食生活アドバイザーの1級は、3級・2級とは試験の作りが違います。
全問マークシートだった下位級に対して、1級には記述式問題が13問あります。
しかも合格には、選択28題以上と記述8題以上の両方を満たす必要があります。
片方だけ高得点でも合格になりません。
この記事では、1級の受験資格・出題形式・合格基準・費用を、FLAネットワーク協会の公式情報で確認します。
1級に進むには先に2級の合格が必要です。2級がこれからの方は、2級・3級をまとめて対策できる講座を確認しておくと遠回りになりません。
編集部のアドバイス

1級は2級に合格していないと申し込めません。先に2級を押さえる必要があるので、1級まで目指すなら3級・2級の併願で時間を詰めておくと計画が立てやすくなります。
食生活アドバイザー1級は2級合格者だけが受けられる
まず受験できる条件からです。
受験資格は2級の有資格者
協会は1級の受験について、食生活アドバイザー2級有資格者が対象としています。
3級・2級には受験資格の制限がなく誰でも申し込めますが、1級だけ条件が付きます。
いきなり1級から受けることはできません。
3級は飛ばしても問題ない
必要なのは2級の合格だけです。
3級・2級に受験資格の制限はないため、3級を受けずに2級から挑み、合格後に1級へ進む流れも成立します。
2級までの費用も計算に入れる
1級に到達するまでの受験料を並べます。
| 経路 | 受験料の合計(税込) |
|---|---|
| 2級のみ受験 → 1級 | 18,000円 |
| 3級・2級を併願 → 1級 | 24,000円 |
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※当サイトで協会の公表額(3級6,000円・2級8,000円・併願14,000円・1級10,000円)から算出しました。
不合格時の再受験料は含みません。
最短で2級だけを経由する場合でも、1級取得までに18,000円かかります。
食生活アドバイザー1級の出題は選択と記述の2本立て
ここが下位級との最大の違いです。
選択42問と記述13問
協会が公表している出題形式です。
| 項目 | 1級 |
|---|---|
| 選択問題 | マークシート形式42問 |
| 記述式問題 | 13問 |
| 配点 | 選択1問2点/記述1問3点 |
| 試験時間 | 90分 |
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※協会の受験案内の記載によります。
記述式が出題されるのは1級だけです。
満点は123点になる
配点から満点を計算します。
選択は42問×2点で84点、記述は13問×3点で39点、合わせて123点です。
※当サイトで協会の公表値から算出しました。
記述が全体の約3割を占める構成になります。
3級・2級とは対策の性質が変わる
下位級と並べると違いがはっきりします。
| 級 | 出題形式 | 満点 |
|---|---|---|
| 3級 | 選択45題のみ | 90点 |
| 2級 | 選択50題のみ | 100点 |
| 1級 | 選択42問+記述13問 | 123点 |
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※協会の受験案内の記載から算出しました。
選択肢から選ぶ訓練だけでは届きません。
用語を自分で書ける状態まで持っていく必要があります。
斉藤さやか3級・2級は「見て選べれば通る」試験ですが、1級は「書けないと通らない」試験です。同じ教材の延長で対策できると考えないほうが安全です。
食生活アドバイザー1級の合格基準は2つある
合格条件の形も独特です。
選択28題以上かつ記述8題以上
協会が示している合格基準です。
| 区分 | 必要な正解数 | 得点率 |
|---|---|---|
| 選択問題 | 28題以上 | 66.7% |
| 記述式問題 | 8題以上 | 61.5% |
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※得点率は当サイトで必要正解数を出題数で割って算出しました。
「かつ」で結ばれているため、両方を満たす必要があります。
片方だけ得意でも合格しない
この条件の意味を具体化します。
選択問題で42問すべて正解しても、記述が7問しか合っていなければ不合格です。
逆に記述を13問すべて書けても、選択が27題なら届きません。
どちらかに偏った対策では通らない設計です。
選択問題の基準は下位級より高い
得点率で下位級と比べます。
| 級 | 合格に必要な得点率 |
|---|---|
| 3級 | 60.0% |
| 2級 | 62.0% |
| 1級(選択) | 66.7% |
| 1級(記述) | 61.5% |
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※当サイトで協会の公表値から算出しました。
1級の選択問題は66.7%で、3級・2級より4〜7ポイント高く設定されています。
食生活アドバイザー1級の範囲と日程
準備にかかる条件を確認します。
科目は6つ
協会が挙げている1級の受験科目です。
| 科目 | 主な内容 |
|---|---|
| 栄養と健康 | 栄養・健康に関する領域 |
| 食文化と食習慣 | 食文化・食習慣に関する領域 |
| 食品学 | 加工食品・食品表示・食品添加物など |
| 衛生管理 | 食中毒・食品衛生・予防・食品化学・安全性など |
| 食マーケット | 流通・外食・中食・メニューメイキング・食品販売など |
| 社会生活 | 消費経済・生活環境・消費者問題・IT社会・関連法規など |
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※協会の受験案内の記載によります。
2級と同じく6科目ですが、分類の仕方が変わります。
公式テキストは2026年3月発刊
教材の状況も確認しておきます。
協会は1級の公式テキストについて、2026年3月発刊で全国の書店・ECサイトで販売されると案内しています。
試験開始は13時30分
当日の時間割です。
1級の試験開始時間は13時30分で、試験時間は90分です。
3級(10時30分開始)・2級(13時30分開始)と同じ日に実施されますが、1級は2級と同じ時間帯のため、2級との併願はできません。
受験料は10,000円
1級単体の費用です。
受験料は10,000円(税込)で、3級6,000円・2級8,000円より高く設定されています。
申込は郵便局・ゆうちょ銀行の払込取扱票とクレジットカードから選べ、締切がそれぞれ異なります。
食生活アドバイザー1級に関するよくある質問
検討時に出やすい疑問をまとめます。
食生活アドバイザー1級は誰でも受けられますか?
受けられません。
受験対象は食生活アドバイザー2級の有資格者です。
1級の合格基準は何点ですか?
点数ではなく問題数で示されています。
選択問題28題以上かつ記述式問題8題以上の正解が必要です。
記述はどのくらい出ますか?
13問です。
配点は1問3点で、記述だけで39点ぶんを占めます。
1級の合格率は公表されていますか?
協会は1級の合格率を公表していません。
公表されているのは合格基準と出題形式です。
2級と1級を同じ日に受けられますか?
受けられません。
2級も1級も試験開始が13時30分で、同じ時間帯に実施されます。
1級の受験料はいくらですか?
10,000円(税込)です。
2級から1級まで進む場合、受験料の合計は18,000円になります。
3級・2級と同じ教材で対策できますか?
記述式問題があるため、選択肢から選ぶ対策だけでは足りません。
協会は1級の公式テキストを2026年3月発刊として案内しています。
まとめ:食生活アドバイザー1級は記述が合否を分ける
ここまでの内容を整理します。
- 受験できるのは食生活アドバイザー2級の有資格者のみ
- 出題は選択問題42問と記述式問題13問の2本立て
- 配点は選択1問2点・記述1問3点で、満点は123点
- 合格には選択28題以上かつ記述8題以上の両方が必要
- 得点率にすると選択66.7%・記述61.5%で、選択は3級・2級より高い
- 片方が満点でももう片方が基準未満なら不合格になる
- 科目は栄養と健康・食文化と食習慣・食品学・衛生管理・食マーケット・社会生活の6つ
- 公式テキストは2026年3月発刊
- 試験時間は90分、開始は13時30分で2級と同じ時間帯のため併願できない
- 受験料は10,000円で、2級から数えると合計18,000円
3級・2級が「選べれば通る」試験だったのに対し、1級は書けるかどうかで決まります。
前段の2級までの進め方は食生活アドバイザーの3級と2級、難易度の測り方は食生活アドバイザーの合格率で扱っています。
出典一覧
- FLAネットワーク協会「受験案内」(2026年10月17日確認)
- FLAネットワーク協会「3級・2級・1級 試験概要」(2026年10月17日確認)


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