日本化粧品検定の2級は、4つある会場受験級のうち最も合格率が高い級です。
協会が公表している過去5回の平均は78.9%で、1級の72.3%を6.6ポイント上回ります。
扱うのは成分名ではなく、ニキビやシミといった肌悩みの原因と対策です。
自分の肌の悩みと結びつけて理解できるため、美容の勉強をはじめて体系的にする人の入口になりやすい級です。
この記事では、2級の合格率・出題範囲・受験料・日程を協会の公式情報で確認します。
2級は肌悩みの対策が中心で、美容の勉強をはじめて体系的にする方に向きます。教材の構成と学習期間を確認しておくと進めやすくなります。
編集部のアドバイス

2級だけを受けるか1級と併願するかで総額が変わります。両方取る予定があるなら、併願のほうが2,200円安くなるので先に決めておいてください。
日本化粧品検定2級の合格率は78.9%
まず数字を確認します。
過去5回の平均で78.9%
協会は2級の合格率を78.9%と公表しています。
これは過去5回の合格率の平均値です。
受験者のおよそ8割が合格している計算になります。
1級より6.6ポイント高い
上位級と並べると位置づけがはっきりします。
| 級 | 合格率(過去5回の平均) |
|---|---|
| 2級 | 78.9% |
| 1級 | 72.3% |
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※日本化粧品検定協会が公表している値です。
2級のほうが高いものの、その差は6.6ポイントにとどまります。
合格ラインは正答率70%前後
協会は2級の合格ラインを「正答率:70%前後」としています。
「問題の難易度により多少変動します」という注記も添えられています。
固定点ではなく、その回の問題に応じて調整される仕組みです。
日本化粧品検定2級で学ぶのは肌悩みの対策
1級とは扱う領域が違います。
美容皮膚科学が軸になる
協会は2級の学習内容を、美容皮膚科学を中心に、肌悩みに合わせた化粧品の選び方やメイクアップ、生活習慣美容、マッサージなどのトータルビューティーを学ぶものとしています。
化粧品の成分表示を読む級ではありません。
肌に何が起きていて、どう対処するかを扱います。
出題される分野
協会は2級の範囲として次の項目を挙げています。
| 分野 |
|---|
| 皮膚の構造と仕組み |
| 肌悩みの原因とお手入れ |
| メイクテクニック |
| 生活習慣美容 |
| 筋肉・ツボ・リンパ |
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※協会の案内によります。
肌の構造から生活習慣まで、範囲は広めです。
1級との違い
上位級と並べると役割が分かれています。
| 級 | 学習内容 |
|---|---|
| 2級 | 美容皮膚科学を中心に、肌悩みに合わせた化粧品の選び方、メイクアップ、生活習慣美容、マッサージ |
| 1級 | 化粧品の中身・成分、ボディ、ヘアケア、ネイル、香り、オーラルケア、化粧品にまつわるルール |
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※協会の受験案内の記載によります。
2級は「肌と使い方」、1級は「化粧品そのもの」という分け方になります。
範囲が重ならないため、併願しても学習内容の重複は限定的です。
2級と1級の両方を視野に入れるなら、どちらの範囲も扱える教材かを先に見ておくと申し込みを決めやすくなります。
斉藤さやか自分の肌荒れの原因を知りたいという動機で勉強するなら、1級より2級のほうが内容は近いです。目的と級を取り違えないでください。
日本化粧品検定2級の受験料と申し込み
費用と手続きを確認します。
受験料は8,800円
2級の受験料は8,800円です。
1級は13,200円で、併願すると19,800円になります。
| 申込方法 | 受験料 |
|---|---|
| 2級のみ | 8,800円 |
| 1級のみ | 13,200円 |
| 1級・2級の併願 | 19,800円 |
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※協会は併願受験を10%OFFと案内しています。
単体で両方申し込むと22,000円なので、差額は2,200円です。
受験資格に制限はない
協会は受験資格について「制限はありません。どなたでも何級からでも受験できます」と案内しています。
3級や準2級を受けていなくても2級を受けられます。
いきなり1級から受けることも可能です。
申込は支払い方法で締切が変わる
第27回の申込期間は2026年8月1日から10月20日までです。
ただし銀行振込を選ぶ場合の締切は2026年10月7日と案内されています。
支払い方法によって2週間近く早まるため、振込を予定している場合は注意が必要です。
日本化粧品検定2級の試験日程と形式
実施の条件を確認します。
実施は5月と11月の年2回
2級は1級と同じく、5月と11月の年2回実施されます。
第26回は2026年5月24日、第27回は2026年11月29日の開催です。
落ちた場合、次の機会は半年後になります。
試験時間は50分
形式はシンプルです。
| 項目 | 2級 |
|---|---|
| 試験方式 | マークシート4択式 |
| 試験時間 | 50分(11:15〜12:05) |
| 退室時刻 | 12:25頃 |
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※協会の受験案内によります。
1級は14:15〜15:15の60分で、時間帯が分かれているため併願できます。
記述や実技はありません。
会場は全国29会場
第27回は全国29会場で開催されます。
定期開催地は札幌、仙台、東京、横浜、さいたま、静岡、千葉、名古屋、京都、大阪、福岡の11か所です。
これに特別開催地18か所が加わります。
協会は、申込時に選んだ会場での受験となり、申込完了後の会場変更はできないとしています。
テキストは第3版に改訂された
教材が切り替わっています。
協会は、第25回検定試験(2025年11月実施)より新テキスト(第3版)の内容に準拠した試験内容になると案内しています。
第2版で学習する場合は、協会が公開している新旧範囲対応表で差分を確認してください。
日本化粧品検定2級に関するよくある質問
申込前に多い疑問をまとめます。
日本化粧品検定2級の合格率は何%ですか?
協会が公表している過去5回の平均値で78.9%です。
1級は72.3%で、2級のほうが6.6ポイント高くなっています。
2級の受験料はいくらですか?
8,800円です。
1級との併願は19,800円で、単体で両方申し込む22,000円より2,200円安くなります。
3級を取らないと2級は受けられませんか?
受けられます。
協会は何級からでも受験できるとしており、級の取得順に制限はありません。
2級と1級はどちらを先に受けるべきですか?
2級は肌悩みの対策、1級は化粧品の成分とルールを扱い、範囲が分かれています。
同じ日に併願もできるため、両方取る予定なら併願のほうが総額は下がります。
2級は何分で何問ですか?
試験時間は50分で、マークシート4択式です。
出題数は協会の受験案内では公表されていません。
試験はいつありますか?
5月と11月の年2回です。
第26回は2026年5月24日、第27回は2026年11月29日に実施されます。
まとめ:日本化粧品検定2級は肌悩みから入る級
ここまでの内容を整理します。
- 2級の合格率は過去5回の平均で78.9%、1級は72.3%で差は6.6ポイント
- 合格ラインは正答率70%前後で、問題の難易度により変動する
- 学ぶのは美容皮膚科学を軸にした肌悩みの原因と対策
- 1級は化粧品の中身と成分を扱い、範囲は重ならない
- 受験料は8,800円、1級との併願なら19,800円で2,200円安い
- 受験資格に制限はなく、3級や準2級を飛ばして受けられる
- 試験はマークシート4択式で50分、1級とは時間帯が分かれている
- 実施は5月と11月の年2回で、第27回は2026年11月29日
- 銀行振込の場合は申込締切が10月7日と2週間近く早い
- 第25回から新テキスト(第3版)準拠に変わっている
肌の悩みを出発点に学びたいなら、2級から入る形が内容と合います。
無料で試せる日本化粧品検定3級で現在地を測ってから申し込むと、必要な学習量の見当がつきます。
成分まで踏み込む級は化粧品検定1級、級ごとの比較は化粧品検定の難易度で扱っています。
出典一覧
- 日本化粧品検定協会「受験案内・実施要項」(2026年10月12日確認)
- 日本化粧品検定協会「3級」(2026年10月12日確認)


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