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ウェブ解析士の難易度は?合格率は非公表で「普通」が45.0%

ウェブ解析士の難易度。合格率は協会が非公表、取得者アンケートでは難易度「普通」が45.0%で最多
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ウェブ解析士の難易度を調べると、「合格率◯%」という数字がいくつも出てきます。

しかし協会は、合格率も合格基準も公表していません。

公式サイトのQ&Aに「ウェブ解析士認定試験の合格率は、現在公表しておりません」と明記されています。

つまり、合格率の数字を根拠に難易度を判断することはできません。

この記事では、協会が実際に公開している数字だけを使って、ウェブ解析士の難易度を測り直します。

受験料や講座の有無、試験スケジュールは協会の公式ページで確認できます。

\受験料17,600円・認定講座は任意/

認定講座を受講せず、試験だけを申し込むこともできます。

編集部のアドバイス

斉藤さやか
斉藤さやか

合格率が非公表の試験は、数字で難易度を判断できません。代わりに見るのは「学習時間の目安」「テキストの分量」「落ちたときにいくらかかるか」の3つです。この3つなら公式に全部出ています。

目次

本コンテンツは、当サイト(ママキャン資格部)の制作ガイドラインに基づく編集プロセスを経て作成しています。 >>コンテンツ制作ガイドライン

ウェブ解析士の難易度は合格率で測れない

最初に、公表されていないものを確認します。

協会は「合格率は現在公表しておりません」と明言している

ウェブ解析士認定試験の合格率は、協会のQ&Aで非公表とされています。

難易度については「これまでのウェブマーケティングに関する知識や実務経験などによって異なります」という説明にとどまっています。

合格基準も非公開で、その理由まで公式が説明している

合格点についても、協会は公開していません。

注目したいのは、非公開の理由が書かれていることです。

「非公開の理由のひとつとして、その点数を目標点としてしまうことを懸念しているためです」と説明されています。

さらに「ウェブ解析士認定試験の目的は、試験に合格することではありません」と続きます。

つまり「何点取れば受かるか」を軸に対策を組む発想そのものを、協会は想定していません。

検索で見つかる「合格率◯%」の出どころ

合格率が非公表である以上、検索上位に並ぶ「合格率96%」「合格率100%」といった数字には、協会の公表値という裏づけがありません。

受験した個人がブログで公開している体験談や、特定の講座の受講生に限った数字が、いつのまにか試験全体の合格率として引用されている形です。

数字を見かけたときは、出典が協会のページかどうかを確認してください。

斉藤さやか斉藤さやか

合格率が分からないと不安になりますが、裏を返せば「何点で受かるか」を気にする必要がない試験です。テキストを理解したかどうかだけが問われます。

ウェブ解析士の難易度を公式データで測る3つの材料

合格率の代わりに使える数字が、協会の調査と講座ページに出ています。

取得者アンケートでは難易度「普通」が45.0%で最多

協会は、資格取得者654名を対象にしたアンケート調査の結果を公開しています。

このなかで、資格取得の難易度は「普通」と答えた人が45.0%で最多でした。

協会はこれを「簡単すぎず、難しくない設計」と説明しています。

公式が示す学習時間は未経験で40〜60時間

協会は、学習時間の目安を経験の有無で分けて公開しています。

対象期間の目安学習時間の目安
ウェブ業界経験者1か月〜1か月半15〜30時間
ウェブ業界未経験者2か月〜4か月40〜60時間

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別のQ&Aでは「2025年の公式テキストは400ページ以上で、平均勉強時間は約25時間との統計があります」とも示されています。

平均約25時間という数字は、経験者の目安である15〜30時間の範囲に収まります。

試験は60分60問で、公式テキストの持ち込みができる

試験の条件も、難易度を判断する材料になります。

項目内容
試験形式4択の選択式問題
問題数60問
試験時間60分
受験方法オンライン(インターネット環境のPC)
受験日申込んだ試験の受験期間内で都合のよいタイミング
結果発表試験終了直後に合否判定
受験料17,600円(税込・認定費用込)

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協会は「試験には公式テキストの持ち込みが可能です」と明記しています。

持ち込めるのは紙のテキストだけではありません。

PDF版のテキスト、印刷したテキスト、講師から提供された資料、自分でまとめた資料も使えます。

ただし禁止事項が明示されています。

  • 試験中にデバイスでインターネット検索をすること
  • AIなどを利用すること
  • SNSなどで質問を投稿すること

検索とAIが使えないため、持ち込み可でも「調べれば分かる」状態では間に合いません。

しかも60分で60問なので、1問あたり1分です。

持ち込みは「どこに何が書いてあるか分かっている人」にだけ効く条件です。

ウェブ解析士の難易度を上げる要素と下げる要素

同じ試験でも、条件によって体感の難易度は変わります。

難易度を下げている3つの条件

受験のハードル自体は低く設計されています。

  • 受験資格がなく、業界未経験でも受験できる
  • 公式テキストの持ち込みができる
  • 不合格でも年内(12月末日まで)は再受験できる

協会は「業界の経験は不問です。どなたにも受講・受験いただけます」「プログラミングなどの知識は必要ありません」と案内しています。

難易度を上げているのは400ページ超の分量

一方で負担になるのは、範囲の広さです。

公式テキストは8章構成で、2025年版は400ページ以上あります。

章内容
第1章ウェブ解析と基本的な指標
第2章事業戦略とマーケティング解析
第3章デジタル化戦略と計画立案
第4章ウェブ解析の設計
第5章インプレッションの解析
第6章エンゲージメントと間接効果
第7章オウンドメディアの解析と改善
第8章ウェブ解析士のレポーティング

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アクセス解析だけでなく、事業戦略・計画立案・レポーティングまで入ります。

ウェブ解析という名前から想像するより範囲が広い点が、未経験者の40〜60時間という目安につながっています。

カリキュラムが1月に一新される

協会のカリキュラムは1月から12月の年度で運用され、テキスト・講座内容・試験が1月で一新されます。

協会自身が「資格取得を想定している場合、同じ年の11月までにご検討いただくことをオススメしています」と案内しています。

改訂の幅も公式に示されています。

協会は過年度のテキストについて「毎年3割程度内容が更新されているため、構成が最新のカリキュラムとは異なります」と説明しています。

400ページの3割なら、120ページ前後が毎年入れ替わる計算です。

また2025年版からは、生成AIの活用と評価が出題範囲に加わっています。

年をまたぐと読み直しが発生するため、着手する年のうちに受験を終える前提で計画を立ててください。

ウェブ解析士の難易度と費用は落ちたときまで含めて考える

難易度の判断には、失敗したときのコストも入ります。

取得までの費用は22,000円または33,000円

認定講座の受講は任意です。

受けるかどうかで総額が変わります。

内訳講座を受講する場合講座を受講しない場合
公式テキスト4,400円4,400円
認定講座11,000円—
試験費用(認定費用込)17,600円17,600円
合計33,000円22,000円

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※いずれも税込

差額は11,000円です。

再受験は12,100円で、認定料5,500円が差額になる

不合格だった場合、年内であれば再受験できます。

再受験の価格は12,100円(税込)です。

協会は再受験料について「通常の受験料から認定料を差し引いた12,100円」と説明しています。

17,600円から12,100円を引くと5,500円です。

つまり受験料17,600円の内訳は、試験そのものが12,100円、認定料が5,500円という構成になります。

1回落ちた場合の総額は、講座なしでも22,000円+12,100円=34,100円です。

1回で合格したい場合は、認定講座を足して33,000円にする選択肢もあります。

\公式テキストと試験日程を確認する/

なお協会は、受講料・受験料について「基本的に割引やクーポンのご用意はありません」としています。

補助金・助成金も「協会事務局にて公式に行ってはいません」という案内です。

合格後も年会費6,600円とフォローアップテストが続く

ウェブ解析士は、取得後に維持の条件があります。

  • 年会費6,600円(税込)の支払い(資格認定で入会した初年度は免除)
  • フォローアップテストの合格(受験料無料・合格するまで何度でも受験可・毎年12月25日までが目安)

フォローアップテストに合格できなかった場合、次年度は資格を維持できず無資格となり、オープンバッジも失効します。

難易度として見るべきは、試験当日より「毎年テストを受け続けられるか」のほうです。

ウェブ解析士と上級ウェブ解析士の難易度の違い

上位資格は、試験の形そのものが違います。

項目ウェブ解析士上級ウェブ解析士
受験資格なしウェブ解析士の資格保有者
評価の形60分60問の4択試験演習課題2本と修了レポートの提出
合格基準非公開200点満点で140点以上
費用17,600円(講座11,000円は任意)88,000円(受験料込)
期間の目安1か月〜4か月約2.5か月〜3か月
学習時間の目安15〜60時間40〜60時間

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上級は合格基準が公開されており、200点満点で140点以上と明示されています。

協会は上級について「多くの受講生が『やや難しい』と回答しています」と記載しています。

詳細は上級ウェブ解析士の費用と合格ラインで扱っています。

ウェブ解析士の難易度に関するよくある質問

ウェブ解析士の合格率は何%ですか?

公表されていません。

協会のQ&Aに「現在公表しておりません」と明記されています。

検索で出てくる合格率の数値は、協会の公表値ではありません。

合格点は何点ですか?

公開されていません。

協会は、点数を目標点にしてしまうことを懸念して非公開にしていると説明しています。

未経験でも合格できますか?

受験自体は可能です。

協会は業界経験を不問とし、プログラミングの知識も不要としています。

ただし学習時間の目安は経験者の15〜30時間に対し、未経験者は40〜60時間とされています。

独学でも受かりますか?

認定講座の受講は任意なので、テキストと問題集だけで受験できます。

その場合の費用はテキスト4,400円と受験料17,600円で、合計22,000円です。

落ちたらもう一度受けられますか?

年内(12月末日まで)であれば再受験できます。

再受験料は12,100円(税込)です。

申込フォームで「再受験」を選ぶ必要があります。

試験にテキストを持ち込めますか?

協会は公式テキストの持ち込みが可能としています。

ただし60分で60問を解くため、調べる時間はほとんどありません。

まとめ:ウェブ解析士の難易度は数字ではなく分量で判断する

ウェブ解析士の難易度について、公式情報から整理すると次のとおりです。

  • 合格率は協会が「現在公表しておりません」と明言している
  • 合格基準も非公開で、点数を目標にさせない方針が理由として示されている
  • 取得者アンケートでは難易度「普通」が45.0%で最多
  • 学習時間の目安は経験者15〜30時間・未経験者40〜60時間、公式統計では平均約25時間
  • 公式テキストは8章・400ページ以上で、範囲は事業戦略やレポーティングまで及ぶ
  • 試験は60分60問の4択でテキスト・PDF・自作資料の持ち込み可、ただしネット検索とAIの利用は禁止
  • 公式テキストは毎年3割程度が更新されるため、年をまたぐと読み直しが必要になる
  • 費用は講座なし22,000円・講座あり33,000円、再受験は12,100円
  • 取得後も年会費6,600円とフォローアップテストの合格が毎年必要

点数を目標にできない試験なので、400ページを読み切る時間を確保できるかが実質的な判断基準になります。

勉強時間の組み立てはウェブ解析士の勉強時間で詳しく扱っています。

取る価値があるかを先に判断したい場合はウェブ解析士はいらないのかも参考にしてください。

合格率が公表されている資格と比べたい場合は生成AIパスポートの難易度やITパスポートの難易度が参考になります。

出典一覧

この記事を書いた人

斉藤さやかのアバター 斉藤さやか Mamcamp代表・講師

強みも特技もない一人の主婦から、公式LINE/Instagram/YouTubeなどの運用・監修を1,200件以上経験し、時間と場所に縛られない働き方を実現。

現在はマーケティングコンサルタントとしても活動しながら、これまでに累計900名以上(のべ1,000名近く)の主婦の働き方をサポート。ママキャンでは「強みのない主婦でも、自分に合う仕事は必ず見つかる」という前提で、一人ひとりに合わせた個別サポートに邁進しています。

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