司法書士試験は年1回、7月の第1日曜日前後に筆記試験が実施されます。
受験手数料は8,000円で、収入印紙で納付します。
注意が必要なのは申請期間の短さです。
令和8年度の受験申請の受付は5月7日から5月18日までで、土日祝を除くと8営業日しかありませんでした。
この記事では、令和8年度の実績をもとに年間スケジュールを整理します。
編集部のアドバイス

この試験は申請の窓口が非常に狭いのが特徴です。受験申請書の交付は4月1日から始まりますが、受付が始まるのは5月7日から。しかも締切は5月18日です。郵送で申請書を取り寄せる場合は往復の日数もかかるので、4月のうちに書類を手元にそろえておくのが安全です。
令和8年度司法書士試験の日程

令和8年度の実績は次のとおりでした。
| 手続き・試験 | 日程 |
|---|---|
| 受験申請書等一式の交付期間 | 令和8年4月1日(水)〜5月18日(月)※土日祝を除く |
| 受験申請の受付期間 | 令和8年5月7日(木)〜5月18日(月)※土日祝を除く |
| 筆記試験 | 令和8年7月5日(日) |
| 筆記試験合格発表 | 令和8年10月1日(木)午後4時 |
| 口述試験 | 令和8年10月13日(火) |
| 最終合格発表 | 令和8年11月5日(木)午後4時 |
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筆記試験から最終合格発表まで4か月かかります。
司法書士法第6条第1項は、法務大臣が毎年1回以上、司法書士試験を行わなければならないと定めています。
筆記試験は午前と午後で合計5時間
当日の時間配分です。
| 区分 | 時間 | 所要時間 |
|---|---|---|
| 午前の部 | 9:30〜11:30 | 2時間 |
| 午後の部 | 13:00〜16:00 | 3時間 |
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午後の部が3時間と長いのは、多肢択一式に加えて記述式問題があるためです。
なお法務省が公表する受験者数は「午前の部及び午後の部の双方を受験した者の数」とされています。
片方だけ受けた人は受験者数に含まれません。
斉藤さやか1日で5時間の試験です。午前と午後のあいだの休憩は1時間30分あるので、昼食と午後の準備の時間は確保できます。ただし午後は記述式まであるので、体力の配分も対策のうちです。
受験手数料は8,000円

費用と納付方法です。
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 受験手数料 | 8,000円 |
| 納付方法 | 収入印紙で納付 |
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司法書士法第6条第4項は、司法書士試験を受けようとする者は政令で定めるところにより受験手数料を納めなければならないと定めています。
受験申請書の入手方法は2つ
窓口と郵送のどちらかで入手します。
窓口で交付を受ける場合
全国の法務局または地方法務局の総務課で交付を受けられます。
受付時間は午前9時から正午まで、および午後1時から午後5時までです。
郵送で請求する場合
法務局または地方法務局宛てに請求します。
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 封筒の表書き | 「司法書士請求」と朱書き |
| 同封するもの | 郵便番号・住所・氏名を記載し、180円の郵便切手を貼った角形2号(A4判)の返送用封筒 |
| 注意 | 返送用封筒の記載事項を確認する場合があるため、封筒の裏面等に連絡先を記載する |
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法務省は、郵便事情等により受験申請書等一式の到着が受付期間外となっても受験申請の受付期間は変更しないため、十分に余裕をもって請求するよう注意を促しています。
申請書が届かなくても締切は延びない、ということです。
申請受付は実質8営業日しかない
令和8年度の受付期間を営業日で数えると次のようになります。
| 日付 | 曜日 |
|---|---|
| 5月7日 | 木 |
| 5月8日 | 金 |
| 5月11日〜15日 | 月〜金 |
| 5月18日 | 月 |
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土日祝を除くと8営業日です。
交付期間(4月1日〜5月18日)は約7週間あるのに対し、受付期間は2週間弱しかありません。
この差が、この試験でいちばん事故が起きやすいところです。
出願者は5年連続で増加している

法務省が公表している出願状況です。
| 年度 | 出願者数 | 対前年度増減 | 増減率 |
|---|---|---|---|
| 令和3年度 | 14,988人 | - | - |
| 令和4年度 | 15,693人 | +705人 | +4.7% |
| 令和5年度 | 16,133人 | +440人 | +2.8% |
| 令和6年度 | 16,837人 | +704人 | +4.4% |
| 令和7年度 | 17,365人 | +528人 | +3.1% |
| 令和8年度 | 17,862人 | +497人 | +2.9% |
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令和8年度は17,862人で、5年連続の増加となりました。
一方で令和8年度の筆記試験の受験者数は14,960人です。
出願者17,862人に対し受験者14,960人なので、約16%が出願しても受験していません。
筆記試験に合格すれば次回の筆記が免除される
司法書士法第6条第3項は、筆記試験に合格した者に対しては、その申請により次回の司法書士試験の筆記試験を免除すると定めています。
口述試験は筆記試験に合格した者について行われます。
筆記に合格したものの口述を受けられなかった場合、次回は申請により筆記が免除される仕組みです。
筆記試験の成績は希望者に通知される
令和7年度の例では、希望者に対して成績を通知することとされていました。
成績通知は筆記試験合格発表日以降、随時、筆記試験の際に住所・氏名を記入した封筒に成績通知を封入し、郵送で発送されます。
自分が基準点にどれだけ届いていたのかを確認できるため、次年度の計画を立てるうえで役立ちます。
斉藤さやか成績通知は「希望者に対して」なので、試験当日の封筒記入を忘れると届きません。翌年も受けるつもりなら、必ず書いておいてください。
7月の筆記から逆算すると、学習に充てられる期間が見えてきます。
期間に合う講座は学習期間別の司法書士講座から選べます。
年間スケジュールから逆算する
令和8年度を例にした流れです。
- 4月1日:受験申請書等一式の交付開始
- 5月7日:受験申請の受付開始
- 5月18日:受験申請の締切
- 7月5日:筆記試験
- 10月1日:筆記試験合格発表
- 10月13日:口述試験
- 11月5日:最終合格発表
申請から筆記試験まで約2か月、筆記試験から最終合格発表まで4か月です。
最終合格発表が11月上旬なので、次年度の学習を本格化させる時期には前年の結果が出ています。
なお令和7年度は筆記試験が7月6日、口述試験が10月14日でした。
毎年おおむね同じ時期に実施されていることが分かります。
司法書士試験の日程に関するよくある質問
司法書士試験はいつ実施されますか?
年1回で、筆記試験は7月上旬の日曜日に実施されます。
令和8年度は7月5日(日)、令和7年度は7月6日(日)でした。
受験手数料はいくらですか?
8,000円です。
収入印紙で納付します。
申請はいつまでですか?
令和8年度は5月7日(木)から5月18日(月)まででした(土日祝を除く)。
申請書の交付は4月1日から始まりますが、受付が始まるのは5月上旬です。
試験時間は何時間ですか?
筆記試験は午前の部が9時30分から11時30分までの2時間、午後の部が13時から16時までの3時間で、合計5時間です。
午後の部には記述式問題が含まれます。
口述試験はいつですか?
令和8年度は10月13日(火)でした。
口述試験は筆記試験に合格した者について行われます(司法書士法第6条第2項)。
受験資格はありますか?
司法書士法には受験資格に関する制限の定めがありません。
年齢や学歴による制限はなく、令和7年度は17歳から74歳までの合格者がいました。
まとめ|4月に書類、5月に申請、7月に受験
- 筆記試験は年1回、7月上旬の日曜日(令和8年度は7月5日)
- 受験手数料は8,000円で収入印紙により納付
- 申請書の交付は4月1日から、受付は5月7日〜5月18日の実質8営業日
- 郵送請求には角形2号の返送用封筒と180円の切手が必要
- 筆記試験は午前2時間・午後3時間の合計5時間
- 筆記合格発表は10月1日、口述試験10月13日、最終合格発表11月5日
- 出願者は5年連続増で令和8年度は17,862人
日程を押さえたら、次は学習量の見積もりです。
司法書士の勉強時間と独学で組み立て方を確認できます。
合格ラインは司法書士試験の難易度にまとめています。
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