世界遺産検定2級は、この検定の実質的な中心にある級です。
2025年度の申込者は11,045名で、全6級のなかで3級に次ぐ規模でした。
認定率は60.7%です。
受検資格がなく誰でも申し込めるうえ、1級と準1級の受検資格が「2級認定」であるため、上位級に進むには必ず通る級でもあります。
この記事では、2級の出題範囲・合格基準・受検料を公式情報で確認し、3級や1級との違いを整理します。
3級の範囲から順に固めたい場合は、世界遺産検定3級講座を含むオンスクのような月額制サービスも使えます。
編集部のアドバイス

2級は「上位への入口」を兼ねています。将来1級まで考えているなら、3級を飛ばして2級から入るほうが遠回りになりません。受検資格がないので制度上も可能です。
世界遺産検定2級の認定率は60.7%
まず数字を押さえます。
2025年度は11,045名が申し込み
| 級 | 申込者数 | 認定率 |
|---|---|---|
| 3級 | 11,995 | 77.6% |
| 2級 | 11,045 | 60.7% |
| 準1級 | 1,432 | 31.1% |
| 1級 | 1,871 | 27.1% |
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2級の申込者11,045名は、3級の11,995名に次ぐ規模です。
準1級1,432名や1級1,871名と比べると6倍以上あり、受検者が最も集まる層のひとつになっています。
3級との差は17ポイント弱
3級77.6%に対して2級60.7%で、差は16.9ポイントです。
一方、2級から1級へは60.7%から27.1%で33.6ポイント落ちます。
3級から2級への段差より、2級から1級への段差のほうが倍近く大きい構造です。
級ごとの比較は世界遺産検定の難易度で扱っています。
世界遺産検定2級の出題対象は世界の代表的な遺産300件
範囲は公式に明示されています。
日本の全遺産+世界の代表的な遺産300件
| 級 | 出題対象となる世界遺産 |
|---|---|
| 4級 | 日本の全遺産+世界の有名な遺産36件 |
| 3級 | 日本の全遺産+世界の代表的な遺産100件 |
| 2級 | 日本の全遺産+世界の代表的な遺産300件 |
| 準1級 | 日本の全遺産+世界の遺産700件 |
| 1級 | 世界遺産全件 |
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3級の100件から3倍に増えますが、件数の上限がある点は3級と同じです。
1級のように「全件」ではないため、学習の終わりが見えます。
学習内容は「各地域を代表する世界遺産の多様性」
公式は2級の学習内容を「世界遺産条約の理念や関係機関について理解し、各地域を代表する世界遺産の多様性を学ぶ」としています。
3級の「世界遺産条約の理念を理解し、地理や歴史に登場する代表的な世界遺産の価値を学ぶ」に、関係機関の理解と地域ごとの広がりが加わる形です。
出題分野は5つ
1級から4級の試験はマークシート形式で、世界遺産の基礎知識、日本の遺産、自然遺産、文化遺産、その他の分野から出題されます。
日本の遺産は4級から1級まで一貫して「全遺産」が対象です。
級が上がっても日本の遺産の範囲は変わらないため、ここは早い段階で固めておける部分になります。
斉藤さやか2級の勝負どころは、3級で100件だった世界の遺産が300件になる部分です。日本の遺産は3級と同じ範囲なので、差分は世界側の200件だと考えると見通しが立ちます。
世界遺産検定2級の試験形式と合格基準
形式は3級とほぼ同じです。
60題を60分、100点満点で60点以上
| 項目 | 2級 | 3級 |
|---|---|---|
| 受検資格 | なし | なし |
| 解答形式 | 選択式 | 選択式 |
| 問題数 | 60題 | 60題 |
| 試験時間 | 60分 | 50分 |
| 合格基準 | 100点満点中60点以上 | 100点満点中60点以上 |
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問題数と合格基準は3級と同じで、試験時間だけ10分長くなります。
1問あたり1分の計算です。
公式は「合格基準は調整される場合があります」と注記しています。
受検資格がない
2級・3級・4級はいずれも「どなたでも受験できます」とされています。
学歴や年齢、下位級の取得は条件になりません。
一方、1級と準1級の受検資格は2級認定、マイスターは1級認定です。
つまり2級は、上位級に進むための唯一の入口になっています。
公開会場試験とCBTが選べる
受検方式は2つあります。
指定会場でマークシートを使う公開会場試験と、全国約350カ所のテストセンターでパソコンを使うCBT試験です。
公式は「試験の難易度、認定の扱いなどに違いはありません」としています。
2級のCBTは、試験終了後その場で合否が分かります。
1級・準1級は公開会場試験と同日時のみの実施で、合否はマイページでの表示を待つ形です。
世界遺産検定2級の受検料は6,500円
費用も確認しておきます。
公開会場6,500円、CBT7,300円
| 級 | 公開会場試験 | CBT試験 |
|---|---|---|
| 2級 | 6,500円 | 7,300円 |
| 3級 | 5,400円 | 6,200円 |
| 4級 | 3,800円 | 4,600円 |
| 準1級 | 7,600円 | 8,500円 |
| 1級 | 10,900円 | 11,800円 |
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CBTは800円高くなりますが、その場で合否が分かる点と日程の自由度が対価です。
2級・3級の併願は11,000円
2級と3級を同時に受ける併願制度があり、受検料は11,000円です。
別々に申し込むと6,500円+5,400円=11,900円なので、900円安くなります。
ただし併願は公開会場試験のみで、CBTでは実施されていません。
テキストは級ごとに分かれている
公式テキストは4級・3級・2級・準1級がそれぞれ1冊、1級は上巻・中巻・下巻の3冊構成です。
2級までは1冊で完結するため、教材の負担も1級とは大きく違います。
世界遺産検定2級に関するよくある質問
世界遺産検定2級の認定率は何%ですか?
2025年度は60.7%でした。
申込者数は11,045名です。
3級を飛ばして2級から受けられますか?
受けられます。
2級に受検資格はなく、どなたでも受験できるとされています。
2級と3級はどのくらい違いますか?
出題対象が世界の代表的な遺産100件から300件へ3倍になります。
問題数と合格基準は同じで、試験時間が50分から60分に延びます。
2級に合格すると何ができますか?
1級と準1級の受検資格が得られます。
マイスターの受検資格は1級認定なので、上位級はすべて2級を起点にしています。
受検料はいくらですか?
公開会場試験で6,500円、CBT試験で7,300円です。
2級・3級の併願は11,000円で、別々に申し込むより900円安くなります。
CBTだと合否はいつ分かりますか?
2級・3級・4級のCBTは、試験終了後その場で合否が分かります。
まとめ:世界遺産検定2級は上位級への唯一の入口
世界遺産検定2級について、公式情報から整理すると次のとおりです。
- 2025年度の認定率は60.7%、申込者数は11,045名
- 出題対象は日本の全遺産+世界の代表的な遺産300件で、3級の3倍
- 受検資格はなく、3級を飛ばして受検できる
- 1級・準1級の受検資格は2級認定なので、上位級はすべて2級が起点
- 60題60分、100点満点で60点以上(合格基準は調整される場合がある)
- 受検料は公開会場6,500円・CBT7,300円、2級3級併願は11,000円
- CBTは試験終了後その場で合否が分かる
- 日本の遺産は4級から1級まで対象が変わらない
3級との差は世界側の200件です。
3級の100件を先に押さえてから2級に進む進め方なら、3級講座のある学習サービスが土台づくりに使えます。
ここを埋められるかが、2級を受けるかどうかの判断材料になります。
級の選び方は世界遺産検定はいきなり2級から受けられるか、上位級の実態は世界遺産検定1級で扱っています。
出典一覧
- 世界遺産検定「受検者データ・認定率」(2025年度/2026年10月7日確認)
- 世界遺産検定「受検の目安」(2026年10月7日確認)
- 世界遺産検定「年間日程、時間、受検料」(2026年10月7日確認)
- 世界遺産検定「公式教材」(2026年10月7日確認)


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