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薬膳アドバイザーとは|無試験で取れる仕組みと申請は奇数月10日締切

薬膳アドバイザーは40時間以上の履修と年6回の申請で取得できる無試験の資格
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薬膳アドバイザーは、日本中医食養学会が認定する民間資格です。

いちばんの特徴は、試験がないことです。

40時間以上の講習を履修したあと、申請すれば認定証が発行されます。

合格率も難易度も存在しません。

ただし、無試験というのは簡単という意味ではありません。

同じ講座をあと20時間受けて試験に合格すれば、中医薬膳指導員という別の資格になります。

薬膳アドバイザーは、その手前で証明書を先に受け取る選択肢です。

この記事では、取得の条件と申請の時期、そして紛らわしい薬膳コーディネーターとの違いを公式情報で整理します。

編集部のアドバイス

斉藤さやか
斉藤さやか

薬膳アドバイザーでいちばん見落とされるのは申請の時期です。申請は1月・3月・5月・7月・9月・11月の奇数月10日までで、認定証が発行されるのは翌月1日です。締切を1日過ぎると次の申請月は2か月後になります。履修を終える時期から逆算して、どの申請月に間に合わせるかを決めておいてください。

目次

本コンテンツは、当サイト(ママキャン資格部)の制作ガイドラインに基づく編集プロセスを経て作成しています。 >>コンテンツ制作ガイドライン

薬膳アドバイザーは無試験で取得できる民間資格

薬膳アドバイザーは国家資格ではありません。

日本中医食養学会が認定する民間資格です。

学会は、初級の薬膳知識を習得した方に授与される資格で、薬膳の基本を学んだ証になると説明しています。

項目内容
資格の種類民間資格
認定団体日本中医食養学会
試験無試験
取得条件40時間以上の履修と申請
申請の締切奇数月の10日まで
認定証の発行日申請月の翌月1日
申請の方法・発行料事務局への問い合わせ

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取得条件は、学会主催の薬膳初級講座を受けるか、学会と契約している登録機関で指定のカリキュラムに従い40時間以上を履修することです。

履修する内容は公式に示されています。

履修内容
中医基礎理論
診断学
中薬学
方剤学
中医営養学・薬膳学
弁証施膳
季節の薬膳

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学会は、すでに飲食店などを経営していてすぐに証明書が必要な方に向いていると説明しています。

試験勉強の期間を取らずに、履修した事実だけで証明できるためです。

なお申請の方法と発行料については、公式ページに金額の記載がなく、事務局に問い合わせるよう案内されています。

受講料とは別に費用がかかる可能性があるため、講座を申し込む前に確認しておくのが確実です。

薬膳アドバイザーの申請は奇数月10日が締切

薬膳アドバイザーの申請は年6回しか窓口が開かない

無試験の資格ですが、いつでも申請できるわけではありません。

申請できるのは奇数月で、締切はその月の10日です。

申請月申請の締切認定証の発行日
1月1月10日2月1日
3月3月10日4月1日
5月5月10日6月1日
7月7月10日8月1日
9月9月10日10月1日
11月11月10日12月1日

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10日を1日過ぎると、次の申請は2か月後になります。

認定証を手にするまでは、そこからさらに約3週間です。

たとえば3月11日に申請しようとした場合、受け付けは5月10日締切の回になり、発行は6月1日です。

最短でも2か月半ほど遅れます。

履修が終わる時期が読めてきたら、どの申請月を狙うかを先に決めておくと無駄がありません。

斉藤さやか斉藤さやか

無試験の資格は「いつでも取れる」と思われがちですが、実際には年6回しか窓口が開きません。試験のある資格より締切が細かいので、履修の終盤で一度スケジュールを確認してください。

薬膳アドバイザーと中医薬膳指導員は同じ講座から分かれる

同じ薬膳初級講座から2つの資格に分かれる

ここが、この資格を理解するうえでいちばん重要な点です。

薬膳アドバイザーと中医薬膳指導員は、どちらも同じ薬膳初級講座から取得できます。

違うのは履修時間と試験の有無だけです。

項目薬膳アドバイザー中医薬膳指導員・中医薬膳調理師
履修時間40時間以上60時間以上
試験なし(申請のみ)認定試験あり
試験の時期-毎年3月(年1回)
会場-東京ほか全国約4か所
取得のタイミング奇数月10日申請・翌月1日発行年1回の試験に合格後

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差は20時間と試験ひとつです。

中医薬膳指導員の認定試験は年1回、毎年3月にしか実施されません。

試験対策セミナーは年1回、1月か2月の連続した土日2日間です。

つまり3月を逃すと次は1年後になります。

すぐに証明が必要なら薬膳アドバイザー、時間をかけて上を目指すなら中医薬膳指導員、という選び分けになります。

なお中医薬膳調理師を受験するには調理師免許が必要です。

調理師免許を持っていない場合は、中医薬膳指導員のほうを目指すことになります。

学会は、この認定試験を1999年から実施していると説明しています。

受験者として挙げられているのは管理栄養士、栄養士、料理研究家、薬剤師、鍼灸師、介護士、会社経営者などです。

薬膳アドバイザーの上には国際中医薬膳師まで続く

学会の資格はSTEP制で並んでいます。

STEP講座資格履修時間試験
1薬膳初級講座薬膳アドバイザー40時間以上無試験
1薬膳初級講座中医薬膳指導員・中医薬膳調理師60時間以上認定試験
2薬膳上級講座日本中医薬膳師約30時間認定試験
3国際中医薬膳師 試験対策講座国際中医薬膳師約30時間認定試験

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国際中医薬膳師は世界中医薬学会連合会が認可する資格で、学会は薬膳師の最終実力者の証明資格だと説明しています。

このほかに中医薬膳茶師があります。

中医薬膳茶講座を修了し、中医薬膳指導員・中医薬膳調理師・日本中医薬膳師・国際中医薬膳師・国際中医師のいずれかを持つ人だけが受験できます。

試験は年2回、4月と10月です。

受験料は44,000円で、受験費用と認定証書代が含まれます。

薬膳アドバイザーの段階では受験できません。

上に進むには、まず中医薬膳指導員以上を取る必要があります。

斉藤さやか斉藤さやか

薬膳アドバイザーを「ゴール」として取る人と、「通過点」として取る人がいます。上を目指すなら最初から60時間の履修を選び、中医薬膳指導員から入ったほうが遠回りになりません。

薬膳アドバイザーと薬膳コーディネーターは別団体の別資格

薬膳アドバイザーと薬膳コーディネーターの違い

名前が似ているため混同されますが、この2つは団体も仕組みも違います。

項目薬膳アドバイザー薬膳コーディネーター
認定団体日本中医食養学会本草薬膳学院
講座の提供学会または登録機関ユーキャン
試験なし(申請のみ)あり(在宅受験)
合格基準-正解率60%以上
取得条件40時間以上の履修添削3回と資格試験1回
費用講座料と発行料(公式に記載なし)一括44,000円
標準期間講座による4ヵ月

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大きな違いは費用の見え方です。

薬膳コーディネーターは総額44,000円が最初から確定します。

薬膳アドバイザーは講座の受講料が機関によって異なり、発行料も公式に金額が出ていません。

そのかわり、上位資格まで一本の体系でつながっているのは薬膳アドバイザーのほうです。

もうひとつ注意したいのは、薬膳アドバイザーは通信講座各社が独自に出している資格ではないという点です。

取得できるのは学会の薬膳初級講座か、学会と契約している登録機関のカリキュラムに限られます。

各社の薬膳講座で取れる資格はそれぞれ別の名称になるため、どの資格が取れる講座なのかを申込前に確認してください。

講座ごとの認定団体と費用は薬膳資格を費用と認定団体で比較した記事に一覧にしてあります。

薬膳アドバイザーでできることとできないこと

薬膳アドバイザーは知識を学んだことの証明です。

医療行為や医薬品の販売はできません。

漢方薬の多くは一般用医薬品の第二類にあたり、店舗で販売するには薬剤師か登録販売者が必要です。

登録販売者は都道府県の試験に合格して登録します。

項目令和7年度
受験者数58,996名
合格者数24,004名
合格率40.7%

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※令和8年3月31日現在。同一人が複数の試験を受験している可能性があるため延べ人数

無試験で取れる民間資格と、5万人以上が受けて6割が落ちる国の試験では、与えられる権限が違います。

薬膳アドバイザーが使えるのは、食材の性質や組み合わせを説明する場面です。

飲食店のメニュー開発、食事の提案、家庭での献立づくりが主な使い道になります。

また、公的な平均年収のデータも存在しません。

当サイトで総務省の日本標準職業分類(全416行)を走査したところ、「薬膳」「漢方」「中医」を含む職業区分は見つかりませんでした。

置かれているのは薬剤師、栄養士、調理人といった区分です。

職業区分コード
薬剤師B-12-124
栄養士B-15-151
調理人E-39-391

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※2026年9月30日取得

職業区分がなければ厚生労働省の賃金統計でも集計されず、平均年収を示すことができません。

参考として産業計の賃金は340.6千円ですが、これは代理指標になりません。

薬膳アドバイザーを持つ人が特定の産業に集中していないためです。

斉藤さやか斉藤さやか

収入の数字を期待して取る資格ではありません。すでに料理や接客の仕事をしている人が、説明できる幅を広げるために足す資格だと考えると実態に合います。

薬膳アドバイザーに関するよくある質問

薬膳アドバイザーに試験はありますか

ありません。

40時間以上の講習を履修したあと、申請すれば認定証が発行されます。

同じ薬膳初級講座で60時間以上を履修すると、認定試験のある中医薬膳指導員・中医薬膳調理師を目指せます。

薬膳アドバイザーの申請はいつできますか

1月・3月・5月・7月・9月・11月の奇数月で、締切はその月の10日です。

認定証の発行日は申請月の翌月1日になります。

締切を過ぎると次の申請は2か月後です。

薬膳アドバイザーの費用はいくらですか

公式ページに申請の方法と発行料の金額は記載されておらず、事務局への問い合わせが案内されています。

講座の受講料も学会か登録機関かで異なるため、受講料と発行料の両方を申込前に確認してください。

薬膳アドバイザーと薬膳コーディネーターはどちらがいいですか

目的によります。

総額を先に確定させたいなら一括44,000円の薬膳コーディネーター、上位の国際中医薬膳師まで一本の体系で進みたいなら薬膳アドバイザーです。

認定団体は前者が本草薬膳学院、後者が日本中医食養学会で別々です。

薬膳アドバイザーを取ると漢方薬を扱えますか

扱えません。

漢方薬の多くは一般用医薬品の第二類にあたり、販売には薬剤師か登録販売者が必要です。

令和7年度の登録販売者試験は受験者58,996名に対し合格者24,004名で、合格率は40.7%でした。

まとめ|薬膳アドバイザーは40時間の履修と申請で取れる

  • 薬膳アドバイザーは日本中医食養学会が認定する民間資格で国家資格ではない
  • 試験はなく、40時間以上の履修後に申請することで認定証が発行される
  • 履修は学会の薬膳初級講座か、学会と契約している登録機関のカリキュラムで行う
  • 履修内容は中医基礎理論、診断学、中薬学、方剤学、中医営養学・薬膳学、弁証施膳、季節の薬膳
  • 申請は1月・3月・5月・7月・9月・11月の奇数月で締切は各月10日
  • 認定証の発行は申請月の翌月1日で、締切を過ぎると次は2か月後になる
  • 申請の方法と発行料は公式に金額の記載がなく、事務局への問い合わせが案内されている
  • 同じ薬膳初級講座で60時間以上を履修すると中医薬膳指導員・中医薬膳調理師を受験できる
  • 差は履修20時間と試験の有無で、認定試験は毎年3月の年1回のみ
  • 試験会場は東京ほか全国約4か所、対策セミナーは1月か2月の土日2日間
  • 中医薬膳調理師の受験には調理師免許が必要
  • 上位は日本中医薬膳師、さらに世界中医薬学会連合会認可の国際中医薬膳師と続く
  • 中医薬膳茶師は年2回(4月・10月)実施で受験料44,000円、中医薬膳指導員以上の保持者のみ受験できる
  • 薬膳コーディネーターは本草薬膳学院認定・ユーキャン提供で、団体も仕組みも別
  • 薬膳アドバイザーは通信講座各社が独自に出す資格ではなく、学会か登録機関でのみ取得できる
  • 民間資格のため医療行為や医薬品の販売はできず、漢方薬の販売には薬剤師か登録販売者が必要
  • 日本標準職業分類に薬膳の職業区分はなく、公的な平均年収は存在しない

在宅試験で総額が確定している選択肢を知りたい場合は薬膳コーディネーターの費用と試験を参考にしてください。

漢方側の資格と比べたいときは漢方の資格の種類と認定率にまとめています。

講座ごとの費用を並べて決めるなら薬膳・漢方の通信講座おすすめ比較が使えます。

出典一覧

この記事を書いた人

斉藤さやかのアバター 斉藤さやか Mamcamp代表・講師

強みも特技もない一人の主婦から、公式LINE/Instagram/YouTubeなどの運用・監修を1,200件以上経験し、時間と場所に縛られない働き方を実現。

現在はマーケティングコンサルタントとしても活動しながら、これまでに累計900名以上(のべ1,000名近く)の主婦の働き方をサポート。ママキャンでは「強みのない主婦でも、自分に合う仕事は必ず見つかる」という前提で、一人ひとりに合わせた個別サポートに邁進しています。

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