コスメコンシェルジュは、日本化粧品検定の最上位にあたる「特級」の資格です。
ただし1級までとは仕組みが大きく違います。
試験を受けるだけでは取れず、1級合格に加えて協会への入会と養成講座の受講が必要になります。
費用も段階的にかかり、初年度は合計49,700円です。
この記事では、取得条件・費用・試験形式・年会費の扱いを日本化粧品検定協会の公式情報で確認します。
特級に進むには、まず1級の合格が必要です。1級の学習をこれから始める場合は、教材と標準学習期間を確認しておくと計画が立ちます。
編集部のアドバイス

年会費は退会手続きをしない限り自動で引き落とされます。資格を取ったあと使う予定がないなら、更新のタイミングを先に確認しておいてください。
コスメコンシェルジュの取得条件は2つある
まず誰が受けられるのかを整理します。
1級合格が必須
協会は特級コスメコンシェルジュを「1級合格者だけが目指せる」資格としています。
養成講座の申込条件として、日本化粧品検定1級に合格していることが明記されています。
申込手続きの際には1級の資格認定番号が必要です。
2級や準2級では申し込めません。
協会の会員であることも必要
もうひとつ条件があります。
申込条件には、日本化粧品検定協会の会員であることが挙げられています。
入会金10,000円、年会費10,000円で、いずれも不課税です。
日本国内から受講・受験できること
協会は申込条件として、日本国内から受験・受講ができる方という項目も挙げています。
養成講座も試験もWebで完結する形式のため、通信環境の条件も示されています。
コスメコンシェルジュの費用は初年度49,700円
お金の話を整理します。
講座と受験で29,700円
協会が公表している料金は29,700円です。
内訳も公開されています。
| 項目 | 金額 |
|---|---|
| 受講料 | 16,500円 |
| 受験料 | 13,200円 |
| 合計 | 29,700円 |
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※すべて税込です。
協会は特級の資格認定証と資格バッジの費用を含むとしています。
入会金と年会費を足すと49,700円
会員であることが条件なので、入会していない場合はその費用も必要です。
| 項目 | 金額 |
|---|---|
| 養成講座・受験料 | 29,700円 |
| 入会金 | 10,000円 |
| 年会費(初年度) | 10,000円 |
| 初年度の合計 | 49,700円 |
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※入会金と年会費は不課税です。
当サイトで協会の公表額を合算しました。
1級から数えると62,900円になる
1級をこれから受ける場合は、その受験料も加わります。
1級の受験料は13,200円なので、1級の受験から特級取得までで合計62,900円です。
※当サイトで協会の公表額を合算した金額です。
1級に不合格だった場合の再受験料は含みません。
斉藤さやか「上位資格を取る」という話で見落とされやすいのが入会金と年会費です。講座代だけを見て予算を組むと、2万円ぶん足りなくなります。
コスメコンシェルジュの試験は年2回でテキストを見ながら受けられる
試験の形式は1級までとかなり違います。
実施は3月と9月
協会は、特級コスメコンシェルジュ取得のチャンスは年2回としています。
実施時期は3月と9月です。
期間内に養成講座を受講したうえで、オンラインで資格取得試験を受けます。
選択式60問・90分でテキスト参照可
試験の条件は次のとおりです。
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 試験内容 | 選択式試験(60問)・90分 |
| 受験方法 | Web上で受験 |
| テキスト | 参照可能 |
| 合格基準 | 正答率70%前後 |
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※協会の案内によります。
合格基準には「問題の難易度により多少変動します」という注記があります。
テキストを見ながら受験できる点が、1級・2級との大きな違いです。
1級・2級は会場でのマークシート4択式で、当然ながら持ち込みはできません。
出題範囲は全級のテキスト
範囲は広く取られています。
協会は出題範囲として、1級対策テキスト、2級対策テキスト、準2級・3級対策テキストを挙げています。
特級だけの新しい範囲ではなく、下位級を含めた全体から出題される構成です。
養成講座は4.5時間
受講の負担は大きくありません。
協会は、約1か月の指定期間内に養成講座(4.5時間)を受講する流れとしています。
Web受講でスマホにも対応しています。
教材一式は受講開始のおよそ1週間前に自宅へ発送されます。
課題の提出も必要
試験だけでは認定されません。
協会は資格取得条件を、課題の提出と選択式試験の合格としています。
約1か月の指定期間内に課題提出と修了試験の受験を行う流れです。
課題を出さず修了試験も受けない場合は欠席扱いとなり、結果通知は郵送されません。
コスメコンシェルジュの年会費は自動で更新される
取得後の費用にも注意が必要です。
退会手続きをしないと自動引き落としになる
協会は次年度以降の年会費について、会員期間満了日の1か月前(2月末日)までに退会手続きが完了していない場合、登録済みのクレジットカードまたは銀行口座から自動的に引き落とされると案内しています。
会員期間は4月1日から翌年3月31日までです。
退会手続きが完了しない限り、翌年度以降も同様に更新されます。
会員期間は2027年3月末日まで
申込時点での会員期間も示されています。
協会は第26回の案内で、会員期間は2027年3月末日までとしています。
年度単位の区切りなので、申し込む時期によって初年度に使える期間は変わります。
資格の維持にコストがかかる
1級までは受験料を払えば終わりです。
特級は会員であることが前提の資格なので、維持には毎年10,000円がかかります。
取得後にどう使うかを決めてから進むほうが無駄になりません。
コスメコンシェルジュに関するよくある質問
申込前に多い疑問をまとめます。
コスメコンシェルジュは誰でも受けられますか?
受けられません。
日本化粧品検定1級に合格していること、協会の会員であることの2つが申込条件です。
費用は全部でいくらかかりますか?
養成講座と受験料で29,700円です。
入会していない場合は入会金10,000円と年会費10,000円が加わり、初年度は合計49,700円になります。
試験は難しいですか?
協会は合格基準を正答率70%前後としています。
選択式60問・90分で、テキストを参照しながらWeb上で受験できます。
合格率は公表されていますか?
協会のページでは特級の合格率を確認できませんでした。
1級・2級については過去5回の平均値として72.3%・78.9%が公表されています。
試験はいつありますか?
年2回で、実施時期は3月と9月です。
第26回の養成講座の申込期間は2026年6月18日から7月24日でした。
年会費はいつまで払う必要がありますか?
会員期間満了日の1か月前(2月末日)までに退会手続きをしない限り、自動的に更新され引き落とされます。
資格を維持する前提であれば、毎年10,000円がかかります。
1級に合格していれば講座を受けなくても取れますか?
取れません。
協会は資格取得条件を、課題の提出と選択式試験の合格としており、養成講座の受講が流れに組み込まれています。
まとめ:コスメコンシェルジュは維持費のかかる資格
ここまでの内容を整理します。
- 取得条件は日本化粧品検定1級の合格と、協会の会員であること
- 料金は29,700円(受講料16,500円+受験料13,200円・税込)で、認定証とバッジを含む
- 入会金10,000円と年会費10,000円を加えると初年度は49,700円
- 1級の受験料13,200円から数えると合計62,900円
- 実施は3月と9月の年2回で、養成講座は4.5時間のWeb受講
- 修了試験は選択式60問・90分で、テキストを参照しながら受けられる
- 合格基準は正答率70%前後、出題範囲は1級から準2級・3級までの全テキスト
- 課題の提出と選択式試験の合格の両方が必要
- 年会費は2月末日までに退会手続きをしないと自動で更新される
1級までとは費用の構造が変わります。
取得後に資格をどう使うかが決まっているかどうかで、判断が分かれる資格です。
前提になる1級は化粧品検定1級、級ごとの比較は化粧品検定の難易度で扱っています。
出典一覧
- 日本化粧品検定協会「特級 コスメコンシェルジュ」(2026年10月12日確認)
- 日本化粧品検定協会「受験案内・実施要項」(2026年10月12日確認)


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