが2課題ともに総合評価C以上とされています。

つまり受講すれば自動的に修了証が出るわけではなく、一定の水準を満たす必要があります。これは本番と同じ基準で自分の到達度を測れるという意味でもあり、独学で詰まりやすい「自己採点できない」部分を埋める材料になります。

在籍期間は標準期間より長く取られていて、学科は11か月、実技は7か月、総合は15か月です。標準どおりに進まなくても、在籍期間内であれば続けられる設計です。

なお当サイトで紹介できる申し込み先は用意されていないため、公式サイトでご確認ください。

出典:インテリア産業協会「インテリアコーディネーター 通信講座一覧」(2026年10月24日時点)

3位 日建学院(HIPS)|一次と二次が別コース、学生なら66,000円

コース受講料(税込)学習期間講座回数対応教育訓練給付
1次本科Webコース一般275,000円(250,000円+税)
学生66,000円(60,000円+税)
約8ヵ月35回一次一般教育訓練給付金適用
2次試験対策Webコース一般88,000円(80,000円+税)
学生66,000円(60,000円+税)
約5ヵ月10回二次記載なし
おすすめポイント
  • 一次本科は35回・約8ヵ月で、4社で最も講座回数が多い
  • 学生なら1次本科が66,000円まで下がる
  • 1次本科Webコースは一般教育訓練給付金の適用対象

日建学院は「HIPSインテリアコーディネーター」という名義で講座を提供しています。HIPSは日建学院と提携している講座提供元です。

一般価格で一次と二次の両方を取ると275,000円+88,000円=363,000円になり、ユーキャンの59,000円とは6倍以上の差が出ます。

一方で学生は1次本科も2次対策も各66,000円という設定があり、学生にとっては選択肢になります。

一次本科は35回・約8ヵ月という構成で、講座回数は4社で最も多いです。

出典:日建学院「インテリアコーディネーターの試験対策コース一覧」(2026年10月24日時点)

4位 スペースデザインカレッジ|合格率80%を公表する唯一の講座

項目内容
コース名インテリアコーディネーター科オンラインコース
形式100%リアルタイムLIVE授業(Zoom)。通信講座ではない
費用入学金33,000円+授業料217,800円+教材費30,000円前後=合計280,800円前後(税込)
期間・時間2026年12月〜2027年12月(12ヶ月)・総授業時間110時間(実務知識69時間+資格対策41時間)
対応一次試験・二次試験の両方
合格率80%(2025年度実績)
公式サイトスペースデザインカレッジ インテリアコーディネーター科オンライン
おすすめポイント
  • 4社で唯一、合格率を公表している(2025年度実績80%)
  • リアルタイムのライブ授業なので、その場で質問できる
  • 資格対策41時間に加えて実務知識69時間が含まれる

4社で唯一、合格率を公表しているのがスペースデザインカレッジです。2025年度実績で80%と記載されています。試験全体の通算合格率が25.4%であることを踏まえると、大きく上回る数字です。

ただし注意点が2つあります。

1つはこれは通信講座ではなく100%リアルタイムのライブ授業という点です。「通信講座」で検索して来た人が想定する、自分のペースで進める形ではありません。

もう1つは費用です。合計280,800円前後で、4社で最も高額です。資格対策41時間に実務知識69時間が加わる構成のため、試験対策だけが目的なら払う範囲が広くなります。

決まった時間に講師へ直接質問しながら進めたい人、実務知識まで含めて学びたい人に向く講座です。

なお当サイトで紹介できる申し込み先は用意されていないため、公式サイトでご確認ください。

アガルートのインテリアコーディネーター講座は販売終了しています

他サイトのランキングでアガルートを見かけた方へ、先に事実をお伝えします。

アガルート公式に「インテリアコーディネーター資格試験講座は販売終了いたしました。再販時期は未定です。」と記載されています(2026年10月24日時点)。

残っているのは2022年合格目標の一次試験対策講座の案内のみです。

アガルートは他資格では現役の講座を多数持っているため、古いランキング記事がそのまま残っているケースがあります。申し込む前に販売状況を確認してください。

出典:アガルート「インテリアコーディネーター試験」(2026年10月24日時点)

目的別のインテリアコーディネーター通信講座の選び方

費用を抑えたいなら協会の学科・実技コース

協会の実技コース20,900円、学科コース31,900円、総合コース47,300円が最安帯です。必要な範囲だけ選べるのも強みです。

会員企業・団体に所属していれば、さらに学科28,600円・実技17,600円・総合44,000円まで下がります。

一次と二次をまとめて対策したいならユーキャン

1コースで両方を通せて、教育訓練給付の対象でもあるのはユーキャンだけです。59,000円に添削8回が含まれます。

二次試験だけ対策したいなら協会の実技20,900円か日建学院の2次88,000円

一次を独学で通した人、または二次試験<一次免除>タイプで受験する人はこちらです。

協会の実技コースは標準3か月、日建学院の2次試験対策Webコースは約5ヵ月・10回という構成です。価格差は67,100円あります。

講師に直接質問しながら進めたいならスペースデザインカレッジ

リアルタイムのライブ授業で、合格率80%を公表しているのはこの1社です。費用は280,800円前後になります。

インテリアコーディネーターの通信講座を選ぶときに見る4点

「通信講座」と「ライブ授業」は別物

検索結果には両方が並びます。自宅で自分のペースで進めるのが通信講座、決まった時間にZoomで授業を受けるのがライブ授業です。

4社では協会・ユーキャン・日建学院が通信、スペースデザインカレッジがライブ授業です。

一次と二次のどちらに対応しているかを最初に見る

一次は学科のCBT(全36問・120分)、二次はプレゼンテーション・論文の実技(180分・2課題)で、必要な練習がまったく違います。

ユーキャンとスペースデザインカレッジは両方に対応、協会と日建学院はコースを選ぶ形です。

一次は47都道府県で受けられるが、二次は全国12地域しかない

一次試験はCBT方式で、全国47都道府県のテストセンターから選べます。2026年度は9月15日から10月15日までの期間で希望日時を指定する形です。

一方二次試験の試験地は全国12地域に限られますです(北海道・岩手・宮城・群馬・東京・愛知・石川・大阪・広島・香川・福岡・沖縄)。

二次は2026年12月6日(日)の一日のみで、移動と宿泊が必要になる人もいます。遠方の場合は、二次直前に通学や対面の授業を入れる設計は現実的ではありません。

この点でも、二次対策は在宅で完結する形(協会の実技コースやユーキャン)のほうが組みやすくなります。

教育訓練給付の対象かどうかで実質負担が20%変わる

ユーキャンは一般教育訓練給付の対象講座で最大20%が支給されます。日建学院は1次本科Webコースが給付適用です。

協会とスペースデザインカレッジは公式ページに給付の記載がありません。給付の条件はハローワークで確認が必要です。

合格率を公表しているのは4社で1社だけ

スペースデザインカレッジのみ2025年度実績80%を公表しています。残る3社は非公表です。

合格率が比較できないため、「合格実績で選ぶ」という比較軸はこの資格ではほぼ機能しません。

受講料のほかに必ずかかる費用

どの講座を選んでも、受講料とは別にかかるものがあります。ここを見落とすと総額が合いません。

項目金額(税込)備考
受験料(基本タイプ)14,850円一次試験→二次試験
受験料(一次先取りタイプ)11,550円一次試験のみ
受験料(二次・一次免除タイプ)11,550円二次試験のみ
初回登録料14,300円合格後、資格者として登録するときにかかる
インテリアコーディネーターハンドブック書店価格上巻252ページ・下巻274ページの計526ページ。協会は「直接販売は行っておりません」としており、全国の大手書店で購入する

受験料と初回登録料は、独学でも講座を使っても同じようにかかるです。講座の料金を比べるときは、この共通費用を外して比べてください。

基本タイプで受験して合格した場合、受験料14,850円+初回登録料14,300円=29,150円が講座代とは別に必要になります。

ハンドブックは協会が直接販売していないため、講座に教材が含まれているかどうかで実質負担が変わります。協会の通信講座を使う場合も、ハンドブックは別に用意する前提で確認してください。

価格が20,900円から280,800円まで約13倍開く理由

同じ資格の対策で13倍の差が出るのは、売っているものの範囲が違うからです。

価格帯該当含まれるもの
2万〜5万円台協会の各コース(20,900〜47,300円)試験範囲に対応したリポート添削と修了証の判定。必要な範囲だけ選ぶ
5万円台ユーキャン(59,000円)一次・二次の両方+添削8回+質問対応+教材と送料
8万〜28万円日建学院(88,000〜275,000円)35回・10回といった回数の決まった講義。1次本科は約8ヵ月
28万円前後スペースデザインカレッジ(280,800円前後)110時間のライブ授業。資格対策41時間に実務知識69時間が加わる

「添削だけ」「一次と二次の両方」「回数の決まった講義」「実務知識まで含むライブ授業」という段差が13倍の内訳です。

試験対策だけが目的なら2万〜6万円台で足ります。実務まで学ぶつもりがあるなら上の価格帯に意味が出ます。

インテリアコーディネーター試験の難易度と合格率

2025年度の通算合格率は25.4%、一次34.0%・二次56.6%

2025年度(第43回)は、一次・二次を通じて資格取得を目指した受験者6,387名のうち1,623名が合格し、通算合格率は25.4%でした。

項目一次試験二次試験
形式CBT方式の解答選択式(全36問・120分)プレゼンテーション・論文の筆記式(180分・2課題)
受験申込者・対象者6,731名3,454名
受験者数6,023名2,870名
合格者数2,049名1,623名
合格率34.0%56.6%
試験地全国47都道府県のテストセンター全国12地域

学科で3人に1人に絞られ、残った人のうち約半数が製図と論文で落ちる構造。講座を選ぶときに「一次向けか二次向けか」を見る必要があるのはこのためです。

合格者1,623名のうち女性は1,294名で79.7%、非就業者(学生・主婦など)が15.4%を占めています。

詳しくはインテリアコーディネーターの難易度とインテリアコーディネーターの合格率で扱っています。

2026年度の日程と受験料

項目内容
受験申込期間2026年7月15日(水)〜8月31日(月)
一次試験2026年9月15日(火)〜10月15日(木)から希望日時を選択
一次合否判定通知11月中旬 発行開始予定
二次試験2026年12月6日(日)
二次合否判定通知2月中旬 発行開始予定
受験料基本タイプ(一次→二次)14,850円/一次先取りタイプ11,550円/二次(一次免除)タイプ11,550円
初回登録料14,300円

受験料と初回登録料は、独学でも講座を使っても同じようにかかります。

二次試験の内容はインテリアコーディネーター二次試験にまとめています。

過去5年の合格率は23.5〜25.4%、一方で受験者は35.7%減っている

合格率の水準はこの5年間で23.5%から25.4%の範囲に収まっており、年によって大きく振れる試験ではありません。

一方で受験者数は減り続けています。2021年度の9,935名から2025年度の6,387名へ、5年で35.7%減です。

合格率が安定していて受験者が減っているということは、難しさが変わらないまま母集団が小さくなっているという意味です。講座を選ぶ基準としては、年度ごとの合格率の上下よりも、一次と二次のどちらを埋めたいかのほうが重要になります。

合格者1,623名の属性を見ると、女性が1,294名で79.7%、過去5年も79.1%から81.1%の範囲で推移しています。業種別では住宅設備・リフォームが12.8%、家具(造作家具含む)が6.5%、そして非就業者(学生・主婦など)が15.4%です。

業界に属さない状態から合格している人が一定数いる試験なので、未経験でも講座の選択肢は狭まりません。

2026年度から二次のプレゼンテーション課題のテーマが事前に公表される

二次試験には2026年度からの変更があります。プレゼンテーション課題のテーマが事前に公表されるです。

事前にテーマが分かると、当日その場で発想する負担は下がります。その代わり、受験者全体の準備水準が上がるため、図面の完成度と時間配分で差がつきやすくなります。

二次対策の講座を選ぶときは、添削の回数と、本番と同じ180分で2課題を仕上げる演習が入っているかを見てください。

二次試験は一次免除で専念している層と同じ土俵になる

二次試験の受験対象者3,454名の内訳には、見落としやすい事実があります。

二次受験対象者の内訳人数
基本タイプの一次試験合格者1,914名
二次試験タイプ(一次試験免除者)1,540名
合計3,454名

二次の受験対象者のうち1,540名は一次免除者です。前年に一次を通して、1年かけて二次だけに取り組んできた層です。

同じ年に一次から受ける人は、準備期間の長い相手と同じ土俵で製図と論文を採点されることになります。

この構造を踏まえると、一次と二次を8ヵ月で通す設計(ユーキャン)と、二次だけに3か月かける設計(協会の実技コース)は、狙いがはっきり違うことが分かります。

受験区分の選び方で講座の使い方が変わる

この試験には受験区分が3タイプあり、どれを選ぶかで必要な講座が変わります。

区分内容受験料(税込)講座の組み方
基本タイプ一次試験→二次試験14,850円一次・二次の両方に対応した講座が合う(ユーキャン/スペースデザインカレッジ)
一次試験<先取り>タイプ一次試験のみ11,550円学科だけの講座で足りる(協会の学科コース31,900円/日建学院の1次本科Web)
二次試験<一次免除>タイプ二次試験のみ(免除制度対象者)11,550円実技だけの講座で足りる(協会の実技コース20,900円/日建学院の2次対策Web)

注意したいのは基本タイプです。一次が不合格だと同一年度の二次は受験できません。一次の出来次第で、その年の二次は受けられなくなります。

一次先取りタイプを選ぶと同一年度の二次は受けられませんが、翌年以降に一次免除で二次に専念できます。学習時間を確保しにくい人には現実的な分割です。

どの区分で受けるかを決めてから講座を選ぶと、払う範囲が無駄になりません。

インテリアコーディネーターは通信講座と独学のどちらがよいか

この試験は受験資格に年齢・性別・国籍・学歴・職業・経験の条件がなく、講座の受講も義務ではありません。

教材も明確です。協会が出している「インテリアコーディネーターハンドブック」は上巻252ページ・下巻274ページの計526ページで、一次試験の試験審査の範囲9項目とそのまま対応しています。

つまり一次は独学で届く設計になっているです。一次は36問・120分なので、526ページを広く押さえる学習が向きます。

読む期間1日あたりのページ数対応する協会コース
3か月(約90日)約5.8ページ実技コースの標準期間
5か月(約150日)約3.5ページ学科コースの標準期間
7か月(約210日)約2.5ページ総合コースの標準期間

※公式ハンドブック526ページから当サイトで算出。通読の目安で、復習と問題演習の時間は別に必要です。

1日3〜6ページなら独学でも回せる分量です。526ページから36問が出題される形で、1問あたり約15ページの範囲なので、細かい暗記より9項目を広く押さえる学習が向きます。

問題は二次です。製図と論文は自己採点ができません。2025年度は受験者2,870名のうち1,247名が不合格になっています。

一次は独学、二次だけ協会の実技コース20,900円で補強するという組み方が、費用面では合理的です。

独学の進め方はインテリアコーディネーターは独学で受かるか、必要な学習期間はインテリアコーディネーターの勉強時間で扱っています。

インテリアコーディネーターの通信講座に関するよくある質問

いちばん安い通信講座はどこですか?

試験実施団体であるインテリア産業協会の実技コース20,900円(税込)です。学科コースは31,900円、総合コースは47,300円で、いずれも4社の最安帯です。

教育訓練給付はどの講座で使えますか?

ユーキャンのインテリアコーディネーター講座は一般教育訓練給付の対象で、最大20%が支給されます。日建学院は1次本科Webコースが給付適用です。協会とスペースデザインカレッジは公式ページに記載がありません。

アガルートの講座は申し込めますか?

いいえ。アガルート公式に「インテリアコーディネーター資格試験講座は販売終了いたしました。再販時期は未定です。」と記載されています(2026年10月24日時点)。

二次試験だけ対策できる講座はありますか?

あります。インテリア産業協会の実技コース20,900円と、日建学院の2次試験対策Webコース88,000円です。一次を独学で通した人や、二次試験<一次免除>タイプで受験する人向けです。

まとめ|インテリアコーディネーターの通信講座は「対応範囲」で選ぶ

  • 公式サイトで料金と内容を確認できたのは4社(協会・ユーキャン・日建学院・スペースデザインカレッジ)
  • 価格は20,900円〜280,800円前後で約13倍の幅がある
  • 一次・二次を1コースで通せて教育訓練給付の対象なのはユーキャン59,000円だけ
  • 最安は試験実施団体のインテリア産業協会(実技20,900円・学科31,900円・総合47,300円)
  • 合格率を公表しているのはスペースデザインカレッジのみ(2025年度実績80%)
  • スペースデザインカレッジは通信講座ではなくZoomのライブ授業
  • アガルートのインテリアコーディネーター講座は販売終了(再販時期は未定)
  • 2025年度の通算合格率は25.4%。一次34.0%・二次56.6%で落ちる場所が違う

金額だけで並べると、ライブ授業と添削講座を同じ物差しで比べてしまいます。一次と二次のどちらに対応しているか、通信かライブかから選んでください。

出典一覧

この記事を書いた人

斉藤さやかのアバター 斉藤さやか Mamcamp代表・講師

強みも特技もない一人の主婦から、公式LINE/Instagram/YouTubeなどの運用・監修を1,200件以上経験し、時間と場所に縛られない働き方を実現。

現在はマーケティングコンサルタントとしても活動しながら、これまでに累計900名以上(のべ1,000名近く)の主婦の働き方をサポート。ママキャンでは「強みのない主婦でも、自分に合う仕事は必ず見つかる」という前提で、一人ひとりに合わせた個別サポートに邁進しています。

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